プロジェクト概要

おかげさまで、目標金額60万円に到達しました。皆さまの温かいご支援に、チーム一同、心より感謝申し上げます。(2015年10月17日追記)

 

本プロジェクトをイラク・キルクークで実施する現地団体INSANのアリー代表は、9月の来日時にこう話しました。「キルクークでの聞き取り調査で、過酷な体験をした子どもたち数百人に出会った。心に負った傷を癒すことは極めて困難で、将来への影響を少しでも小さくするためには、継続的な治療が必要だ。どうにか「ピース・ヤード」の規模を大きくし、一人でも多くの子どもに、少しでも長く治療を受けてもらいたい。」

 

アリーさんの思いに応えるべく、私たちは新たな目標額100万円に挑戦します。100万円あれば、10月末から実施する今回の「ピース・ヤード」に参加する子どもたち50人が、さらに1ヶ月、計2ヶ月間治療を受けることができます。イラクの将来を担う子どもたちの、すこやかな未来を支えるために、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

 

 

「イスラム国」などの影響で310万人が故郷を追われたイラク。

深刻なトラウマを抱える子どもたち50人に、専門医の治療を届けたい!

 

はじめまして、JVCイラクボランティアチームです。紛争が長引くイラクでは、多くの子どもたちがPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいます。2003年時点で50万人以上とされたその患者数は、現在は過激派組織「イスラム国」などの影響もあり、もはや把握するのが困難といいます。

 

そこで、JVCイラクボランティアチームはイラクの現地団体INSANが実施する「ピース・ヤード」を支援します。ピース・ヤードとは、特に心のケアが必要な8歳から12歳の避難民と地元の子どもたち各25名、合計50名に対し、専門医が診察や治療などを行うプログラムです。プログラム実施期間は1か月で、子ども一人に対し集中的に8回、各1時間程度、診察・治療を行います。実施予定期間は2015年10月末から11月末です。

 

60万円あれば、紛争のトラウマに苦しむイラク避難民の子どもたち50人が1か月間の集中治療を受けられます。どうか応援をお願いします。

 

(紛争で右足に大けがを負った男の子。国内避難を余儀なくされました)

 

 

食料・水・住居の不足と並んで深刻なのが、子どもたちの心の傷です

 

イラクでは、2003年のイラク戦争以後も、宗派・党派対立および過激派の攻撃などにより、厳しい情勢が続いてきました。昨年、過激派組織「イスラム国」(IS)が台頭して以降、人々の暮らしはさらに混乱し、国連によると310万人が家を追われて避難しています。

 

食料・水・住居等の不足と並んで深刻なのが、子どもたちの心の傷です。爆撃、家族の殺害、暴力などを経験し、家を捨てて逃げてきた子どもたちは、心に深い傷を負い、攻撃的になったり、夢でうなされたり、抑うつ状態になり言葉が出なくなったりしているといいます。

 

この地域の子どもたちは、ISとの戦闘に限らず、生まれてからずっと戦争、内戦、テロ、武装組織との戦闘の中に育ち、「平和」や「安心できる暮らし」を知りません。2003年のユニセフの報告によると、50万人以上ものイラクの子どもたちが戦争によって心的外傷を負ったとされています。

 

また、現在では、イラク国内において続いてきた多くの紛争により、PTSDが増加しており、それに苦しむ子どもたちの正確な数を把握することはきわめて困難であると言われています。

 

(イラク避難民の子どもたち。年齢も様々です)

 

 

目の前で家族を失った4歳の女の子は青白い顔で身動きもしませんでした

その様子は「この子も死んでしまった」そう思ってしまうほどでした

 

マルワちゃん(4歳)は、サラーハッディーン県ティクリート市に両親と兄2人の家族5人で住んでいました。同県に武装勢力が侵攻し、イラク軍が対IS作戦を展開すると、一家が住んでいた地区も無差別の空爆にさらされ、マルワちゃんのお母さんとお兄さんが、樽爆弾の犠牲になりました。

 

マルワちゃんのお父さんは、当時のことをこう話します。

 

「大好きなお母さんに起こったことを目の当たりにしたマルワは、爆撃が続く間、恐怖に震えながら泣き叫んでいました。空爆が終わり、私は急いでマルワをその場から出しました。そのときの彼女は、顔面蒼白で、ひとことも話さず、身動きひとつ取らず、ただ両目がうつろに開いていました。私はそのとき、『この子も死んでしまった』と思いました。」

 

生き残ったお兄さん、お父さんと一緒にキルクークに避難してきたマルワちゃんは、頻繁にかんしゃくを起こすようになり、髪の毛が抜け落ちてしまうほど、精神状態が不安定になってしまったといいます。

 

(マルワちゃんの髪は抜け落ち、かんしゃくを起こすようになりました)

 

 

過酷な経験をした子どもたちは適切な心のケアを受けられていません

 

2014年のISの勢力伸長以降、イラクの危機的状況は新たな局面を迎えています。暴力が横行する中で、もっとも影響を受けるのは子どもたちです。マルワちゃんのように過酷な体験をした子どもたちが、のちにPTSD(心的外傷後ストレス障害)やパーソナリティ障害と呼ばれる精神疾患を起こす可能性が指摘されています。

 

しかし、国内が混乱する中、子どもたちは適切な対応を受けられずにいます。紛争で負った心の傷は成長の過程で人格や行動に反映され、将来的に非行や暴力にはしる可能性が高くなるとも言われています。この地域で暴力が増幅することを予防するためにも、いま、子どもたちの心のケアを行う必要があります。

 

日本からできることはないか。私たちは、現地パートナー団体INSAN(インサーン)を支援することにしました。

 

(建設中の建物に住むイラク避難民家庭。水や電気はおろか、

窓やドアさえありません。)

 

 

14歳以下の子どもたち14万人が避難しているイラク中北部キルクーク

現地団体INSANは傷ついた子どもたちの支援を行っています

 

日本国際ボランティアセンター(JVC)の現地パートナー団体INSANは、イラク中北部のキルクーク県で活動しています。国際移住機関の統計によれば、人口約90万人のキルクーク県には、イラク国内から約40万人が避難してきており、その36%にあたる14万人余りが14歳以下の子どもです。

 

2015年10月、INSANは戦闘により心身ともに傷ついた子どもたちを対象にした「ピース・ヤード」プログラムを開始します。JVCとJVCイラクボランティアチームは、このプログラムを支援しています。

 

ピース・ヤードは、子どもたちが安心して遊び、学び、出会うことができる「平和のひろば」という意味です。対象は8-12歳の避難民・地元住民の子どもたち各25名、計50名で、異なる民族や宗派のグループから、特にケアが必要な子どもたちが参加者に選ばれます。

 

(幼い子どもたちへの心のケアはままならない状態が続いています)

 

 

1ヵ月間に渡って50人の子どもたちに専門医による

心のケアを行うにはみなさまのお力が必要です

 

プログラムの大きな柱は、子どもたちの心のケアです。特に精神的なケアが必要な避難民の子どもたち50人を対象に、専門医が診察や治療を行います。プログラム実施期間は1か月で、子ども一人に対し集中的に8回、各1時間程度、診察・治療を行います。

 

ピース・ヤードは2015年10月末から11月末に実施予定です。心に傷を負った子どもたちに専門医によるケアを受けてもらうために、みなさまのお力が必要です。

 

(インサーンが行うワークショップに集まった子どもたち。

不安そうな顔を浮かべる子どももいます)

 

2015年10月末から11月末に実施するピース・ヤードで、プログラムの柱となる「専門医による心のケア」を実施する資金が足りません。精神科医による子どもたちへのケアを実施するための人件費、交通費、消耗品費、その他合わせて60万円が必要です。

 

この資金で、戦闘によるトラウマに苦しむイラクの避難民の子どもたち50人が、1か月にわたり集中的に治療を受けられます。子どもの精神的な健康状態が改善され、将来への影響が軽減されます。

 

それに加え、専門医から子どもの病状や対処法を聞くことで、家族のストレスや不安を緩和することができます。また、心のケアを行うことは、子どもたちが将来、暴力や非行にはしることを予防し、地域の安定に向けた小さな一歩となります。日本からたくさんの思いを届けられるよう、どうか応援をお願いします。

 

 

チーム一同、みなさまのご支援を心よりお待ちしています!

 

■主催・協力団体情報

JVCイラクボランティアチーム

https://www.facebook.com/jvciraqvolunteers

JVC(日本国際ボランティアセンター)

http://www.ngo-jvc.net/

INSAN(インサーン・救援と開発のためのイラク人協会)

https://www.facebook.com/insaniraq

 

(学校や仕事帰りに活動を行う、想いのあるメンバーばかりです)

 

引換券について

 

1,000円
■ サンクスメール

 

【子どもたちに還元コース】

3,000円から100,000円

 

■ サンクスメール
■ イラクの子どもたちの写真に、

アラビア語でメッセージを入れたサンクスレター

 

【イラクを深く理解するコース】

 

10,000円
■ サンクスメール
■ イラクの子どもたちの写真に、アラビア語でメッセージを入れたサンクスレター
■ イラクのミックスハーブティー
■ JVC国際協力ポストカード2016 いのちいっぱい

 

30,000円
10,000円に加え、
■ JVC国際協力カレンダー2016 いのちいっぱい(竹沢うるま×谷川俊太郎)卓上型
■ イラクの香辛料3種セット(レシピ付き)


50,000円
30,000円に加え、
■イラクの子どもたちからお礼のビデオレター

 

100,000円
50,000円に加え、
■JVCイラクボランティアチーム主催のイラク料理パーティーにご招待


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