大田区の"モノづくりの島"京浜島で開催されるアート×音楽フェスティバル『鉄工島FES』.現役の鉄工所がライブステージとなる異色イベントですが、すべては、会場の1つである須田鉄工所の須田眞輝さんとの出逢いから始まりました。


今回は、『鉄工島FES』実行委員会の代表も務められる須田さんにいろいろとお話をうかがいました。

 

須田眞輝さん@須田鉄工所

 

 

「東京にこんな場所があるんだ。」ってわかってもらえるように. 

 

ー去年、『鉄工島FES』の代表として初めて参加されて、率直にいかがでしたか?  

須田)去年は、根本さんの作品から始まってね。その勢いでどんどんどんどん、なんかやろうっていう事になっていって。

 

ーあれだけの人がこの場所を訪れ、その光景をご覧になってどのように感じられましたか? 

須田)会場に入りきらないほどの人が集まりましたからね。そういう大きなイベントって、なかなかここではなかったですから。島に縁もゆかりもない人が集まってくれて「東京にこういう場所があるんだ」ってわかってくれたのは、良かったですよね。 

 

ーそもそも、須田さんが『鉄工島FES』に携わろうと思われたきっかけは?  

須田)寺田倉庫(以下、寺田)さんがうちの鉄工所を借りられて、そこから「ここをアーティストのアトリエにしよう」って話になって、それからBUCKLE KÔBÔが出来て。(2016 年開設) 

で、寺田の伊藤さん(『鉄工島FES』事務局長/伊藤悠)が「せっかくBUCKLEを1年やったことだから、形あるものにして残るようにしたい」って提案してくれて。ダラダラやっても裾野は広がっていかないし。年に1回でも定期的にこういうイベントが出来るようになると、形として残っていくだろうし。 

 

須田さん@BUCKLE KÔBÔ. アーティストたちの制作の跡が見える.

 

職人とアーティストも“手に職”. 

 

ー須田さん、BUCKLE KÔBÔのアーティストともすごく仲良しですよね。  

須田)そうですね。みんなここ(BUCKLE)の人だし。すべてにおいて、近所付き合いは大事ですから。たとえ絵や彫刻がわかんなくても、素人目でも「こりゃ売れるね」とかさ。「10万円も価値ないんじゃないの?」とかさ。(笑) そういう、素人考えも言ってあげたほうが、(アーティスト にとって)時間つぶしにもなるだろうし。 

 

 須田さんとアーティストのDIEGOさん(SIDE CORE)@BUCKLE KÔBÔ

 

 

ーアーティストたちも、須田さんのことをまるで島のお父さんのように慕っていらっしゃいますね。 

須田)年齢的にも親世代ですからね。 

 

ー今まで、こういったアーティストの方と接する機会はありましたか? 

須田)なかったですよね。だって職人とアーティストって価値観違うじゃないですか。 

 

ーアーティストと職人の違いってなんですか? 

須田)職人ていうのはね、ある意味クリエイターの一種ではあるんですけど、われわれは図面があってそれに基づいて制作するので、終点が決まっているんですよ。

けどアーティストっていうのは、もちろん材料があるけど、終点がないんですよね。図面があるのとないのが大きな違いですよね。

 

須田鉄工所は工場用の巨大な配管を製造している. 

 

工場で働く職人@須田鉄工所. ときに危険を伴う作業. 職人は全員、専用の免許を取得している.

 

でも昔は、職人とアーティストの境目ってなかったんですよね。日本の伝統工芸やっている人だって、アーティストみたいなものだけど、昔は全部職人がやってたんですよね。浮世絵だって絵師や刷り師がいて、版画作る人がいて。それぞれがみんな職人だったわけで。みんなが自分たちのことをアーティストって思ってたかはわからないけど。 

 

ー確かに。芸術家も職人も、昔は一緒だったのかもしれない。 

須田)みんな一緒。みんな職人ですよね。手に職。体のどこかに覚えさせるのが、職人ですからね。床屋のおばさんだってさ、目つぶったって髪の毛切れるんだから。頭がボケたって、手が覚えていますから。 

 

ー“手に職”は、職人とアーティストの一つの共通点かもしれないですね。 

 

テキスト:多田愛美 

写真:花坊 

 

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〜後編:鉄工島FESへの想い へつづく。

https://readyfor.jp/projects/ironislandfes2018/announcements/85719

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◉ 決起会BBQご招待
鉄工島(京浜島)にて開催される決起会バーベキューにご招待いたします。10月中旬開催予定。(食事代+1ドリンク代が上記料金に含まれます。)

◉ 事前ロケハン & ミーティングへの参加
事前に実施される鉄工島(京浜島)ロケハンや、オープンミーティングへご参加頂きます。

◉ クルーメンバー登録
事務局よりクルーに向けた連絡をさせていただきます。設営(11月3日)や開催日(11月4日)のサポートに一緒にご参加ください。

◉ スタッフユニホーム
本番日に着用いただくスタッフユニホームを差し上げます。

◉ ご招待チケット <2枚>

◉ お礼のメール

 

 

 

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