クラウドファンディン終了に伴い、感謝の気持ちを込めて
ご支援頂きました皆さまへ
去る6月30日23時を持ちましてクラウドファンディンを終了いたしました。
962人の方々から温かなお言葉とご支援を頂きました。
心から感謝申し上げます。
このプロジェクトが始まったのが4月20日からでした。
折しも、新型コロナウイルス感染拡大、非常事態宣言が発令され、社会が大変混乱し、大きな変化を余儀なくされる中でのチャレンジでした。
この時期に皆様のご支援を頂くのは無理ではなかったかという思いがよぎりましたが、
結果的にはつくづくこの時期に始めさせていただいてよかったと思っております。
と申しますのは、新型コロナが原因と思われる相談件数がどんどん増えており、マタニティーホームを必要とする人も年末から年始、来週にかけて増えていくと思われるからです。
これを書いている今日もコロナの影響でアルバイトができなくなり、所持金わずかでネットカフェで暮らしている妊婦さんからの相談を受けています。ホームがあったらすぐにでも来ていただきたいですが、叶いませんので、今別の方法を思案中です。
このような状況の中、皆様のご支援を頂きましてホーム建築の目途がついたことなんという感謝なことでしょうか。
7月9日に着工の運びとなりました。
建築資金的にはまだ少し心もとないのですが、資材支給という形でもう少し皆様からのご支援を頂くことにしまして、年内、あるいは年度内完成を目指して動き出しています。
資材支給については以下のページをご覧いただけたら感謝でございます。
先だって起工式も終えました。
妊婦の生活支援の制度はまだ日本にはありません。今回ご支援いただいた方の中にも、妊娠中に公園で過ごした方のコメントがありましたが、行政に相談しても支援につながることはありませんでした。制度がないからです。
しかし起工式には複数の衆参両議院の議員の先生方から期待している、注目しているとの祝辞を頂きました。このところから日本に妊婦の生活支援の制度ができるように働きかけていきたいと切に願っています。
妊婦の生活支援とともに、女の子の居場所、性暴力被害のワンストップの機能も持たせたいとカフェスペースや、キッチンも大きく取っています。
居場所のない女性がここで涙が拭われ笑顔になって巣立ってくださるようなホームにいたします。そこには皆様のお名前でアートした「つながるいのちの木」の絵を1階と2階に飾ります。「ここは沢山の方があなたのために建ててくださったホームですよ」。と必ず伝えます。皆様の愛を形にして、愛の必要な方々に必ずお届けいたします。
お約束のリターンにつきましてはお約束の内容に合わせてお届けいたします。お待ちくださいませ。
建築の様子は小さないのちのドアのホームページでお知らせいたしておりますので以下のサイトをご覧いただけたら幸いでございます。
ここまで支えて頂きましたこと心より感謝申し上げます。
一社)小さないのちのドア代表 永原郁子