プロジェクト概要

今の日本の社会には虐待や養育困難など、さまざまな理由のために「親と暮らせない子どもたち」が5万人近く存在します。その子どもや若者を取り巻く現状には多くの課題が残っています。その社会を少しでも良くするために、この6月に渡米します!

 

みなさん初めまして畑山麗衣と申します。

私は米国NPO法人IFCA(International Foster Care Alliance)の日本のユースメンバーとして、心身ともにケアが必要な、諸事情で親元で暮らせない子どもたちに、より良い人生を歩んで行ける社会を目指して活動しています。

児童養護施設・里親経験者には社会の中で生活していくにあたって、社会からの認識や制度の不足だけでなく、まだまだ多くの課題が残っています。そこで、アメリカのユースチームと交流、情報共有を通してそれぞれの国の子どもたちにとって「どうすればもっと良くなるか、今、何が必要なのか」を議論しより良い社会を実現したいと思っています。

そこで、施設や里親のもとで暮らし、声を上げることができない子どもたち、若者たちのために、私達に渡米するための支援をいただけないでしょうか。

 

(ユースメンバーでの会議の様子)

 

もともと私自身が児童養護施設や季節里親の経験者でもありました。

 

入所している最中は、衣食住に困ることなく施設や職員や制度の中で守られて生活してきました。しかし、大学に進学したと同時期に児童養護施設を退所した(18歳)のですが、やはり授業料や生活費、学費のやりくりといった学業とアルバイトの両立が難しく、他の施設出身者も同様に苦労していました。そもそも進学ができない、中退せざるを得ない人が一般の家庭で育った子の平均より多いという現状があります。また、携帯の契約、クレジットカードの契約、賃貸マンションの契約など、18歳で退所しないといけないのですが、国としては18歳は成人として認められず、保証人の立てられない私たちは契約すらできないこともありました。そんな時に、退所したが働けず、制度にのれず、孤立してしまう子どもたちは日本にどれだけいるのか、海外ではどういった事例、支援方針があるのかとても気になっていた時期があり、たまたま昨年大阪で行われた社会的養護の世界大会※2(世界中の児童養護施設・里親経験者、支援者、里親の皆さんが一斉に集まる大会です)で現在活動しているIFCAのユースメンバーのコメンテーターとして参加させて頂き、それが、ユースチームに入るきっかけにもなりました。

※2:IFCO大阪世界大会(http://www.ifcaseattle.org/jp/news/all/136/)

(私が行った大学での活動の様子)

(IFCO大会での様子)

 

なぜ日米ユースが交流するのか?何をするのか?

 

児童養護施設、里親経験者の日米交流は世界初です。世界で同じ境遇にあるものたちの情報共有の場にもなります。また、日本での事例、アメリカの事例等の情報を交換、共有し、各国に持ち帰ることで、各々の国の子どもたちが希望をもつきっかけとなり、現場や政策に関わる大人たちにも影響を与えることが出来ます。

『ユースたちによる、ユースたちのための』グローバルな文化交流と権利擁護運動の推進のために、チームのメンバーは、お互いの国を訪ね現場の視察、ワークによる交流などを通してコラボレーションをしていきます。現在は、日本のユースメンバーの6月の渡米に向けた勉強会や、アメリカのユースとのミーティングを月に2回実施しています。

経験者というだけでなく、自分たちの体験はどういった背景があってなのかを知るために、客観的に児童養護施設や里親をとりまく環境をお互いがテーマをもちあい議論しています。例えば、子ども権利条約、退所後の支援の現状、サポートの現状、施設里親の制度などのテーマを日米という視点で見て比較しています。

 

(アメリカのユースメンバー)

(日本のユースミーティングの様子)

 

児童養護施設や里親に対する社会の認識

 

メディアで児童養護施設や里親が取り上げられる時は、”ネガティブ”な話題になりやすいです。そうすることで児童養護施設や里親の現状を知らない人にとって、第一印象としてマイナス、ネガティブなイメージがついてしまいます。そこで、ユースが発信することで正しい情報が伝わり、現在施設里親にいる子どもたちにとっても地域で受け入れられたり、また、児童養護施設や里親が一般の方たちにとっても理解しやすい存在となります。さらに、過去の体験やユースの考える現状を伝えていくことで、現実味のあるものとなり、制度、施策へ反映させていくことができると考えています。

(ユースメンバでの会議の様子)

IFCAについて

 

IFCAとは、”日本とアメリカの児童福祉をつなぐ、架け橋をつくろう”ということで、
①:日本とアメリカの、社会的養護の当事者たちの交流と恊働を実現
②:「子ども中心」の児童福祉と虐待防止の方法を追求、実践
③:日米の専門職を連携させ、虐待を受けた子どものケアに当たる人を最良の支援を受けさせるといった目的を持って活動をしています。
その中でIFCAは現在日本とアメリカの両国で、ユースチームを編成中です。現在の日米のユースは20代の大学生と社会人。乳児院、児童養護施設、自立援助ホーム、里親で育った経験を持ちます。

(日米のユースメンバーが集合しました!)

 

どういった問題が解決されそのような人が喜ぶか?

 

自分の過去の経験や想いを表に立って伝えられる当事者が限られており、なかなか施設や里親の現状が社会に伝わりにくい現状があります。声を出せる人が想いを伝える、また出せない人の分の想いを伝えることで、施設や里親の現状を社会に発信して行くことができます。当事者がリアルな声をあげることによって経験を語るだけでなく課題や制度の改善点、今子どもたちが求めているものを伝えることができ、子どもたちにとってよりよい制度や仕組みを作っていけるようなものになるのではないかと考えています。

 

 

児童養護施設、里親を経験した私たち当事者が経験や現状、課題、どのように変えていきたいということを前向きに伝えることで、これまで知らなかった方々に正しく知っていただくことができ、退所した子どもたちだけでなく、現在入所している子どもたちにとっても色んな未来、選択肢が広がっていくのではないかと思っています。

 

ご支援、お願い致します!!

 

5.引換券について

ご支援くださった方々に・・・

①3,000円の場合

ユースからのサンクスレターとシアトルでの日米交流の写真

 

②10,000円の場合

①+「IFCAユースプロジェクト」の日米両国のメンバーのプロフィールやエッセイが載った冊子

 

③30,000円以上の場合

②+東京ユースによるシアトル視察ツアー報告会への招待

 

ぜひ未来の子どもたちの為にも、皆様のご協力をよろしくお願い致します。

 

 

 


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