プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

よりよい多文化共生社会のために、外国につながる中高生にカメラを持たせ、彼らの生きる環境を写し出し、真の国際化を内側から可視化し、自己肯定感を持ってもらいたい!

 

はじめまして、フォトジャーナリストの大藪順子(のぶこ)です。横浜を拠点に活動する傍ら、外国につながる子どもたち(外国にルーツのある子どもや帰国子女の子どもたち)と一緒に、自己表現としての写真を学び、コミュニケーション力につなげる活動をしています。

 

突然ですが、みなさんは、言葉がわからないまま日本に移住し、居場所もないまま過ごしている子ども、自分には何も出来ないという否定感から自信をなくしている子ども。そして時に日本語がわからないことで差別を受けてしまっている子どもたちがいることをご存知でしょうか。

 

私はそんな子どもたちに自信を持ってもらうために写真を通じて活動を続けています。その活動の一つとして、昨年、外国につながる中高生向けに横浜インターナショナルユースフォトプロジェクトというワークショップを実施し、全員で11人の中高生たちが参加しました。

 

自分たちのありのままの思いを写真というかたちで表現し、自分にしかないできない表現の仕方があることを自覚してもらい、自信を持ってもらう。

 

そんな目的でスタートし、活動を通して少しずつ、自信を取り戻していった子たちがいます。写真には思いを形にし、外に向けて問いかける力があります。子どもたちにとっても、写真は自身を見出し、発信する力となるのです。

 

この活動を継続的に行なっていくために、今年も2017年8月13日~2018年1月21日の間に計10回ワークショップを行い、その後展示会を行います。

 

しかし、今年はそのための助成金が半分となるため、会場費用や作品制作費用、その他通訳費や運営費など計70万円が不足しています。そこで今回こうしてクラウドファンディングという形で皆様に応援していただきたくプロジェクトを立ち上げました。どうか皆様の温かいご支援をお願い致します。

 

 

外国につながる子ども達が安心して自己表現できる場が必要です。

 

日本語と親の母語の間で育ち、両言語で会話ができるものの学習用語の理解が浅く、勉強が遅れがちになる子どもが多くいます。特に中学以上の年齢で移民してくる子どたちにとって言葉の壁は大きく、言葉がわからないので、自分には何も出来ないという自己否定感が生まれ、結果、自信をなくしてしまっている子どもたちがいるのです。

 

そんな子どもたちにレンズを通して自分の置かれている環境を直視し、自分に目を向け、言葉がわからなくても、自由に自分を表現できることを知ってもらい、自己肯定感を高めるきっかけにして欲しいと思っています。写真を通して自己表現の枠を広げていくことが自信にも繋がるのです。

 

そのための第一弾として昨年、

横浜インターナショナルユースフォトプロジェクトを開催しました。

 

国際都市と呼ばれる横浜の側面を内側から見せてくれたことで、多文化共生へのダイアローグを提供してくれました。横浜の港にある象の鼻テラスでの展示会には、3,000人以上もの人が訪れ、新聞社5社とNHKワールドラジオにも取り上げていただき、子どもたちの表現したものが多くの方々に伝わった瞬間でした。

 

 

”僕は一人じゃなかった” 外国とつながる子どもたち。

 

昨年参加してくれた子どもの中に中国人の子がいました。

 

彼は中学生になったと同時に日本に移民し、公立中学校に通い始めたのですが、日本語が全然わからないがために、友達ができずに、居場所のない生活を送っていました。

 

しかし、中国の友人に横浜インターナショナルユースフォトプロジェクトを紹介してもらい参加したそうです。

 

「ぼくは孤独じゃなかった。言葉がわからなくても写真を通して自分を自由に表現出来る事を知った。」

 

参加後、彼はそう口にしたそうです。

 

言葉がわからないために差別を受け、居場所を見つけることができず、孤独だと思っていたのですが、仲間がいたことや、言葉がわからなくても写真を通して自分を自由に表現出来ることを知り、自信に繋がり、いまは前向きに過ごしているそうです。

 

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レンズを通して自分の生きる社会を直視することにより、自らのアイデンティティーを養うと共に、同じような境遇の仲間や理解ある大人との出会いを通して、そのままの姿で安心していられる居場所作りと自己肯定感の育成を促します。

 

しかし、昨年は横浜市の地域連携事業部内ヨコハマアートサイトよりプロジェクトに必要な全額をいただきましたが、2年目からはその50%以下の助成となるため、クラウドファンディングを行うことになりました。

 

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よりよい「多文化共生社会」、それは誰もが安全に安心して暮らせる社会です。そのためには、社会の一人ひとりの自己肯定感の育成が必要です。

 

このプロジェクトでは、多感な中高生、特に外国につながる子ども達の居場所作りも兼ねています。ゆくゆくは外国につながっていなくても、困難を抱えている子どもたちにもつながっていけたらと願っています。

 

写真を通して「自分探し」をし、同じような境遇の人たちへ目を向け耳を傾ける、そんな人になってほしいとの願いから、プロジェクト卒業生にも参加してもらい、メンターとなってもらえるような環境づくりを目指しています。

 

皆様からのご支援が子ども達の作品制作費用となり、だれもが住みやすい社会づくりへとつながっていきます。そして外国につながる中高生にカメラを持たせ、彼らの心に目を向け、内なる声に耳を傾けるワークショップを行い、写真展を作り上げます。

 

写真展オープニングには、ご支援いただいた皆様をご招待し、参加中高生の声を聴いていただきたいと考えています。みなさま一人ひとりのお力が必要です。どうかどうかご支援の程よろしくお願い致します。

 

 


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