支援総額
目標金額 6,300,000円
- 支援者
- 505人
- 募集終了日
- 2022年11月30日
【能登豪雨】地震の被災地が浸水 緊急支援を開始!
#災害
- 現在
- 16,222,000円
- 寄付者
- 1,693人
- 残り
- 16日
京都花園・大本山妙心寺|重要文化財「明智風呂」と伽藍整備にご支援を
#地域文化
- 現在
- 11,485,000円
- 支援者
- 326人
- 残り
- 16日
視覚障がい者の明るい未来を実現する盲導犬の育成費にご支援を!
#医療・福祉
- 現在
- 3,274,000円
- 寄付者
- 177人
- 残り
- 16日
小さなお寺の大切なたからものを一緒に守り、伝えていただけませんか
#地域文化
- 総計
- 116人
地球の宝を守りつづける|マンスリーサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 635人
高野山親王院|高野山の教科書「秘法」を守る、蔵の建て替えにご支援を
#環境保護
- 現在
- 845,000円
- 支援者
- 45人
- 残り
- 16日
倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト
#歴史
- 現在
- 2,180,000円
- 寄付者
- 176人
- 残り
- 21日
プロジェクト本文
終了報告を読む
お知らせ
新しいクラウドファンディングが始まりました
支援募集期間:2024年5月31日(金)まで
目標金額:500万円
いただいたご支援の使い道:
・収蔵庫限定公開の開催および、公開に伴うデータ取得費用
・2024年度の研究活動費用(壁画の撮影、模擬壁の製作などを予定しております)
今年は初めて収蔵庫限定公開を春に実施し、暑くなる時期の収蔵庫入室による温度・湿度の変化などのデータを取得いたします。どうか2024年度の活動にもご支援をお願いいたします。
法隆寺金堂壁画の保存活用へ
活動資金募集のお願い
将来的な一般公開も見すえた各種調査研究ならびに、設備改修や機器類購入に多くの資金が必要です。ご支援いただいた皆様を壁画収蔵庫見学に人数限定でご招待します。
収蔵庫内の焼損壁画 一号壁、二号壁(向かって左から)
平素は、法隆寺の維持運営ならびに所蔵文化財の保護など、当山の諸活動に多くの皆様よりご支援、ご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
さて、当山では、1949(昭和24)年に火災に遭い一部が焼損した金堂壁画を、焼けた金堂初重の木部とともに大切に保管してきました。それらの恒久的な保存と文化財としての活用を検討するべく、法隆寺金堂壁画保存活用委員会を2015(平成27)年に立ち上げ、科学的な観点から総合調査を続けてきました。大野玄妙・前管長の遺志でもある、壁画の現地での一般公開を目指し、現在もその実現に向けた各種の学術調査を継続中です。
今回のクラウドファンディングは、金堂壁画の保存活用活動資金に広くご支援を募ると共に、ご支援いただいた皆様を壁画収蔵庫見学にご招待するプロジェクトです。
本年9月に実施いたしました1次募集のクラウドファンディングにおきましては、多くの皆様からご支援と応援のお言葉をいただき、厚くお礼申し上げます。しかしながら、目標には至らず、ご支援への返礼としてご用意しました壁画収蔵庫見学にもまだ枠の余裕がございます。
焼損した金堂壁画を間近でご覧のうえ、まずはその現状を広く皆様に知っていただくことは、壁画を後世に受け継ぐ上で非常に大切であると考えております。また、壁画の将来的な一般公開に向けた研究の上で非常に重要なデータとなる、収蔵庫への人の出入りによる、温湿度など環境変化の測定には、まだまだ多くの皆様のご参加が必要な状況です。
立て続けのお願いとなり誠に心苦しいのですが、このたび2次募集を実施することといたしました。本件へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 合掌
法隆寺管長 古谷 正覚
国宝 法隆寺金堂。世界最古の木造建築物として知られ、世界文化遺産にも登録されています。軒の出の深い安定した姿が美しく、入母屋造り二重の瓦屋根と下層の裳階(もこし)の板葺きの対比、これに奥深い軒下の垂木(たるき)や雲斗(くもと)・雲肘木(くもひじき)が調和して快いリズムを奏でています。
そんな法隆寺金堂には飛鳥時代から、釈迦如来や薬師如来などを描いた、高さ約3.1メートル、幅約2.6メートルの大壁4面と、様々な菩薩像を描いた、高さ約3.1メートル、幅約1.5メートルの小壁8面、計12面の外陣壁画と、本尊など諸仏が安置された須弥壇(しゅみだん)上部の「飛天図」と呼ばれる内陣壁画20面などが存在していました。
焼損前の姿を今に伝える貴重なカラー画像[1935(昭和10)年 便利堂撮影]
左から、一号壁 釈迦浄土図、二号壁 半跏菩薩像、三号壁 観音菩薩像
左から、四号壁 勢至菩薩像、五号壁 半跏菩薩像、六号壁 阿弥陀浄土図
左から、七号壁 聖観音菩薩像、八号壁 文殊菩薩像、九号壁 弥勒浄土図
左から、十号壁 薬師浄土図、十一号壁 普賢菩薩像、十二号壁 十一面観音像
(上記12画像:便利堂提供)
しかし戦前から続けられていた「昭和大修理」といわれる解体修理さなかの1949(昭和24)年1月26日、金堂は出火原因がわからない炎に包まれました。幸い、外に出されていた本尊・釈迦三尊像(国宝)をはじめとする仏像群と壁画「飛天図」は難を逃れましたが、外陣壁画の極彩色は失われてしまいました。
この火災は国内外に大きな衝撃を与え、翌年に文化財保護法が制定される契機となったとされ、1955(昭和30)年に1月26日は文化財防火デーと定められました。
金堂火災を報じた朝日新聞紙面(1949年1月27日付朝刊) ※朝日新聞社提供
火災に遭った法隆寺金堂壁画は、1958(昭和33)年に国重要文化財に指定され、現在、当山内にある収蔵庫で焼けた金堂初重の木部とともに厳重に保管されています。
それらの恒久的な保存と文化財としての活用を検討するべく、2015(平成27)年12月に文化庁・奈良県・朝日新聞社ほかの協力で法隆寺金堂壁画保存活用委員会を立ち上げました。壁画の初の科学的な総合調査を実施、2019年1月の中間報告では、①将来的な収蔵庫での一般公開、②火災を免れた飛天図も含めた壁画ならびに焼損部材の再評価が方針として示されました。現在もその実現に向けた各種の学術調査を継続中です。
こうした様々な調査研究には多くの活動資金が必要です。また、収蔵庫内部への外気の直接の流入を防ぎ、入室者が持ち込む水分・湿気やホコリ、カビ、虫などを遮断するバッファゾーンとしての前室確保と、適切な除湿方法の検討は引き続き大きな研究課題であり、特に費用を要するものとなっています。
収蔵庫で資料を調査する研究者ら
聖徳太子1400年御遠忌であった昨年、こうした状況をふまえ、当山として初のクラウドファンディングを実施し、調査・研究のための資金を募りました。結果として約500人の方々にご支援をいただき、リターンとして収蔵庫の限定公開にお招きしました。
皆様からのご支援によって、調査・研究はまた一歩前進し、人の出入りによる収蔵庫内の温湿度変化などのデータ収集もあわせて行うことができました。ご支援いただきました皆様には改めて御礼申し上げます。
法隆寺金堂壁画保存活用委員会の調査研究の模様
昨年に見学いただいた方々とお話ししたところ「1949年に金堂が火災に遭った」という歴史的事実はご存知でも、「壁画が焼損したことを知らなかった」という方や、「壁画焼損は知っていたが、法隆寺に保管されているとは思わなかった」あるいは「壁画は完全に焼失したと思っていた」という方も一定数いらっしゃいました。まずは正しく金堂壁画の現状を知っていただくことがいかに重要かということを実感いたします。
クラウドファンディングで広く支援を募ることによって、多額の調査・研究活動費用を賄うことはもちろん、将来の文化財保護を担う若い方々にも金堂壁画の現状を理解していただき、興味関心を持っていただくことに繋がれば、と考えております。つきましては、引き続き広く皆様より前述の活動資金を募りたいと考えております。
前回のクラウドファンディング(2022年9月実施)では、前室設置工事費および調査費、デシカント式除湿機導入工事費および調査費、壁画収蔵庫見学実施に必要な諸経費などを支援金の主要な使途としてご説明しました。(おかげさまで前室設置工事は既に完了しました。)
今回のクラウドファンディングで皆様からいただくご支援は、将来的な収蔵庫現地での公開を見据え、下記の用途で大切に活用させていただきます。いずれも壁画を良好な状態で中長期に渡って保存しながら、かつ一般公開も行うという非常に繊細な命題をクリアするために必要不可欠な課題です。こちらも皆様のご支援を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
■目標金額:6,300,000円
■実施内容および目標金額の使途:
・デシカント式除湿機導入工事費および調査費
最新式のヒートポンプデシカント方式の外気処理機(デシカント式除湿機=ダイキン製DESICA)を導入し、データを収集。将来的な一般公開に向けて最適な除湿方式を検討します。(導入・設置工事費は非常に高額となるため、前回に引き続き募集いたします。)
・壁画メンテナンス費用
壁画を公開するにあたり、公開前と公開後に壁画の状態を調査し、必要に応じてカビやホコリ等の除去を行います。壁画を傷つけないよう、専門家による点検・除去作業が必要です。
・将来的な一般公開を見据えた今後の調査、研究のための費用
法隆寺金堂壁画保存活用委員会による今後の調査、研究のため、焼損した外陣壁画12面の現状を正確に記録する高精細撮影を行います。撮影を終えた六号壁に続き、2022年度は一号、八号、九号壁の撮影を計画しております。
※本クラウドファンディングはAll in形式です。期日までに集まった支援金額にかかわらず当初予定していた規模のプロジェクトを実施します。
昨年の限定公開の様子
昨年同様、ご賛同をいただけた方には、収蔵庫を見学していただく機会を設けます。
収蔵庫の見学は、良好な保存状態を保つため、あらかじめ人数を限定しております。総数1,250人という制限がありますが、できるだけ多くの方々に壁画の現状をご覧いただき、金堂壁画の保存活用資金へのご協力とご理解をいただければ幸いです。
実施日:
2022年11月2日(水)~30日(水)の(12日、13日、15日、20日を除く)、全25日程
※今回のクラウドファンディングは2次募集です。上記日程のうち、1次募集にて定員に達しなかった日時の見学会にご招待いたします。
※今回は特設電話での募集は実施しません。9/16~22の間に特設電話で申し込みを受け付けました11/14(月)、16(水)両日の見学枠の一部も募集します。
実施時間:
各日程、10:00から16:00までの間の30分区切り(13:00〜14:00を除く)、計10コマ
所要時間:
30分間(ガイダンス含む)
参加人数:
各回5名様ずつ
法隆寺金堂壁画は、日本美術史では別格の存在としてかつては扱われ、インド・中国というシルクロードの影響によって日本人の感性の限界を大きく乗り越えた芸術性で知られていました。惜しくも、戦後、失火により焼損し、文化財保護法制定の原動力となり、当時としては望みうる最高の保存処置が行われましたが、その公開は厳しいものがあり、傑作は次第にその存在感を薄くしていきました。しかし、その芸術性と文化財を守る重みは、この傷ましい姿を拝見すれば身に沁みるものがあります。今回の法隆寺様の御公開への決意も、先人の労苦を歴史として未来に伝えんとする強い思いからと察せられます。この後の未来のため、本事業に強く賛同するものです。
今回のクラウドファンディングは2次募集です。
1次募集にて制限人数に達しなかった日時の見学会にご招待いたします。各日程、実施日の2営業日前の朝9時に受付を終了いたします。(営業日は土日祝日を除く平日となります。)
お申込みについて
・1口につき、1名様が入場できます。グループでご見学の際は、人数分お申し込みください。
・銀行振込でのご支援の場合、見学日の2営業日前までにはご入金を完了させていただくようお願いいたします。
・ご支援確定後のキャンセル・日時変更はできません。お間違えのないようご注意ください。
・法隆寺に直接、支援金をお持ちいただいても見学の対象にはなりません。運営へのご協力をお願いいたします。
・旅行商品を作る目的での支援は固くお断りします。
お申込みの確認について
・支援完了時にメールが届きます(クレジットカード決済時は決済完了時、銀行振込の場合は①申し込み完了時、②入金確認時の2回)。支援完了後、上記メールが届かない場合は、申し込み処理が正式に受理されていない場合がありますので、READYFORお問合せフォームまでお問い合わせください。
・支援完了後のメールとは別に、見学当日に必要な「参加証」を法隆寺金堂壁画限定公開事務局よりメールで発送します。一部メールの受信拒否設定をされている方は、@outlook.comからのメールを受信できるように設定をお願いします。なお、「参加証」メールが「迷惑メールフォルダ」に届くケースがありますので、念のためそちらをご確認のうえ、見学前日までに届いていない場合は、法隆寺金堂壁画限定公開事務局(horyuji_press@outlook.com)までご連絡ください。
見学当日について
・当日は指定の見学開始時間の10分前までに、法隆寺境内の大宝蔵殿入り口にお集まり下さい。
・受付でメールで送信された参加証を確認いたします。スマートフォンなどの画面上で提示するか印刷したものをお持ちください。
・ご入場の際、ご本人様であることを確認させていただくことがございます。マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証、パスポートなど、ご本人であることがわかるものをお持ち下さい。
・手荷物は最小限でご参加下さい。
・収蔵庫内の環境を維持するため、シューズカバーを履いていただきます。ヒールのある靴はご遠慮下さい。
・伽藍拝観券は支援1口につき1枚を、収蔵庫見学受付(大宝蔵殿入り口)にてお渡しします(西院伽藍内・大宝蔵院・東院伽藍内共通、有効期限は2022年12月中)。なお、伽藍拝観は午後4時30分までとなっていますので、当日に伽藍拝観もされる場合は、収蔵庫見学の時間帯と重ならないようご対応をお願いします。受付は午前9時45分には開設していますので、早めに伽藍拝観券を引き取りに来ていただいても結構です。
・悪天候などにより、収蔵庫内の環境が急変した場合や、急変が予想される場合は、見学を中止し、日時の変更をお願いする場合があります。
・見学参加資格は小学生以上(小学生は保護者または成人の同伴必要)です。未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
新型コロナウイルス感染予防対策ご協力のお願い
・収蔵庫の見学にご参加の際はマスク着用、手指消毒、検温へのご協力をお願いいたします。見学される方同士の間隔を空けていただきますよう、ご協力をお願いいたします。なお、せきや発熱などの症状がある方は見学をご遠慮いただく場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
個人情報の扱いについて
・支援者様の個人情報は、本クラウドファンディングの実行者である法隆寺および法隆寺金堂壁画保存活用委員会事務局を担う株式会社朝日新聞社が取得し、収蔵庫見学の実施運営(見学参加証の送付、見学受け付け、お問い合わせへの対応、荒天による中止・日程変更など金堂壁画限定公開に関する諸連絡等)の目的で利用いたします。
・収蔵庫見学の実施運営にかかわる事務作業および作業に必要となる個人情報の取り扱いを、株式会社シミズオクトに委託します。委託に際しては、個人情報が適切に管理されるよう必要かつ適切な監督を行います。
・以上の他支援者様の情報については、 READYFOR利用規約 第23条(支援者の個人情報の取扱い)に定める目的の範囲で利用し、個人情報の保護に関する法律その他の関係法令に従って厳正に取り扱うものとします。
その他ご支援にあたってのご不明点については、READYFORヘルプページをご確認ください。
あたたかいご支援をいただきましてありがとうございます。見学枠は受付終了となりましたが、『お気持ち支援』は11/30(水)23時まで受け付けております。
※お気持ち支援には見学はついておりません。
- プロジェクト実行責任者:
- 聖徳宗総本山 法隆寺
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
法隆寺金堂壁画収蔵庫の壁画の限定公開を行うとともに、いただいた支援金は前室の改修、デシカント式の除湿器の設置、および温湿度、カビなど壁画にかかる負担についての調査・研究費用として活用させていただきます。
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プロフィール
推古15(607)年ごろ、聖徳太子によ って創建されました。国宝の金堂や五重塔などは世界最古の木造建築物として知られ、世界遺産に登録されています。
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リターン
プロフィール
推古15(607)年ごろ、聖徳太子によ って創建されました。国宝の金堂や五重塔などは世界最古の木造建築物として知られ、世界遺産に登録されています。