こんにちは。

さて、引き続き、第2弾と致しまして、何故、ヒューマンスキルが必要なのか?について書かせて頂きます。

 

前回はヒューマンスキルの中の「モチベーション」についてお話をさせて頂きましたが、今回は「ポジティヴ」についてです。

 

私が提唱しているポジベーション理論におきましては、ポジティヴやネガティヴというものは「感情」の要素です。 まずはここを押さえながらお聴き頂きたく思います。

 

実は、このポジティヴ。 巷では「プラス思考」などと呼ばれますように、「プラス」という意味のイメージがありますが、本当はそうではないのです。

ポジティヴ自体には何の意味もありません。 えっ?と思われた方も大勢いらっしゃる事でしょうが、ポジティヴという言葉自体には何の意味も無いのです。 これはどういう事だと思いますか?

 

答えを申しますと、ポジティヴという言葉はネガティヴという言葉と一対に使われて初めて「前向きな」ですとか「積極的な」という意味を帯びるものなのです。 つまり、ポジティヴとネガティヴは2つで1つなのです。

これは光と影にも似ていますね。 光があるから影があり、影があるから光がある。 ですから、ポジティヴ自体が良い訳でも悪い訳でもありませんし、それはネガティヴについても同じです。 そもそも人生における物事の大半におきましては、良い悪いという2分割は出来ないものの方が多いと思います。

 

それでは本題に入りますね。

 

ポジベーション理論におけますポジティヴ(ネガティヴ)の定義とは、①「物事や出来事から感じ取ったものに意味づけされたもの」というものです。

そして、もう一つあります。 それは、②「意味づけしたものを展開していく思考」です。

 

少し難しいでしょうか?

 

①につきましては、例えば、「お金」という物事に対し、ある人は「お金持ちは悪い人が多い」という意味づけをする人も居るでしょうし、ある人は「お金とは権力だ」ですとか、「お金は人生において最重要ではない」などといったように多種多様な意味づけがされています。このような意味です。

 

②につきましては、例えば、上の例に挙げた「お金持ちは悪い人が多い」と意味づけたものを、「本当にそうなのか?そうではない人も居るのではないか?」と想像して検証するイメージです。

 

何となくお分かり頂けましたでしょうか?

そこでポジティヴとネガティヴを分ける重要な要素が2つあるのです。 それは次の要素です。

 

①判断基準(価値観)

②創造的思考力(別名:水平思考力)

 

この2要素です。

 

①の要素は、「お金持ちに悪い人が多い」という意味づけをさせる根幹のものです。つまり、お金というものに対する価値観が顕著に表れています。 このような人の場合、多くは生きてきた環境と、そこから生じた強い感情の結果が「お金」というものに対してネガティヴな感情を生み出させているのです。

 

また、②の要素につきましては、少しレベルが上がります。 思考力のレベルです。 何の思考力かと申しますと、先ほど述べました創造的思考力です。 これは「何かを生み出す力」や「何かをイメージする力」などを意味しており、企画力にも近い要素です。

 

では、何故、ヒューマンスキルの中の「ポジティヴ」が生きる上で必要なのでしょうか?

それは、「自分にとって望ましくない思い込みから逃れる為」です。 先ほどの価値観とは「思い込み」あるいは「固定概念」の事です。「既成概念」ともいいます。 この「思い込み」が自分の生きる上で望ましいものであれば結構なのですが、そうでない場合が実に多いのです。

 

そして更に言いますと、相反する価値観を持っている人も多いのです。

例えば、「競争」と「平和」などです。 この2つの価値観同士が潜在意識の中で互いにぶつかり合う事で生きにくくなっているのです。 せっかく論理的思考力を持ち合わせているのに、望ましくない判断基準(価値観)を通してしまいますと、その基準に沿って行動してしまいます。

その結果は自ずと見えています。同じ事の繰り返しです。

 

本日の内容で、ポジティヴというもののイメージが変わったのではないでしょうか? ポジティヴとは、単に前向きになる事や積極的になる事ではないのです。無理にポジティヴになろうとしても難しいのです。 望ましい価値観や創造的思考力の向上によって、ポジティヴ化するものです。

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