
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 28人
- 募集終了日
- 2022年6月30日
終了報告を読む

入院する子どもたちを笑顔に!ファシリティドッグ育成基金2023
#子ども・教育
- 現在
- 17,570,000円
- 支援者
- 1,296人
- 残り
- 16日

アフガニスタン地震緊急支援

#国際協力
- 現在
- 1,476,000円
- 寄付者
- 160人
- 残り
- 1日

抱樸 活動35年"ひとりにしない"支援の集大成「希望のまち」

#まちづくり
- 現在
- 14,212,000円
- 寄付者
- 881人
- 残り
- 26日

幻肢痛交流会サポーター|自己リハで幻肢痛の緩和を 活動費のご支援を

#医療・福祉
- 総計
- 4人

DV被害等に悩む貧困女性を支える|オリーブの家おやこ基金

#子ども・教育
- 総計
- 52人

【サポーター募集】鹿児島県に民間DVシェルターを継続的に運用する
#まちづくり
- 総計
- 35人

【岡山県総社市】重症児デイサービスを守る!マンスリーサポーター募集

#まちづくり
- 総計
- 31人
プロジェクト本文
終了報告を読む
NPO法人葵風(あおいのかぜ)の月東佳寿美(がっとう・かすみ)です。障がい児童を中心に共生社会・子どもたちの明るい未来をつくることをめざし、2015年10月に活動を始めました。
新拠点「いちほしアトラス」を設立した背景
自身の危機管理能力が低い子どもたちは、それに比例して危険行為に及ぶ可能性も高くなるため、自立した生活を送れるように支援する「療育」を必要としているにもかかわらず、施設の利用を断られるケースが少なくありません。
小学3年生、4年生の頃は、問題行動につながりやすい「ギャングエイジ」「中間反抗期」と呼ばれる、繊細な対応が必要になる時期です。そうした年齢に差し掛かった子どもたちは対応が難しくなります。そのため、暴れる、室内から飛び出してしまう、他害行動のある子は「卒業」と言われ、施設利用の日数を減らされ、徐々に退所になることが多くあります。
施設を利用していない子の場合も、その年頃には親御さんが対応に手を焼くことも多く、そうなってから「これから療育を受けたいのだけれど…」という相談が舞い込むことも珍しくありません。
支援施設から療育を断られてしまうのは、療育が必要な子どもが増加傾向にある昨今、安全性が確保できるキャパシティとの兼ね合いを元に判断している部分も大きいため、決して責任逃れや意地悪でそうなってしまうわけではありません。しかし、療育が必要な子の中でも特に動きの激しい子は施設から利用を断られやすく、そのために困っている家庭が存在しているのが現状です。
葵風では、学校関係者や福祉事業者からの紹介等を通じて、途中入所の子どもたちが増えています。しかし、施設を増やしたくてもNPOであるからと銀行の融資が受けられず、ストップしていました。そこで、行政ではあまり例がないといわれる放課後等デイサービスの施設助成にて、今回施設を新規で設立することとしました。
子どもたちの居場所を安心・安全な場所に
療育施設で支援を受ける子どもたちには、障がい特性としてこだわりが非常に強い子や、危機管理が困難な子、パニックを起こしやすく頻繁に自身の制御ができなくなる子など、さまざまな子どもがいます。
こだわりが強い子には、施設内の扉を乗り越えてでも目標のもの(例えば川や車など、その子それぞれです)へ執着し、駆け出してしまう子がいます。これまでの利用者の中にも敷地内で遊んでいた際、危険防止のためスタッフが監督していたにもかかわらず、不意に門から飛び出し、道路に出てしまった子がいました。幸いにしてちょうど車通りもなく事故には至りませんでしたが、確実な安全の確保がいかに難しいかを痛感した出来事でした。
昨年、岡崎市内のデイサービスで、施設を脱走した児童による水難事故がありました。たとえそこまでは至らなくとも、常に脱走の機会をうかがっている彼らの安全を守る私たちにとっては、けっして他人事ではありません。
もちろん施設では、そうした危険を可能な限り排除した上で療育を行っているわけですが、安心・安全な療育を行っていくための安全対策は、どれだけ重ねても足りません。
地域の“交流の場”にもしていきたい!
こんにちは。葵風 北辰会いちほしの柴田恭子(しばた・きょうこ)です。
学校に行けずに公園を日中うろうろしていた子。家から出られない子。弟や妹が赤ちゃんだから世話をしなくちゃいけなくて…、どうしても朝に起きられなくて…、勉強がわからないしつまらないからもう学校に行きたくない…。地域にはそう言って社会に溶け込めず、内にこもってしまう子どもが大勢います。
そうした問題に対し、施設を“交流の場”として一部を開放したことで、遊びに来る子やボランティアとして手伝いに来てくれる子が出てくるなど、回を重ねるごとに積極的になり、子どもたちの表情も明るくなってきました。
そうした子どもたちの姿に引っ張られ、親御さんが顔を出してくれることも増えました。さらには地域の高齢者の方がボランティアとして参加してくれ、「子どもたちとの交流を楽しんでいる」との声もたくさん聞くようになりました。
今回新たに立ち上げた「いちほしアトラス」もそうした交流の場にしていきたいと考えています。多様な人びとが集まる場として環境を整える必要があります。そのためには施設の安全確保のほか、いざという時にも頼りにできる場、災害時にも役立つ施設として運営できるよう整備したいと考えています。
施設の建設自体は助成金を活用することができましたが、全額は助成されないため、残りの940万円は自己資金を充てる必要があります。また、上記に記載した“子どもたち&地域の人にとって安心・安全な交流の場”を実現するための設備資金が足りないため、今回葵風として初めてクラウドファンディングに挑戦することにしました。
「いちほしアトラス」施設概要&スケジュール
定員:1日10名
障害者、地域近隣者の緊急防災拠点(緊急避難用具、非常食など備蓄)/AED保管場所
木造二階建て延べ面積98.55㎡
建設費用 2,940万円 (資金内訳:助成建設補助費2,000万円/自己資金940万円)
2020年8月 施設補助費申請
2021年11月 工事着工
2022年2月22日 指定障がい児通所事業指定申請受理
4月1日 開所
5月9日 クラウドファンディングスタート
6月30日 クラウドファンディング終了
資金の使いみち
○目標金額:200万円
○目標金額の使途および実施する内容
1)安心・安全な施設運営のための設備費用:100万円
(子どもの飛び出し防止のための柵、AED購入、車いすの子ども用のテーブル購入等)
2)緊急避難場所、防災拠点としての防災グッズの購入費用:50万円
(吸引機、医療器具、など非常時に必要な予備電気、発電機や蓄電器等)
3)近隣の住民等との交流の場設営費用:20万円
(お年寄りにも優しい高さのテーブル・椅子のセット購入、冷蔵庫購入等)
4)子どもたちと作る看板作成・設置費用:30万円
(看板&人にまちにやさしい街づくり条例に合わせたスロープにみんなの手形や絵を描きたい!)
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。
応援メッセージを寄せていただきました!
【子ども食堂「いちほし小町」によく参加してくださる長尾さま】
小さい頃、「おかえりー」と声をかけてくれたご近所さん。
見守りや声かけが当たり前だった時代、自分はたくさんの人に守られてると安心感をもらっていました。その感覚と同じ、安心した時を過ごせる空間、そしていろいろな人たちが寄り合い、一人ひとりを大切に、温かく見守ってくれる場所ができました。
これからももっとたくさんの人たちの笑い声、話し声が聞こえる場所となっていくことと思います。
応援しております。
【利用者のお母さま】
デイサービスに通う発達障害女の子の母です。
同年代の子と上手にコミュニケーションをとったり遊んだりすることが苦手で、クラスの中でも孤立することが多く、学校ではあまり笑わない子でした。
そんな時に放課後デイサービスと出会い、コミュニケーションのとり方、ルール、お友だちと遊ぶ、などなど少しずつ学ぶことができ、自信につなげることができました。
現在、中学一年生ですが、新しいクラスの子に話しかけたり、休日にはお友だちと遊びに行くようにもなりました。まさかこんな日が来るなんて! とうれしく思っております。
私は、子どもがいつも笑顔で安心して過ごせる、そんなデイサービスを応援したいと思います!
最後まで読んでくださったみなさまにお願い
葵風待望の施設がようやくできあがります。障がい特性のある子どもたちは突発的に動くことも多く、サポートの職員も子どもたちを守るためにケガが多くなります。そのような問題には施設の環境整備を整える必要がありますが、児童の施設に関しては法的な決まりはなく、努力義務になっています。
2021年に岡崎市でも悲しい事故がありましたが、子どもたちの命を守ることは簡単なことではありません。車のシートベルトは着用義務があるにもかかわらず、送迎でシートベルトを締めることやドアを施錠することは「身体拘束」と同一と捉えられ、親の許可が必要になっています。
保護者やご本人に安心して施設に通ってもらえることはもちろんですが、近隣の人たちにも「ここに施設があってよかった」と安心と理解を深められる場所を、葵風はめざしています。特性のある子どもたちへの理解を深めてもらうために、日常の行事などにも参加してもらい、ただの箱である施設をみなさんと一緒に色をつけ、「どこかの福祉施設」ではなく、「誰もが『自分たちの居場所』と感じられる場所」にしていくために、みなさまのご支援・ご協力をお願いします。
- プロジェクト実行責任者:
- 月東佳寿美(NPO法人葵風)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
(1)安心・安全な施設運営のための設備費用:100万円 (2)緊急避難場所、防災拠点としての防災グッズの購入費用:50万円 (3)近隣の住民等との交流の場設営費用:20万円 (4)子どもたちと作る看板作成・設置費用:30万円
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プロフィール
障がい者やその親御さんの支援を行う放課後等デイサービス「北辰会いちほし」や相談支援事業所「北辰会ななほし」を、子ども食堂「いちほし小町」、食品ロス対策「フードパントリー トレジャー7」を運営し、地域共生社会をめざしたまちづくりを行う団体です。
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リターン
3,000円+システム利用料

「いちほしアトラス」設立寄付者|3,000円
(1)支援者ボードへのお名前掲載(掲載可の方のみ)
(2)感謝の集いへのご招待(22年8月頃開催予定)
(3)子どもたちがつくったオリジナル作品
(4)お礼のお手紙+子どもたちが作ったカード
(5)『年次報告書』の送付(23年2月発送予定)
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
5,000円+システム利用料

「いちほしアトラス」設立寄付者|5,000円
(1)支援者ボードへのお名前掲載(掲載可の方のみ)
(2)感謝の集いへのご招待(22年8月頃開催予定)
(3)子どもたちがつくったオリジナル作品
(4)お礼のお手紙+子どもたちが作ったカード
(5)『年次報告書』の送付(23年2月発送予定)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
10,000円+システム利用料

「いちほしアトラス」設立寄付者|1万円
(1)支援者ボードへのお名前掲載(掲載可の方のみ)
(2)感謝の集いへのご招待(22年8月頃開催予定)
(3)子どもたちがつくったオリジナル作品
(4)お礼のお手紙+子どもたちが作ったカード
(5)『年次報告書』の送付(23年2月発送予定)
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
30,000円+システム利用料

「いちほしアトラス」設立寄付者|3万円
(1)支援者ボードへのお名前掲載(掲載可の方のみ)
(2)感謝の集いへのご招待(22年8月頃開催予定)
(3)子どもたちがつくったオリジナル作品
(4)お礼のお手紙+子どもたちが作ったカード
(5)『年次報告書』の送付(23年2月発送予定)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
50,000円+システム利用料

「いちほしアトラス」設立寄付者|5万円
(1)支援者ボードへのお名前掲載(掲載可の方のみ)
(2)感謝の集いへのご招待(22年8月頃開催予定)
(3)子どもたちがつくったオリジナル作品
(4)お礼のお手紙+子どもたちが作ったカード
(5)『年次報告書』の送付(23年2月発送予定)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
100,000円+システム利用料

「いちほしアトラス」設立寄付者|10万円
(1)支援者ボードへのお名前掲載(掲載可の方のみ)
(2)感謝の集いへのご招待(22年8月頃開催予定)
(3)子どもたちがつくったオリジナル作品
(4)お礼のお手紙+子どもたちが作ったカード
(5)『年次報告書』の送付(23年2月発送予定)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
プロフィール
障がい者やその親御さんの支援を行う放課後等デイサービス「北辰会いちほし」や相談支援事業所「北辰会ななほし」を、子ども食堂「いちほし小町」、食品ロス対策「フードパントリー トレジャー7」を運営し、地域共生社会をめざしたまちづくりを行う団体です。