オンラインで遺言作成と遺贈寄付ができるオーストラリア・ニュージーランドの現状

近年、オーストラリア・ニュージーランドではオンライン上で遺言書を作成して、非営利団体に対して遺贈寄付まで遺すことができるプラットフォームが立ち上がり、利用者が増えてきているそうです。

そのプラットフォームの一つであるSafewillのレポートでは、2023年1月1日から12月31日までの間に、3万件以上の遺言がSafewill上でレビューされ、4800件以上の遺贈寄付が誓約されたそうです。

Safewillでのオーストラリアの遺贈寄付の概況（Safewill Annual Gift in Will Report Australia 2023より）

また、もう一つのオンライン遺言プラットフォームであるGathered Hereでは、2020年11月～2023年10月末までで、36,274件の遺言、総額4億4200万オーストラリアドル相当の遺贈寄付が誓約されたと公表されています。

Gathered Hereでのオーストラリア・ニュージーランドの遺贈寄付の概況（Gathered HereのGifts in Wills Report 2024より）

そんなオーストラリア・ニュージーランドで広がるオンライン・プラットフォームを活用した遺贈寄付の動向は、下記2つのnote記事で公開しています。

・オーストラリアとニュージーランドで広がるオンラインで遺贈寄付を残せるプラットフォーム：3万件の遺言の分析レポートから

・オンライン遺贈寄付について知っておくべき10のこと：オーストラリアのプラットフォームGathered Hereの取組み