このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
フィリピンの危機的状況下の子どもを応援する!マンスリーパートナー
マンスリーサポーター総計
プロジェクト本文
▼団体の紹介
はじめまして。特定非営利活動法人アイキャンの代表理事、鈴木真帆です。アイキャンは、一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む国際協力NGOで、愛知県名古屋市に本部事務所があります。
始まりは1994年。フィリピンを訪れた一人の会社員が、子どもたちの置かれた状況を目の当たりにし、「何かできることがあるはず」と、友人と集めた5万円をもとにアイキャンを設立しました。「ICAN」という名称には、「できることから始めよう」 という想いが込められています。
1994年の団体設立以来、奨学金提供・給食提供・保健医療・生計向上・災害や紛争時の支援等、「できること」を増やして、フィリピン・ジブチ・イエメン・ソマリア・日本において活動してきました。特に、フィリピンでの活動は現在まで続いており、28年の実績があります。(2022年現在)
▼継続寄付の重要性
アイキャンの特徴は、人々の中に入り込んで、そこに住む人々と「ともに」プロジェクトを行うことにあり、何かを「あげる」のではなく、生活が向上し続ける「システム」を作り上げることを重視しています。こうしたシステムを作り上げていくには、継続的な活動がとても重要です。
そのため、アイキャンでは、毎月一定の金額を寄付してくださる「マンスリーパートナー」を募集しています。マンスリーパートナーの方からのご寄付は、事業地の中でもその時最も必要とされている子どもたちの活動や、活動を支える組織運営に使用され、子どもたちの将来を確実に作り上げていくことにつながります。
▼今回の資金の使いみち(活動例)
■フィリピンの路上の子どもたちとの活動
フィリピンには、25万人以上の路上の子どもが存在すると言われています。その数は誰も正確に把握できておらず、住所や出生登録自体がされていない子どもたちは、統計上の数字にすら表れることがありません。日々の空腹や、家庭内での暴力、さらに社会からの差別や偏見に苦しみ、辛さを忘れるために薬物に手を染める子どもも少なくありません。
親の愛情を知らずに育った子ども
日々危険と隣り合わせの子ども
社会からも見放された子ども
そのような路上で生活する子どもが、大人たちから愛情を注がれ、安心して日々を過ごすことができ、夢や目標に向かって応援してもらえる「最後の砦」となる児童養護施設「子どもの家」など、現在実施している様々な活動をご紹介します。
1)児童養護施設「子どもの家」
路上で生活していた5~18歳までの身寄りのない子どもや育児放棄された子どもたちを保護し、安全かつ愛情にあふれたホームを提供しています。衣食住はもちろん、通学や医療支援、レクリエーション活動を通して、子どもが子どもらしく育つことのできる環境を整えています。
2)路上教育
路上で生活する子どもたちが、希望を持って将来を考えることができるよう、道徳教育や識字教育、また疾病や傷病の対処法に関する保健教育の実施をしています。また、傷病など緊急対応が必要な子どもたちに対して当団体の看護師職員が医療的措置を施すこともあります。
3)職業訓練
かつて路上で生活していた青少年たちに対して、安定した収入を得るための職業訓練や、社会への参加の機会を提供しています。また、路上から抜け出した青少年たち自身による、路上の子どもの課題への啓発活動も後押ししています。
■フィリピンのごみ処分場周辺地域に住む人々との活動
廃品回収で得たプラスチックや廃材等の資源を換金することにより収入を得ている人々の多くは、法定最低賃金の1/4程度の収入しか得られず、一日に3回の食事ができず極度の栄養失調の状態にあることが少なくありません。電気や上下水道等の社会インフラ設備や公共サービスへのアクセスも安定しておらず、さらに劣悪な衛生環境が住民に深刻な健康被害をもたらしています。
1)給食活動
現地NGOや地域ボランティアとともに、5歳未満の低栄養状態の子どもたちへの給食を提供しています。また、給食活動に参加する子どもの親を対象に、安価で栄養価の高い料理の作り方研修や、子どもを病気から守るための保健・衛生研修、地域住民全体を対象にした栄養・保健・衛生の啓発活動も実施しています。
2)フェアトレード推進活動
パヤタスごみ処分場での生計向上事業から、2005年にアイキャンから独立した女性フェアトレード団体(SPNP:パヤタスの生計向上のためにがんばる母親達)をはじめとする生産者団体の運営を支え、生産者のエンパワメントと収入向上を目的として、フェアトレード商品を販売しています。
▼皆さまのご支援が私たちの活動を支えてくださっています
▼事業地の声
事業地から届いた声の一部を紹介いたします。
■アイキャンの「子どもの家」で暮らす男の子
僕は、「子どもの家」に入所する前は、学校に通うことはできず、路上でタバコなどを売って生活していました。当時は、シンナーやタバコを吸ったり、窃盗など悪いことをたくさんしていました。生きていくために仕事せざるを得なかったけど、学校にはずっと通いたいと思っていました。学校を卒業して、安定した仕事を得て、自分の家族を養うことが僕の夢だったからです。「子どもの家」に入所して、現在は学校に通うことができて本当に嬉しいです。僕は成績優秀者として表彰されたこともあり、自分に自信を持てるようになりました。また、悪いこともしなくなり、ちゃんと規則を守って生活することもできるようになりました。僕は、「子どもの家」に入所して、変わることができました。だから、現在、路上で生活している子どもには、こう伝えたいです。お金がないのは大変なことだけど、それを理由にはせずに、周りの大人に助けを求めて、教育をみんなにも受けてほしい。そうすれば、きっと夢は叶うはずだから。
■アイキャンの給食活動に参加した女性
私には3歳の子どもがいますが、経済的な理由で、ごみとして捨てられていたファストフードの残飯を洗い、再加熱した料理(現地語で「パグパグ」)を、子どもに食べさせていました。そのため、子どもが下痢症を患って、すごく痩せて体重が減ってしまったことがあります。でも、アイキャンの研修に参加して、安くても栄養のある料理を作れることを学びました。今は、スープの中にモリンガの葉を入れるようにしています。また、アイキャンの給食活動に参加するようになって、近所の母親との繋がりも強くなったと思います。給食活動で元気がない子どもがいた場合、何か病気ではないかと皆で気に掛けるなど、地域全体で子どもたちを守り育てる環境が生まれてきています。
「子どもの家」の卒業生からのメッセージ
▼支援者の声
ボランティアやマンスリーパートナーとして活動を支えてくださる支援者の声を紹介いたします。
■H.Mさん
世界の貧困について書かれた本を読んだことがきっかけに、ボランティアとしてアイキャンの活動に関わるようになりました。「アイキャン」の名称の由来の通り、どんなに小さくても自分にできることをするのが大切だと感じ、ボランティアとして活動しています。また、新型コロナウイルスの影響でボランティアの受け入れが停止している間にも何か力になれることはないかと、マンスリーパートナーにも申し込みました。貧困問題を解決する活動に少しでも携われていること、そしてスタッフの皆さまがいつもあたたかく迎え入れてくださることに感謝しながら、これからも継続して応援をしていきたいです。
■Y.Kさん
アイキャンの活動に直接関わるようになって5年以上が経ちます。元々はスポーツ写真を撮る仕事をしていましたが、食べ物がなかったり、戦争などでスポーツをしていられない人達が世界中にいることに気付き、様々なボランティア活動に取り組むようになりました。そんな中、アジアでまだ紛争の渦中であるミンダナオで活動していたアイキャンを知りました。年に数回の募金などをした際には、手書きでアイキャンから感謝の文面が送られてくるなど、どのNGOよりハートフルなものを感じ、「アイキャンの近くに住もう」と名古屋市に越して来ました。今ではマンスリーパートナーにもなり、時々事務所で直接手伝う私になりました。
▼マンスリーパートナーになると
・毎月の活動をお伝えする「マンスリーレポート」をメールでお届けします
・会報(年2回発行)を郵送でお届けします
・お誕生日には、フィリピンの人々からのギフトを郵送でお届けします
・年に1回(毎年1月)寄付金領収書(*)を発行し、郵送でお届けします
(*)アイキャンは名古屋市の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、アイキャンが発行する寄付金領収書を使用して確定申告を行うと、税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。
<税制優遇の内容>
・個人の場合:2000円以上の寄附をされた方は、寄付金受領証明書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
<寄付金領収書の発行について>
寄付金領収書は毎年1月に、前年分(1月1日~12月31日)の寄付金を合計した額で、一括送付いたします。その際、領収書の日付は前年の12月31日で統一させていただきます。紛失などによる領収書の再発行は致しかねますので、申告時まで大切に保管してください。
領収書名義:READYFORアカウントにご登録の氏名を宛名として作成します
領収書発送先:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします
参考)https://ican.or.jp/join/donation/
▼最後に…
アイキャンは「世界中の子どもたちが権利を享受し、将来にわたり自立した生活を送れる平和な社会」を目指して活動しています。
そのためには、現地の子どもたち、そして、子どもたちを守るべき周囲の大人たちのできることを増やしたり持ち寄ってもらうだけでなく、日本の私たちのできることも増やし、持ち寄ることが重要だと考えています。
ぜひ、マンスリーパートナーとして、皆さまの力をお貸しください!
<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク)
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク)
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク)
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク)
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
- 寄付金が充てられる事業活動の責任者:
- 特定非営利活動法人アイキャン)
- 団体の活動開始年月日:
- 1994年4月1日
- 団体の法人設立年月日:
- 2000年7月25日
- 団体の役職員数:
- 10〜29人
活動実績の概要
【2021年度成果概要】「フィリピン事業」を通じて、2021 年度生活が向上した人数:2,010 名、「国内事業」を通じて、2021 年度できることを実践した人数:4,462名
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プロフィール
アイキャンは、貧困や紛争、災害など危機的状況にある子どもたちの生活改善に取り組んでいる国際NGOです。 何かを「与える」活動ではなく、そこに住む人々と「ともに」活動することで、世界中の子どもたちが享受できる平和な社会の実現を目指しています。 アイキャンという名称には「一人ひとりのできること」を持ち寄って活動を進めるという意味が込められており、できることを実践する人(=”I can” アイキャンな人)を増やすこともアイキャンの使命です。
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コース
1,000円 / 月
マンスリーパートナー月1,000円
・毎月の活動をお伝えする「マンスリーレポート」をメールでお届けします
・会報(年2回発行)を郵送でお届けします
・お誕生日には、フィリピンの人々からのギフトを郵送でお届けします
・年に1回(毎年1月)寄付金領収書を発行し、郵送でお届けします
3,000円 / 月
マンスリーパートナー月3,000円
・毎月の活動をお伝えする「マンスリーレポート」をメールでお届けします
・会報(年2回発行)を郵送でお届けします
・お誕生日には、フィリピンの人々からのギフトを郵送でお届けします
・年に1回(毎年1月)寄付金領収書を発行し、郵送でお届けします
5,000円 / 月
マンスリーパートナー月5,000円
・毎月の活動をお伝えする「マンスリーレポート」をメールでお届けします
・会報(年2回発行)を郵送でお届けします
・お誕生日には、フィリピンの人々からのギフトを郵送でお届けします
・年に1回(毎年1月)寄付金領収書を発行し、郵送でお届けします
10,000円 / 月
マンスリーパートナー月10,000円
・毎月の活動をお伝えする「マンスリーレポート」をメールでお届けします
・会報(年2回発行)を郵送でお届けします
・お誕生日には、フィリピンの人々からのギフトを郵送でお届けします
・年に1回(毎年1月)寄付金領収書を発行し、郵送でお届けします
プロフィール
アイキャンは、貧困や紛争、災害など危機的状況にある子どもたちの生活改善に取り組んでいる国際NGOです。 何かを「与える」活動ではなく、そこに住む人々と「ともに」活動することで、世界中の子どもたちが享受できる平和な社会の実現を目指しています。 アイキャンという名称には「一人ひとりのできること」を持ち寄って活動を進めるという意味が込められており、できることを実践する人(=”I can” アイキャンな人)を増やすこともアイキャンの使命です。
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