プロジェクト概要

和歌山県湯浅町に残る日本古来の「醤油の技術」を活かし、

昆虫発酵調味料「イナゴソース」を開発したい!

 

みなさま、初めまして!地域活性化支援団体「いなか伝承社」の田中寛人と申します。和歌山で地域活性化の仕組みを作るべく、今回企画の一つとして、『昆虫発酵調味料「イナゴソース」の醸造』試作に取り組んでおります。これは、醤油発祥の地の一つである和歌山県湯浅町、未利用資源の「昆虫」(今回はイナゴ)を組み合わせて、湯浅町の100年以上の伝統ある醤油醸造元「湯浅醤油」様に技術協力頂いて、本格的な、全く新しい発酵調味料に挑戦いたしました。麹を使って伝統的な製法で6か月間かけてじっくり醸造し、2014年3月に搾りを行って、和歌山・大阪・東京で約100人に対して試飲会や試食会を行ったところ、多くの方から好評を得ることができました。また、和の鉄人 道場六三郎さまにも試飲をして頂き、「美味しい」とのお言葉を頂いております。

 

本当に価値を認めてもらえるような形で商品化するとなると資金が不足しています。特に、分析費用、昆虫類などの材料費用、製造費用等のため皆様から支援をお願いしたいです。

 

(イナゴソース試作品@試飲会にて)

 

 

簡単に自己紹介

 

1982年和歌山生まれの田中寛人と申します。簡単に自己紹介させて頂きますと、高校までは和歌山で育ち、以降大阪、神奈川、埼玉、広島で学生時代やサラリーマン時代を過ごす。帰省のたびに和歌山の衰退・過疎化・環境破壊・行政施策への違和感を感じ、和歌山の標準化していく将来に危機感を持ち、30歳を機にサラリーマン生活5年目で会社を退職。地域活性化の世界に入ることを決意。

 

地域活性化の先進地域の高知県四万十にて都市農村交流のコーディネーター及び廃校を宿泊施設に改修した小学校の管理人として関わり、そこで、高校時代からずーーっと悩み続けていた「文化を活きたまま残して伝えるためにはどういう仕組みを作れば良いか?」という問いの自分なりの答えを得たので、ふるさとの和歌山で地域活性化の仕組みを作るべく2013年にUターンし、地域活性化支援団体「いなか伝承社」を2013年9月に立ち上げました。

 

(団体のロゴです。年長者から若者へ田舎を託す、田舎を伝える=そのバトンは和歌山ならではの紀州備長炭をイメージしてデザインしました。)

 

 

和歌山県内全域の農山漁村や、

中山間地(いわゆる田舎)を範囲とし以下の活動をしています!

 

 ・農山漁村や山間部への移住促進のための実践型インターンシップ
 ・積極的地域貢献型人材育成
 ・都市農村交流イベント
 ・いなか間交流イベント
 ・いなか情報発信(団体HPフェイスブック等)
 ・地域資源の発掘・再評価及び活用(商品化など)
 ・コミュニティスペース設置(古民家再生準備中)
 ・かつての民具・農具の保存及び活用できる場づくり
 ・いなかの食を追求する「野食倶楽部」(昆虫食含む)
 ・「地域おこし協力隊」や「田舎で働き隊」の導入推進及びフォロー
 ・各地の地域おこし団体のサポート(コーディネート、情報提供など)
 ・森のようちえん導入推進&実施支援
などの仕組みづくりとその実践を行っております。

 

上記の企画内容のうちの一つ「地域資源の発掘・再評価及び活用」の実践が、今回の「イナゴソースプロジェクト」という位置づけになっております。

 

 

イナゴソースプロジェクトのこれまで

 

2013年の秋より『昆虫発酵調味料「イナゴソース」の醸造』試作に取り組んでおります。これは、醤油発祥の地の一つである和歌山県湯浅町の「昔ながらの醤油の技術がまだ残っているコト」を地域資源と捉えて、そこに「いなか」のイメージを形成する要素であり、未利用資源でもある「昆虫」(今回はイナゴ)を組み合わせて、湯浅町の100年以上の伝統ある醤油醸造元「湯浅醤油」様に技術協力頂いて、本格的な、全く新しい発酵調味料に挑戦いたしました。


麹を使って伝統的な製法で6か月間かけてじっくり醸造し、2014年3月に搾りを行って、和歌山・大阪・東京で約100人に対して試飲会や試食会を行ったところ、多くの方から好評を得ることができました。また、和の鉄人 道場六三郎さまにも試飲をして頂き、「美味しい」とのお言葉を頂いております。

 

(昆虫採集中)

(イナゴソース試作品を仕込んでいるところ)

(今でも木樽で手間暇かけて醸造しております@湯浅醤油)

 

 

これから実施

 

前回の試作品作りによって、「イナゴソース」は十分美味しく、そして既存の商品には無い味だということが確認できたので、今後は、本格的に市場に出して皆さんに味わっていただけるような「商品」づくりを目指します。

 

そのためには今回、

・熟成期間を半年から1年に変更し、より美味しさを引き出す

・試作品はごく少量でしたが、普及を目指し、ある程度の量を仕込む

・ただのゲテモノ商品扱いで終わらないように、既存商品と比べた味の分析、成分分析や機能性分析を行い、様々な違いも調査する

・その調査結果に基づいて、日本中や世界へ「イナゴソース」を紹介するとともに、日本の醤油の文化や発酵技術を世界に発信

・安定供給のために和歌山県を含めた国内での安心・安全な集約的イナゴ生育場所の調査(イナゴは無農薬の場所にしか生育しないので、非常に数が減少しています。北里大学さまと連携)

・仕込み時に、イナゴを中心に量を確保しつつ、他の昆虫(例えばトノサマバッタ等)も少量仕込みを行って、熟成後の味や成分分析を行い、イナゴ以外での他の昆虫での味の追求も行う(独立行政法人 農業生物資源研究所さまと連携)

を行いたいと思っています。

 

(楽しそうにかき混ぜる新古社長。

社長自ら興味を持って頂いて参加して頂いています。)

 

 

このプロジェクト開始にあたって

 

元々、いなか伝承社代表の田中は非常に好奇心旺盛で何でも食べて、「(リスクがあっても)とりあえず食べてみる、触ってみる、やってみる精神」で活動しておりました。そして昨年、農山漁村や中山間地の地域活性化を目的に和歌山県にUターンして田舎に眠っている地域資源を活用しての商品化を考えていました。

 

その際、日本古来の伝統技術を大切に受け継ぎながらも新しいことにチャレンジして、それを残そうとされている「湯浅醤油」の新古社長(上記写真の混ぜている方です)と、かつて日本中どこにでもあったイナゴやハチノコ、カミキリムシの幼虫といった昆虫食の味を研究されている方や学術的な研究をされている方々と出会いました。これらの専門家の方々に協力して頂ければ、「世界で初めての液体昆虫食」、「世界で初めての昆虫を発酵させた液体調味料」という独創性の高い食品を作ることも可能で、それを通じて湯浅町の醤油文化を日本、そして世界に発信するきっかけにできる!と思ったので、まずは試作品作りに取り掛かりました。

 

 

支援金の使途内訳

 

ただ、前回の試作品作りは全て自分たちの持ち出しで醸造から試飲会、試食会まで全てを行いましたが、本当に価値を認めてもらえるような形で商品化するとなると資金が足らず、かといって当団体では商品化のための各種助成金の対象外扱いだったので、こちらで応援して頂ける方を募らせていただくことにしました。

 

特に、

・分析のための費用(イナゴやその他昆虫も含めた成分分析、機能性成分分析、実食による評価のための試飲会開催費用)
・昆虫類の材料費・材料調達費用
・製造費用(機器の調達等メイン)
など合わせて147万円が足りておらず、支援をお願いしたいです。

 

 

 

このプロジェクトの目指すもの

 

この商品化をきっかけにして、地域活性化支援団体「いなか伝承社」としては、和歌山県湯浅町には、名前だけが残る伝統文化ではなく、昔ながらの醤油醸造技術が現代も活きているとともに非常にチャレンジャーな醤油醸造元があり、面白い活動ができる地域だということを紹介してきたい。

 

それだけに留まらず、 「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され世界中に広まっていく中で、改めて日本中、そして世界に対して日本の“小さないなか町”から、様々な専門家と協力して日本の醸造技術の素晴らしさを伝えたいと思っています。

 


将来的には

 

・イナゴは無農薬地でないと生育できないので、耕作放棄地にいるイナゴ採取による耕作放棄地活用や、無農薬栽培・有機栽培農家によって手間ひまかけて作られている田んぼのイナゴを買い取って農業支援する仕組みも作っていきたい。
・イナゴ採集と絡めて、「父親と子供」が主役になって昆虫と触れあいつつ、環境の変化に敏感なイナゴがいる土地の豊かな地域や自然について子供たちに知ってもらえるようなイベントを開催したいとも思っています。

 

(山の中でみんなで虫取り)

(いなかの風景と共に、今まだそこにある文化=おじいちゃん、

おばあちゃんの生活してきた証し、も一緒に継承してゆきたい)

 

アフリカには、次のようなことわざがあるそうです。「一人の老人が死ぬことは、一つの図書館がなくなること」いろいろの大切なものが日本から完全に失われる前に、次の世代に伝えて行きたいと思っています。みなさま、少し硬い文章になってしまいましたが、ご支援よろしくお願い致します。

 

 

引換券について

 

・活動報告書 


・販売時優先購入受付
 *お一人さま2本まで 

 

・湯浅醤油のこだわり醤油
 *来年6月ごろ発送。

 

・湯浅醤油の手作り醤油キット1つ

 *来年6月ごろ発送 

 

・イナゴソース途中経過サンプル送付
 *半年熟成の非売品。50ml前後、1種類。来年6月ごろ発送。
 *この途中経過サンプルは熟成期間が半年ですが、
  うまみは充分出ております。

 

・完成後、イナゴソースサンプル送付
 *50ml前後、1種類。来年12月ごろ。

 

・イナゴソース完成品1種類
 *来年12月ごろ発送。

 

・イナゴ以外の昆虫を使用した試作品の少量サンプル送付

 *材料はお楽しみに!

 *非売品。50ml前後、1種類。来年12月ごろ発送。

 

・和歌山県内での「いなかの暮らしと仕事」の体験

 コーディネート手数料1回分

 *1日8000円相当。2014/12~2015/07申込み分まで有効。


・和歌山での先行試飲会優先ご招待

 *イナゴソース以外のその他昆虫発酵調味料も含む 。

 


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