カンボジアで平和教育の教材開発と貧しい子どもの教育支援を！

皆様からたくさんのご支援・応援をいただき、心からお礼を申し上げます！

 

次の目標金額（ネクストゴール）は 　1,200,000円　とさせていただきます。

 

資金使途は

①さらに広範囲、長期間にわたって貧しい子どもたちへの補習授業を実施する

②さらに高い質で平和教材を作成することを目指し、より多くの子どもたちに平和について考える機会を提供する

二点であります。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。 

 

▼自己紹介

 

インターバンドは紛争後平和構築・民主化支援NGO（NPO法人）として、1998年以降カンボジア、東ティモール、スリランカ、コソボ、バングラディシュなど紛争地域で、選挙支援・監視活動を行ってきました。また、JICAの草の根無償支援を受けてのカンボジアでの除隊兵士支援活動、ミャンマー危機に際しては暴力の停止と和平に向けて政治への働きかけや国際社会との連携を行うなど、平和の実現を目指す活動を続けています。

 

 

▼私たちが実現したいこと

 

カンボジア・コンポントム州プラサット・サンボ群アツ村の中田厚仁学校（アツスクール）において、貧しく学校に通うことが難しい生徒を対象とした補習授業の実施を行います。

 

また、この学校などカンボジア各地で行ってきた平和教育を発展させて、日本とカンボジアの子どもたちが平和について考えるための授業を実施し、平和貢献意識を高めることを目的とします。

 

 

▼『世の中に誰かがやらなければならないことがあるとすれば、僕はその誰かになりたい』

 

1993年4月、国連カンボジア暫定統治機構（UNTAC）での平和活動中に銃撃を受けて亡くなった中田厚仁さんの言葉です。

 

中田厚仁さんが活動していたコンポントム州は、当時政府軍とクメール・ルージュの戦闘がもっとも激しく、危険な地域でした。あえて、この地域を志願する時に語ってくれた彼の思いを、このプロジェクトを通してより多くの方々と共有したいと考えています。

 

 

彼が亡くなった場所に村（アツ村）ができ、またその村に、お父さん中田武仁氏の尽力で1998年に学校が設立されて中田厚仁学校（アツスクール）と名付けられています。

 

個人の名前がついていますが、地方政府が運営する普通の学校です。非常に貧しい地域にあるため、畑仕事の手伝いなどで学校に通えなくなる子どもが数多くいます。日本とカンボジアの友情のシンボルとも言えるアツスクール。貧しくて学校に通えない子どもを対象とした補習授業の実施を行うとともに、これまで行ってきた平和教育を国境を超えて行うための教材の開発、オンライン授業の実施によって、日本、カンボジア双方の子どもたちが平和意識を育み、平和貢献を行う礎を作ることを目的にします。

 

【中田厚仁様の情報の使用に関して】※中田厚仁様のご遺族より許諾を得て掲載しています。

 

▼中田厚仁学校（アツスクール）ソフィア先生からのメッセージ

 

アツ村は1993年4月、中田厚仁さんが銃撃を受けて亡くなったその場所に人が集まって生まれた村です。1998年、洪水が起こり、この村は壊滅的な被害を受けました。お父様の中田武仁さん（当時国連ボランティア名誉大使）が寄付を集めて食料を送る準備をしてくださっていたのですが、村人が、食料よりも子どもたちの学校を求めていることを知り、多くの方のご協力で生まれたのがアツスクールです。

 

私はこの学校で子どもたちの未来を拓く仕事をしていることを心から誇りに思います。そして、貧しい子どもたちが勉強を続けられるようサポートしてくださっていること、本当にありがとうございます。

 

 

カンボジアでは内戦時代のことや、中田厚仁さんなど国連カンボジア暫定統治機構（UNTAC）によってもたらされた今の平和については教育の場で十分伝えられていません。絵本『中田厚仁物語－夢は世界を平和にすること』から、私たちは多くを学びました。この絵本をベースに日本とカンボジアの子どもを対象にした平和教育について教材が生まれること、日本の子どもたちとオンラインで対話できる授業が実施されることには大きな意義があると思います。皆さんのご協力には、子どもたちとともに心から感謝しています。

 

▼メンバーたちの思い

 

▼これまでの活動

 

インターバンドの理事のひとりが中田厚仁さんとはカンボジアで同僚だったこともあり、平和教育の教材としての絵本『中田厚仁物語－夢は世界を平和にすること』を作り、絵本を読む会を各地で実施。収益金などでこの学校の教育支援を行ってきました。また、カンボジア各地の学校などでもこの絵本を通した平和教育を行ってきました。

 

 

▼資金の使い道

①補習授業を担当する先生の給与

（１人分）月80ドル×12か月×2年分＝1,920ドル

②平和教育教材作成・配布　

・交通費・運搬費　500ドル

・平和教育教材作成　400ドル＋160000円

③運営費　200,000円（人件費を含む）

・キャンペーンの拡大作業　　10,000円

・ご支援者さまの名簿管理作業　10,000円

・リターンの物品の購入・管理業務　60,000円

・ご支援者様へのリターンの発送費用 40,000円

・現地側との連絡（進捗状況や事業成果の把握）　10,000円

・現地側への送金手数料　30,000円　

・訪問団渡航の際の渡航手続き業務　10,000円

・通信費　20,000円

・レポート作成費　20,000円

④オンライン授業の機材費　250ドル

・パソコンレンタル費用　50ドル×5回＝250ドル　

 

⑥12％のREADY FOR手数料＋消費税10％

 

合計 860,000 円　を募金目標とします。

 

※緊急支援のため、多少変更が生じることをご了承下さい。

※上記はあくまで目安とご理解頂ければと思います。

※目標金額を超えた場合、規模を拡大して支援を行います。

※最終的な支援結果については、報告書を作成します。

 

【寄贈に関して】※寄贈先（複数ある場合は全て記載しております）である、アツスクール様より、今回寄贈する物品（寄付金等も含む）の受け入れとクラウドファンディングのストーリーに公表されることに関しての同意を得ております。

 

▼リターンについて

 

・メンバーによるお礼のデジタル色紙

 

・現地レポート(PDF)

 

・絵本『中田厚仁物語－夢は世界を平和にすること』

（絵本はお手軽に読めるデジタル(PDF)、思い出が残る紙媒体がオプションでお選びいただけます。紙媒体は先着150名様までお届け致します。）

 

・現地コンポントム州で採れたカシューナッツ

（株式会社トッププランニングJAPAN　カシューナッツ事業部が販売している、アツスクールがあるコンポントム州の美味しいカシュ－ナッツです。）

 

・カンボジアで採れたハーブティー

（日本向けにはデメテルジャパンが販売しております。事業主体はカンボジアにあり、アツスクールにもハーブ園を持つ予定です。）

 

・中田厚仁学校の子どもたちによる名前入りお礼メッセージ映像 

 

 

＊既に絵本『中田厚仁物語－夢は世界を平和にすること』をお持ちの方はオプションでカシューナッツか、ハーブティーに変更可能です。

 

＊ハーブティーの種類はお任せとさせて頂きます。どの味が届くかはお楽しみに！

 

＊お礼メッセージ映像で使用するため、備考欄にお名前をお書きください。

 

＊本リターンの履行は、 ・Roselle Stones Khmer Co.Ltd(ローゼル・ストーンズ・クメール社）の日本事務所 ・株式会社トッププランニングJAPAN より商品を仕入れ、弊団体にて仕入れた状態のまま梱包、支援者様に発送いたします。

（各社共に日本で販売するための輸入手続きを終えており、「食品等輸入届出済証」についても取得済です。）

 

＊ 海外在住の方はできるだけお届け可能な日本の住所をご記入ください。海外の住所を記入される方は、こちらから個別で対応させていただくことをあらかじめご了承ください。

 

▼実施スケジュール

２月―4月初旬　ファンドレイジング活動準備

・カンボジア中田厚仁学校との連絡調整

・メンバー打ち合わせ

・ファンドレイジングの計画

４月下旬　ファンドレイジング活動開始

４―5月のイベント予定

第一回

・イベント 絵本『中田厚仁物語ー夢は世界を平和にすること』を読む会 の実施　    オンラインで絵本を朗読した上で、作者にインタビューと参加者からの質疑応答

第二回

・イベント 中田厚仁学校に関わる人々の思いを聞く会 の実施 　

   中田厚仁学校で日本語教員を務めた方による報告とインタビュー、質疑応答

第三回

・イベント 絵本『中田厚仁物語ー夢は世界を平和にすること』を読む会 の実施　

   オンラインで絵本を朗読した上で、作者にインタビューと参加者からの質問

第四回

・イベント 『中田厚仁さんを知る方の思いを聞く会』 の実施

・中田厚仁さんと国連ボランティアで同僚だった方に、インタビューと参加者からの質問

第五回

・中田厚仁さんの生涯を題材にした平和教育の教材作りについての意見交換イベント

（週ごとに計５回以上テーマ別のイベントを行う予定）

５月下旬　ファンドレイジング活動終了

５月下旬ー６月  支援活動実施・リターン送付

・カンボジア中田厚仁学校への資金、物資調達

・アフターイベントの計画と実施

・支援者の皆様へのご報告とリターンの送付

・活動記録の取りまとめ

・次回支援計画の策定

 

▼代表挨拶

 

中田厚仁さんの存在、その終焉の地に生まれた学校は、日本の平和構築におけるレガシーと考えられています。しかし、29年が経ち、カンボジアにおける民主化が後退している今こそ、その精神を振り返り、伝えたいと思います。中田さんの平和への思いを教材にすることで、より多くの方がその生涯から学ぶ機会を作る。そんな理想、夢を私たちと一緒に実現しませんか？

 

中田厚仁さん 　〜私の人生に影響を与えた人〜(弊団体インターバンド理事　阪口直人氏)

 

※NPO法人インターバンドは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

 

▼インターン生募集

 

カンボジア中田厚仁学校への資金/物資支援プロジェクトの企画・実施や、現地協働イベントの運営を行うインターン生を新たに募集します。

詳しくは以下の説明動画をご覧ください。

https://youtu.be/zz9DgLZuVCA

年齢制限や職歴等の制限はありません。

 

ご応募はこちら：

https://forms.gle/NYLViS4ZbpRd3tjr5

ぜひ、たくさんのご応募をお待ちしております！