映画『いのち 見つめて』~高次脳機能障害と現代社会~

映画『いのち 見つめて』~高次脳機能障害と現代社会~

支援総額

1,413,000

目標金額 1,000,000円

支援者
98人
募集終了日
2021年9月20日

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プロジェクト本文

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長編ドキュメンタリー映画

『いのち見つめて』~高次脳機能障害と現代社会~

エンターティメントプロジェクト

 

 

■■この映画はすべての人に、起こりえる物語でもあります■■

 

*******「いのち見つめて」オフィシャルサイト*******

https://inochikoujinou.wixsite.com/inochi?fbclid=IwAR075a_ai3xfSKPvKun7DeyCGVuHTcCY0Vyv25tUFbV1UvXFBYzhB6RsUx8

 

 

 私たちの回りにあふれる危険。

いつ生じてもおかしくない高次脳機能障害。

当事者が有する他者との関係づくりのむずかしさや、効率化された社会についていけない姿は、現代社会で暮らす多くの人々が有する日常的な悩みと一致します。

それは過去においても、1963年の三池炭鉱大災害によって数多くの労働者が体験した悩みでもありました。

同障害の観点から改めて「三池」をとらえ直し、「いのち」を見つめる。

この映画は、そのためのささやかな挑戦です。

 

 

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私たちの回りには危険があふれています。交通事故や仕事中の労働災害、通勤・通学途中、いたるところに潜んでいます。また、脳出血や脳梗塞、心臓発作による一時的心停止によって脳にダメージが生じることもあります。いついかなる時、私たちが遭遇しても不思議ではありません。

 

  幸い命は助かっても、後遺症に悩まされることもあります。その一つが、近年話題になっている「高次脳機能障害」です。物覚えが悪くなった、仕事でミスが目立つ、イライラして家族や同僚にあたってしまうなど、以前とは違ってしまった状態に戸惑います。

 

 その上に、新しい自分を周りが理解してくれないどころか、かえって遠ざかってしまう、職場を追い出されてしまうことも少なくありません。そのような自らを受け入れられず自信喪失したり、原因をつくった相手(会社)への恨みから人間不信に陥ることもあります。

 

  現在社会がもたらした「文明病」ともいうべき精神症状を、私たちは半世紀ほど前、歴史的大災害において経験しています。それが1963年11月の三井三池三川鉱における炭じん大爆発でした。458名が亡くなり、839名の炭鉱労働者が一酸化炭素(CO)中毒によって低酸素脳症に陥り、「高次脳機能障害」を生じたのでした。その後の本人・家族の奮闘や生活、そして爆発の原因であった三井資本の人員合理化に対する責任追及や国の法制化(「CO特別立法」)への闘いは、筆舌に尽くしがたいほど過酷なものでした。

 

 映画では、高次脳機能障害を持ちながら、社会復帰に奮闘する人々を紹介し、かつての災害後、日常・社会生活復帰を目指した労働者に寄り添い、リハビリを担当した大牟田労災病院(現大牟田吉野病院)の過去と現在の様子を紹介します。

そして山口研一郎医師より、高次脳機能障害の症状・病態・リハビリの意義、今三池CO中毒について振り返る意味について分かりやすく解説します。

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皆様と共に、同障害を通して改めて「いのち」を見つめ、多くの人に知っていただくためのエンターティメントプロジェクトを立ち上げました。

 

苦しんでいらっしゃる方、そしてご家族の方の想いを伝えたいと願ってます。

この思いをご支援いただければ嬉しく思います。

 

 

 

 

 

《いのち見つめて 製作委員会》

  

 

                            

 

■□■出演■□■

 

>>山口研一郎(脳神経外科医)

 

私は20年余りの仕事の集大成を、これにかけようと思う。

 1999年に取り組みを始めて以来、出会った高次脳機能障害当事者は1300名余り。同時に取り組んだ三池CO中毒についても、数多くの被害者や家族に出会ってきた。

その人々の現状や苦悩を世に知らしめようと2冊の関係書を出版するも、満足のいくものではなかった。そのような時提案を受けた映画作成。

 

<著作>

「高次脳機能障害―医療現場より社会をみる」岩波書店、2017年12月

「見えない脳損傷MTBI」岩波ブックレット、2020年11月 

 

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>>上原康夫(弁護士)

>>立山寿幸(元三池労組書記次長)

 

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【陶芸作家】《鈴木順子さん》

 

福知山脱線事故の後遺症で高次脳機能障害をおった鈴木順子さん、大変な怪我をおわれたそうですが、お母様との二人三脚で前を向いて生きていらっしゃいます。取材にお伺いしたお宅にはガレージを工房にリフォームされて、本格的なちぎり絵なども制作されていらっしゃいます。​陶芸は趣味の域を超えた作品が並べられていました。

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【元JRA競馬ジョッキー】《常石勝義さん》

2度の落馬事故での後遺症で同じく高次脳機能障害をおった元JRA競馬ジョッキーの常石勝義さん(競馬学校「花の12期」で福永祐一騎手らと同期)。落馬事故当時、なにも覚えていない状態になりましたが、馬に会いに行くのが好きで、馬に関することは覚えていたそうです。馬との対話も心温まるエピソードです。​

 

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●片岡保憲さん (高次脳機能障害友の会理事長) 

 

●本岡真紀子さん (神経内科医)

 

●芳川勝さん (元三池労組 組合長)

 

●伊藤憲一さん (三池高次脳連絡会議 事務局長)

 

 

●鳥谷君子さん (三池CO患者 家族)

 

●白井伊三雄さん・京子さんご夫妻

 

●柴本礼さんコウジさんご夫妻 (イラストレーター)

 

●田邊和子さん 

 

 

●大岡由佳さん (武庫川女子大学 准教授)

 

 

●●STAFF●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 

**構成・監督** 港 健二郎

 

 

 >>港監督からのひとこと・・・・

今、なぜ、映画「いのち見つめて」を制作するのか?実は、今年になって私も「高次脳機能障害」という言葉は全然知りませんでした。
それが、脳卒中、交通事故、火災などによる脳へのダメージよって高次脳機能障害になった方が、全国に60万から70万人といわれて驚きました。
この障害の特徴は、外見では健常者とあまり違わないのにイライラや、意欲減退などに襲われますが、周りの方々から理解を得られにくいために解雇など様々な深刻な問題が起こっていると知りました。もう一つ驚いたこと。それは、私の生まれ故郷・大牟田とも深くかかわっているということ。

今から、ほぼ60年前、この地では当時「総資本対総労働」といわれる「三池争議」が起き、3年後の1963年、三池炭鉱三川坑で大規模な炭塵爆発事故が発生。
458名が死去。800人を超える一酸化炭素中毒患者が大量に発生し、その患者さんたちを救済する医療活動の中で「高次脳機能障害」として、社会的に大きな注目を浴び始めたといいます。

しかも、その対応の最前線であった三井天領病院に私の亡父が事務係員として勤めていたのです。そんな私の出自もあって、私はこの映画制作に私はのめり込んでいきましたが、勿論、それだけではありません。

この「高次脳機能障害」は、明日、自分も見舞われるかもしれない・・・つまり、他人事ではない問題でありながら、社会的認知度が低く、それに見合うように、この障害に対する社会的ケアも十分ではなく、多くの患者さんや家族の皆さんが苦しんでいる・・・世に「知ってしまった者の責任」という言葉があります。
そうです。私の長年のドキュメンソタリー映画作家として蓄積を生かして全力を傾ける覚悟です。どうか、ご支援、宜しくお願い致します。

                                

【港 健二郎 プロフィール】

1947年 福岡県大牟田生まれ。早稲田大学第一文学部卒業鹿島映画社(現カジマビジョン)を経て、フリーの映像作家。​

《主な作品》

記録映画「核トマフォーク」

日本映画復興会議奨励賞科学映画「分ける」

教育映画祭優秀賞火曜スペシャル「燃えるマニラの女たち~フィリッピン革命を支えた女性キャスター」(テレビ東京)ギャラクシー賞

NHKハイビジョンソフト「レーチェルの思い出」

音楽ドキュメンタリー「荒木 栄」(音楽センター)

Time21「特別少年院」(日本テレビ)

NHK-BS2「異次元世界へ突入するゲーム」

テレメンタリー「ある女優の挑戦」(テレビ朝日)               

産業遺産ビデオ「黒ダイヤとよばれて~三井三池と筑豊」《劇映画脚本》

「よみがえれ歌」第4回城戸賞準入選

「洋子・32歳・夏」第5回城戸賞ベスト4

 

 

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**ナビゲーター・音楽制作** 岡本美沙

 

 

 

ピアニスト・作曲家・映像作家・ラジオパーソナリティー。

3才からピアノを始め、7才で大阪音楽大学付属学院に入学、作曲・音楽理論などを学び、15歳で修了。大阪音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。同大学専攻科修了。ピアニストとしてデビュー。

港健二郎監督作品「ひだるか」主演・全編音楽制作をきっかけに映画音楽制作・CM音楽制作・楽曲提供など多数。 2019年から短編映画制作。コンセプトは「命の重さは同じ」

ピアノはクラシック出身、ライフワークはジャズ、ポップス、ライブはタンゴ弾き。

 

恵まれない動物たちの保護、里親斡旋などを個人単位で活動。

自然保護協会会員・指導員。ベジタリアン。​

 

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

撮影は順調に進んでおります。

新型コロナウィルス等の影響により上映など延期される可能性はありますが、

必ず完成させる予定です。

皆様ご支援よろしくお願いします

 

 

 


【プロジェクト終了要項】

●映画制作完了予定日    
2021年10月2日

●撮影場所    
大阪 京都 奈良 福岡

●上映完了予定日    
2022年2月

●上映場所    
大牟田文化会館小ホール 他全国の劇場

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リターン

3,000


alt

鑑賞券 2枚

・「いのち見つめて」鑑賞券 2枚 
 ※全国上映館にて使用できます。
 ※有効期間6ヶ月

・港監督と岡本美沙からのお礼メール(撮影時の生写真付き)

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


alt

エンドロール1

・「いのち見つめて」鑑賞券 2枚 
 ※全国上映館にて使用できます。
 ※有効期間6ヶ月

・港監督と岡本美沙からのお礼メール
 (撮影時の生写真付き)

・エンドロールに応援団として記載
 ※注意事項:このリターンについては、こちら
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix
の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

3,000


alt

鑑賞券 2枚

・「いのち見つめて」鑑賞券 2枚 
 ※全国上映館にて使用できます。
 ※有効期間6ヶ月

・港監督と岡本美沙からのお礼メール(撮影時の生写真付き)

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


alt

エンドロール1

・「いのち見つめて」鑑賞券 2枚 
 ※全国上映館にて使用できます。
 ※有効期間6ヶ月

・港監督と岡本美沙からのお礼メール
 (撮影時の生写真付き)

・エンドロールに応援団として記載
 ※注意事項:このリターンについては、こちら
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申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月
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