プロジェクト概要

イラク共和国クルド自治区アルビル県に小学校ができます。

 

はじめまして認定NPO法人IVYの大谷航介と申します。私達は、シリアやイラク本土からの避難民や子どもたちのために教育支援を行っています。現在、イラク本土はイスラム国(IS)の攻撃により、320万人が難民として各地に避難をしています。IVYではその中の、クルド自治区アルビル県に避難している子どもたちのために、8月下旬から、10教室を備えた小学校校舎の建設をすすめています。

 

しかし、小学校の建設費の1300万円うち150万円が不足しています。学校建設のためにみなさんの力を貸していただけないでしょうか?

 

(アラビア語を学ぶ補習校の子どもたち。先生も同じ避難者。)

 

十分な教育を受けられない子どもたち

 

アルビル県には74校の避難者専用の臨時学校が作られたのですが、今回学校を建てる地区の近くにはありませんでした。一番近くの学校でさえ5キロ離れていて、歩いて通える距離ではありません。

 

それで車で送り迎えできない家庭の子どもたちは半年以上、学校へ行くことができなかったのです。一方で、最寄りの臨時学校に通っていた子どもたちも、定員300人に対して600人もの子どもたちがいたので、教室は息苦しいくらいの過密状態。先生一人で大勢の子どもたちを見なくてはならないので、目も行き届かず、子どもたちも落ち着いて勉強できる環境ではありませんでした。

 

そこで、保護者や子どもたちから歩いて行ける距離で学校を開いてほしいとの要望がIVYに寄せられたことから、まず公立校開設までの一歩としてこの4月に補習校を開校しました。

 

(民家の寝室を改造した教室で、リビングテーブルを囲んで学ぶ子どもたち。)

 

補習校の抱える問題

 

今年の4月に一軒家を借りて、避難児童を対象とした始まった補習校ですが、2つの問題に直面しました。3部屋を教室として、1部屋を職員室として使用していますが、150人以上もの子どもたちがのびのびと学べる環境ではありませんでした。また、補習校のままでは進級に必要な単位を取得することができません。そこでイラク教育省に相談したところ、イラク教育省協力の下、10月の新学期からこの補習校を公立校に昇格できることが決まりました。これをきっかけに、現在建設業者、イラク教育省、クルド教育省と連携を取りながら学校建設を進めています。

 

(先生たちと会議をする、IVYのスタッフ・シーラン/右奥と大谷/右前)

 

ケイス一家との出会い


ケイスさん家族は、イラクのモスル近郊の村で暮らしていましたが、昨年8月にイスラム国に攻撃され、一家でこのアルビルに避難してきました。ケイスさんには2人の娘さんがいて、上の子はサンディといい5年生、下の子はレイラといい1年生で、ともにIVYの補習校に通っています。避難の影響で、学校に通えない期間がありましたが、補習校に通いはじめてからは、勉強だけでなく、家での生活態度も目に見えて変わってきたそうです。「この地区には、子どもたちの教育を支援してくれる団体が今までいなかったので、IVYと日本のみなさんには心から感謝しています。教育は子どもたちの未来を照らす光です。娘たちに光を灯してくれて、本当にありがとうございます。」との言葉をいただきました。

 

イラクには、教育を受けたいのに、受けられない子どもたちが沢山います。そんな子どもたちを助けるためにも、小学校の建設が必要です。

 

小学校が完成すると、イラクからアルビル市郊外に避難している小学生300人に十分な教育を受けて頂けることができます。今まで急ごしらえで開設された臨時校はどこも民家やアパートを改造しただけの教室ですし詰め状態でしたが、学校が建つことにより、落ち着いて学べるようになります。

 

(1万円以上ご寄付いただいた方には、子どもたち手作りの、かわいいサンクスカードが届きます。)

 


現地の子どもたちの声


「学校が大好きです。将来、エンジニアになりたい です。」ワーシームく ん(10歳)
「イラクのモスルから来ました。将来は医者になり たいです。」サンディーちゃん(10歳)
「僕の名前はシーラースです。カラムレース村から来ま した。将来は建築の仕事がしたいです。お父さんといっしょに!」
「僕の名前はサミー、10歳です。カラコシュで平和に暮らしていました。ある日、大きな爆発音がしました。お父さんが「準備をしなさい。ここから逃げるぞ!」と言いました。アルビルに来てから学校に通えていませんでした。が、ある日おじさんがIVYの学校を見つけて来て、いとこといっしょに通えるようになりました。たくさんのことを学べるから学校に通い続けたいです。」

 

この子たちが避難中も避難前と同じよ うに勉強を続けられるよう、
そしてそれぞれの夢をかなえられるよう、小学校の建設が必要です。

 

(イラク国内避難民の子どもたちからのメッセージ)

 

支援金の使い道

 

小学校建設資金約1300万円のうち、150万円が足りていません。土地整備費、基礎工事費、パネル(組み立て工賃込電気工事費)、トイレ、手洗い場の設置、主水道管、主電気ケーブル、塀の作成に当てさせて頂きます。      

 

(学校の建設予定地。奥に見えるのは子どもたちの家。1軒に4世帯ずつの避難民が暮らしています。)

 

何気ない日常を取り戻してあげたい。

 

子どもたちにとってつらい、長い避難生活が続いています。これから先も3年以上続くと言われています。しかし、この学校ではイラク教育省のカリキュラムに沿って正式な授業を受けることができるようになります。避難前のような環境を少し取り戻せることで、子どもたちに「ふだんの何気ない日常」が戻ります。広い運動場も校舎の隣にできるので、ここでのびのびとサッカーをしたり、かけっこを楽しんだり、、、つらいことも多い避難生活ですが、学校に来ている時間だけでも子どもたちを癒してあげたいです。

 

(校舎参考写真。昨年9月に開校したシリア難民の子どもたち専用校舎)

 

◇◆◇◆◇◆引き換え券に関して◇◆◇◆◇◆

支援頂いた方には、以下の引き換え券をお送りします。

 

新校舎と子どもたちの写ったポストカード

子どもたちの元気いっぱいなようすをお写真でご報告させていただきます。

 

子どもたちによる手作りサンクスカード

色画用紙に花等の切り絵をあしらい、子どもたちの皆さまへの「ありがとう」のメッセージが日本語、英語、アラビア語で手書きで書かれています。

 
ニュースレター 1回

お名前の掲載されたニュースレター1回分をお送りいたします。

*匿名希望の方にもお送りいたします。


ビデオレター

新校舎での子どもたちの様子やメッセージをビデオレターでお送りします。

 

イラク製ピスタチオトフィー

イラクのモスルで作られているピスタチオトフィー(キャンディ)。おいしさは折り紙つきです。

 

イラク製箱詰めお菓子セット

クルド自治区アルビルにある、高級お菓子店のお菓子。スイーツ好きにはたまらない美味しさです。


イラク製手作りバック

アルビルの工芸品屋さん一押しのバッグ。織物の生地で作られているから、これからの季節にピッタリ。

 

敬意と感謝をこめて、正門に立てる銘板にお名前を掲載させていただきます。

学校の正門前に看板を立てる予定です。そこにお名前を記させていただきます。

 


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