岡山に囲炉裏と露天風呂でほっこりできるゲストハウスを作りたい

 

ビーチテニスを通して出会った2人が

 

岡山県玉野市でゲストハウス「Iroriyado Gen」を開業します。

 

宿に来たみんなが楽しく豊かに食を囲めるよう、

 

そしてもっと玉野市を好きになってもらえるように

 

今回、はじめてのクラウドファンディングに挑戦します。

 

 

 

はじめまして！合同会社Vivaceの東園高広と藤木祐一です。

 

東園はこの春まで8年間、地方自治体の職員として勤務していました。藤木は9年前に当時働いていたテニススクールから独立し、現在はテニスショップとテニススクールを経営しています。

 

 

そんな２人が出会ったのは3年前で「ビーチテニス」というスポーツを通してでした。

 

 

同じ大会に出場していることも多くあるため、行動や宿泊を共にする機会もありました。

 

そうしているうちにビーチテニスに関すること以外についても話をするようになり、理想とする人生観などに共感できることが多いことから、共同で会社を設立するに至りました。

 

 

 

 

 

私たちはプロスポーツ選手ではないので、どこかから資金の援助を受けているわけではありません。そのため、ビーチテニスの大会に出場する際、宿泊を伴うことが多いのですが、毎回ホテルに泊まっていると金銭的に厳しいことを実感していました。

 

そんななか、出会ったのがゲストハウスです。ホテルや旅館よりも手軽に宿泊できて価格も安価。当時そこまでゲストハウスの存在自体、メジャーではありませんでしたが、それからは遠征の際にゲストハウスを利用することが増えていきました。

 

はじめはゲストハウスといえば安かろう悪かろうで、大きな部屋に知らない人がたくさん寝ているイメージでしたが、実際は金額の割にホテル並みの清潔感があったり、洗練された個室があったりと自分たちの想像を超える場所とたくさん出会うことができました。

 

 

色々なゲストハウスに宿泊しているうちに、自分たちの理想のゲストハウスについて話をする機会が増え、次第に「自分たち2人に所縁のあった岡山県玉野市に理想のゲストハウスを作れたらワクワクするね！」という話に。

 

そこから実際にプロジェクトが進んでいくこととなりました。

 

玉野市には日本有数のビーチである渋川海岸があります。私たちは元々その渋川海岸でビーチテニスの練習会や大会を行っており、体験会などを通して競技人口を増やすため、普及活動に取り組んでいました。

 

渋川のビーチを盛り上げるためにはまち全体に活気が必要であり、まちに元気があればビーチにも自然と活気が生まれると考えています。

 

そこで、玉野市で今年空き家となった古民家を探し、ゲストハウスにするべくリノベーションをはじめました。

 

 

 

 

 

この度始めるゲストハウスの名前は「Iroriyado Gen」と言います。

 

「Iroriyado Gen」の由来は漢字の「源」からきています。これは私たちのはじめての事業という意味と、人の生活の源という意味の2つの要素から名付けています。

 

コンセプトは、元来の日本の生活。

 

現代の最新機器や、ボタンひとつで色々してくれる便利な機械が置いてあるわけではありません。しかし、そういったものから離れることで本当に大切なものが何かを見つめ直す時間を得ることができる空間を目指しています。

 

 

現在DIYしているゲストハウスは建築されて相当な年数が経過している古民家であるため、その古さを感じる箇所が数多く見られます。

 

今では使えないような太い梁や珍しいガラス窓。

 

そんなところから、当時の暮らしや趣を感じることができます。

 

 

宿泊できる部屋は2名定員が2部屋、4名定員が1部屋という古民家ゲストハウスならではの小規模での運営を予定しています。

 

現在はおおまかな改修は終わり、仕上げの壁材や床材の施工に取り掛かっている状況です。

 

 

宿泊時のイベントといえば食事と入浴です。

私たちはその2つのイベントの価値を高めるために囲炉裏と露天風呂を設置したいと考えています。食事をする環境で味の感じ方も変わり、露天風呂に浸かることで心身ともに一段階上のリフレッシュができると言っても過言ではないはず。

古民家をゲストハウスにリノベーションする際、運営できる最低限の予算を持って始動しています。
今回のクラウドファンディングでは、宿泊に来た皆さんにそのようなより充実した体験をしていただくための設備への費用をご支援いただければと考えています。

 

 

 

このゲストハウスをより魅力的な空間とするため、共用の食事スペースに囲炉裏を設置したいと思っています。また、将来的には裏庭に露天風呂を作ることを目指しています。

 

ですが、建物自体の改修費用に相当額を要するため、後から設置予定の囲炉裏と露天風呂分の費用が現状不足しています。このクラウドファンディングでは第一目標金額を100万円に設定し、まずは囲炉裏の設置にご支援いただいた資金を使わせていただき、ゲストハウスの価値を向上させます。

 

‖資金使途

囲炉裏の設置費用　・・・100万円

↑今回の支援金を充当

露天風呂の設置費用・・・100万円

 

‖スケジュール

囲炉裏の設置　・・・2020年10月末

露天風呂の設置・・・2020年11月末

 

もし目標を大きく超えることができれば、その分は露天風呂の設置に費用を当てさせていただければと考えております。

 

 

 

岡山県玉野市は住みよさランキング2020（東洋経済新報社）において岡山県下第1位、全国規模でも第15位を獲得しています。にもかかわらず、人口減少に歯止めが掛からない状況は変わりません。

 

住みよさランキングが上位であるにもかかわらず、人口減少の一途を辿る実情には市外や県外の人々からみた玉野市に移住するイメージがつきにくいことが要因のひとつにあると思います。

 

私たちのゲストハウスにご宿泊いただくことで少しでも実際の生活がイメージできれば、玉野市への移住を検討するきっかけになると考えています。そうして、まちに関わる人自体が増えることで県内有数のビーチである渋川海岸や、周辺のまち全体が盛り上がることを期待しています。

 

「Iroriyado Gen」の近隣にはアートの島として脚光を浴びた直島があり、ゲストハウスが日帰り観光の拠点ともなります。

 

 

また、瀬戸大橋をはじめとする瀬戸内海が一望できる王子が岳までは車で20分の立地にあります。

 

王子が岳ではパラグライダー体験も実施されており、貴重な思い出をつくること間違いありません。また、お子様連れの場合はおもちゃ王国や渋川動物公園もすぐ近くにあるため計画を立てる際にも困りません。

 

そうした見どころの紹介も、住んでいる自分たちならではの目線でお伝えしていけると思います。

 

 

私たちはビーチテニスやこのゲストハウスを通じてたくさんの笑顔が見られる場所や環境をつくっていきたいと思っています。

 

そのためには自分たちも楽しみながら進めていくことが重要であり、自分たちも楽しみながらできることのひとつとして古民家をリノベーションしてゲストハウスとして運営していくことを選びました。

 

特別なスキルや恵まれた条件はありませんが、ゼロから始めるこの事業をどうか近くで応援いただけたらと思います！