伊勢マリンホーム:空調環境を整え感染症防止対策の強化を

寄付総額

4,955,000

目標金額 3,700,000円

寄付者
117人
募集終了日
2020年12月25日

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プロジェクト本文

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ご支援方法が不明な方は下記をご覧ください。

①クレジットカードでのご支援手順:こちらをクリック

②銀行振り込みでのご支援手順:こちらをクリック

 

【第1目標達成の御礼とネクストゴールについて】
 

多くの皆様のご支援のおかげで12月18日、370万円の目標を達成することができました。厚く御礼申し上げます。クラスター発生により、皆様には多大なご迷惑、ご不便、ご心配をかけたにもかかわらず、本当にたくさんのご支援をいただき、改めて身が引き締まる思いでおります。


いただいたご支援金により、特別養護老人ホーム伊勢マリンホーム従来型が、年明けから新規利用者を受け入れる体制をとり、あらゆる感染症に強い施設に生まれ変わるよう、最大限努力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。


12月25日プロジェクト終了まで1週間という期間がございます。そこで、懸命に頑張ってくれている介護・看護専門職に特別慰労金を支給するために、ネクストゴール580万円を掲げ、ファンディングを継続させていただきたいと思います。


今回は空気清浄機の購入というハード面での資金調達という事でしたが、介護とは、とりもなおさず、ハードではなく、ソフトパワーが最重要であり、人が人に対して思いやりを持って行うものです。クラスター発生当初から、従来型に勤務する職員はもちろんのこと、他事業所職員においても、私生活を顧みず事態の収拾に奔走してくれました。
 

終息後においても、新型コロナウィルス感染症を施設に持ち込まないよう、細心の注意を払いながら務めてくれていますが、新規感染者、重症者が連日過去最高を記録している現在、職員が親睦会等により日々の激務を慰労したり、旅行等によるストレス発散の機会を奪われています。


介護・看護専門職の新型コロナウィルス感染症との終わりの見えない戦いは、依然として続いています。法人全職員180名に特別慰労金として一人一人に1万円を支給するための資金で、180万円、READYFOR手数料約30万円合計210万円です。


残り7日間となりましたが、新たな目標を掲げ、邁進して参りますので、12月25日クリスマスまでの間、引き続き温かいご支援、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

令和2年12月18日
社会福祉法人 伊勢湾福祉会
理事長 大倉徹也

 

新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。また、罹患された方々およびそのご家族、関係者の皆様、感染拡大により日常生活に影響を受けられている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。新型コロナウイルス感染症の一刻も早い終息をお祈り申し上げます。

 

施設内のクラスター発生の経緯

 

令和2年8月末より特別養護老人ホーム伊勢マリンホームは、新型コロナウイルス感染症による施設内クラスターにみまわれました。

 

三重県発表第5事例目、県内における介護施設でのクラスターは初めてのケースになります。

 

経過新型コロナウィルス感染症クラスター第5事例目)

8月29日 当施設職員1名の陽性反応(三重県第368例目)

8月30日 施設内で入居者11名の陽性反応(三重県第370例目~第380例目)

9月4日 施設内で入居者2名の陽性反応(三重県第389例目、390例目)

9月5日 施設内で入居者1名の陽性反応(三重県第400例目)

9月7日 施設内で入居者2名の陽性反応(三重県第427例目、428例目)

9月13日 施設内で入居者3名の陽性反応(三重県第458、459例目、460例目)

 

発生場所は特別養護老人ホーム従来型に限定され、職員1名、入居者19名に新型コロナウイルス感染症陽性が確認されました。

 

発生当初から鈴鹿保健所、三重県クラスター対策班の指導の下、感染拡大防止に取り組み、9月13日以降に新たな陽性者は確認されず、晴れて9月28日に鈴鹿保健所からの経過観察終了および終息となりました。

 

しかしながら、その影響で3名の方の尊い命が失われ、他の方に関しましても幸い軽症ではあったものの多大なご迷惑をおかけいたしました。

 

 

クラスター発生時、職員はホテルに滞在しながら、未知のウイルスをまえに、着なれないガウンやフェイスシールド等を身に着け、汗だくになりながら懸命に介護・看護を続けました。

 

入居者様にあっては、普段であれば職員や他の入居者様と談笑しながら過ごせるところ、感染症対策のためのゾーニングにより、ほとんどの時間を自室で過ごしていただくなどのご不便をおかけしました。

 

また、面会を制限している中で起こったことだったので、ご家族から厳しいことを言われることを覚悟しながら連絡しましたが、

陽性になった利用者様のご家族に連絡した際「お母さんが感染したのは、しっかりと接してくれたから感染したのだと思っている。職員さんのことを悪く思わないでほしい」とのお言葉を言われました。

入院されたご家族より「陰性となり、死因がコロナの診断ではなかったので家族葬が出来ました。前日にも面会できました。長い間お世話になりありがとうございました。職員さんはコロナで気をつかっていただいたと思います。誰がなってもおかしくないのであまり気になさらずに」とのお言葉をいただきました。

など、温かい言葉をもらうことも多くあり、多大なご協力をいただきながら、約1か月でこの危機を乗り越えることができました。

 

今回の事態を受け、より入居者様が安心して暮らせ、職員が安心して働けるように、施設の空調環境を整えるためクラウドファンディングの実施を決意しました。

 

入居者様のご家族よりいただいた色紙。「大変だったでしょう、職員さんが倒れないでくださいね」「早く再開してな」多くの励ましの声もいただき支えていただいた1ヶ月でした。

 

 

クラスター発生から見えてきた“海が近いからこそ”の課題

 

もちろん、クラスター発生前から厚生労働省から発出されている感染症対策を遵守し、館内清掃及び職員の手指消毒、面会制限等を実施しながら、頻繁な換気を行っておりました。

 

しかしながら今回の事案を通して、上記対策だけではまかないきれない施設の構造的な部分で感染症に脆弱である点も浮き彫りになりました。

 

①:1室に4人で入居する多床室である事

 

②:(海が近いため)潮風による塩害の影響もあり施設及び付属設備が腐朽し、完全な空調管理がむつかしい事

 

③:浜風の吹込みがあり、その強度によっては窓解放時に換気効果よりも施設内で塵、ウィルス等の浮遊原因になってしまう事等がある事

 

まもなく寒い季節がおとずれ、徐々に新型コロナウイルスの感染者も増えてくることが予想されます。そのような事態にも備え、脆弱点を改善し今後の施設内感染防御を見直したいと思います。

 

自分も感染しているのではないか、感染させるのではないか不安だった
搬送される入居者がどうなってしまうのか不安だった。
他部署からのサポートもあり。職場では皆で一致団結していたためチームワークが取れていた
施設内のわかりやすい張り紙や、ボードはとても良く、励みになった

 

 

さらなる感染拡大を防ぐためにも館内空調環境を整えます

 

昨今において特別養護老人ホームのほとんどが、1室にお一人の入居者がいらっしゃる「ユニット型」に移行しています。しかし、私たちの施設は1室を4人で入居する「多床室型」になっています。

 

多床室は費用を抑えてご利用、ご入居いただける施設であるため社会的要請が今なお高くあります。経済格差に変わらず支援したいという思いから、今回もユニット型への建て替えは行わず、多床室でありながら感染対策をしていく方針に致しました。

 

そのため、まずは館内空調環境をより整えるべく、高性能空気清浄機の各居室及び共有スペースへの設置を行うことに致しました。もちろん現在も頻繁な館内消毒を実施し、窓の開閉度合いを細かく調整することで対策しておりますが、天候が変わるとそれに対応する必要があり、職員の労力が増しているのも事実です。そのため、高性能空気清浄機を設置し、館内空調環境を整えたいと考えております。

 

購入台数:30台

(各居室20+職員詰所2+看護ステーション1+静養室1+事務所1+共有スペース5)

 

設置種類:黄色:KI-NP-100(21)、緑:KI‐N75YX(7)、赤色:FP-140EX(2)

 


 

厚労省の発表している文献(令和2年6月17日付新型コロナウイルス厚生労働省対策本部参考資料「熱中症予防に留意した「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気について」)中、HEPAフィルタ付きであり、かつ、風量が 5m3/min 程度以上という推奨スペックに満たしていて、COVID-19感染症以外にインフルエンザ等他の感染症対策においても重要となる加湿機能も備えているものを購入します。部屋の広さにあわせ、業務用および家庭用空気清浄機を組み合わせて使用する予定です。


*厚労省の発表している文献(令和2年6月17日付新型コロナウイルス厚生労働省対策本部参考資料「熱中症予防に留意した「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気について」)によるとHEPAフィルタ付きであり、かつ、風量が 5m3/min 程度以上という性能の空気清浄機が推奨されており、これに適合するものを購入します。

 

しかしながら、法人全体の事業運営上、デイサービス、グループホーム等他施設における感染防御対策及び修繕費用等も考慮しながら、法人資金をすべて特養多床室に投下することが難しいのが現状です。

 

また今回のクラスター発生による被害総額は、衛生材料、備品購入等における国からの助成金の額をはるかに上回ることになるため、皆様のお力を少しでもお借りできればと思い、今回クラウドファンディングにて資金を募ることと致しました。

 

 

潮風などによる影響はありつつも、立地については〝ご入居された方が常時海を展望できる環境で心安らかに過ごしてほしい”との思いが詰まった土地であり移設はしない形になりました。

 

 

入居者様の安全を守り、日常生活を快適なものにするために

 

今回のように施設内でコロナ感染症が広まりクラスター発生すると、入居者さんの生活を守ることが難しくなってしまいます。できうる限りの感染症対策を実施しながら入居者様が安心して暮らしていただけるよう、また地域の中で介護に困っている人の助けになれるよう、今回の経験を生きたものにするためにも、正しい知識をもち、正しい技術をもって対応すれば感染症対策を徹底していきたいと思います。

 

ご寄附いただいた資金をもとに、最新の空気清浄機を各居室及び共有スペースに設置し、ご利用者が安心して生活し、職員が安心して働ける環境を整えることができるように、また、感染症対策の中で日常生活が制約される場面も多くありますが、できる限り入居者様の日常生活を快適なものにとの思いで挑戦しております。ご支援よろしくお願い申し上げます。

 

より利用者様の安心して生活でき、職員も安心してサポートできる環境を整えるために応援お願い致します!

 

 

社会福祉法人 伊勢湾福祉会とは

 

三重県鈴鹿市にある社会福祉法人は、平成3年5月に特別養護老人ホームを設立し、その後、地域のニーズに応じて様々な高齢者福祉に関わる事業所(デイサービス3か所、グループホーム2か所、ヘルパーステーション1か所、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター等)を設立しました。職員総数は約200名、これまで1000名を超える方々をサポートして参りました。


本体である特別養護老人ホームは、従来型(多床室)50床、併設短期入所10床、ユニット型30床で運営しており、約50名の介護・看護専門職が入居者様の生活を支えるために従事しております。

 

▲伊勢マリンホーム:職員

 

 

支援金の使途内訳

 

以下費用に充てさせていただきます。

 

・空気清浄機 10万円相当×30台    3,000,000円

・手数料等  700,000円

 

*2021年4月30日までに空気清浄機の購入と設置を完了させることをもってプロジェクトの実施完了となります。

 

 

寄附金控除に関しまして

 

―個人の皆様―

■所得税の控除

当法人への寄附金は、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)として財務大臣から指定されています。

 

具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の40%を限度とする。)から2,000円を除いた額を所得から控除することができます。

 

■住民税の控除

所得税の軽減に加えて、当法人への寄附金を個人住民税の控除対象としている都道府県・市区町村にお住まいの皆様は住民税についても税額控除の適用を受けることができます。

 

 

―法人の皆様―

当法人への寄附金は、法人税法上の指定寄附金(法人税法第37条第3項第2号)として財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の全額を、一般の寄附金の損金算入限度額と別枠で、損金算入することができます。

 

 

―寄附金控除証明書の送付に関して―

寄附金控除証明(寄附金領収書)は、2021年4月末までに送付します。領収書の日付は当法人に入金がある2021年2月の日付になります。

 

 

留意点

 

・本プロジェクトのギフトのうち「支援者名等掲載」に関する条件の詳細については、リンク先の【リターン/ギフトに関するご留意事項】をご確認ください。

 

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得のPRのために利用させていただく場合があります。

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プロフィール

三重県鈴鹿市にある社会福祉法人です。平成3年に特別養護老人ホームを開設して以来、ケアハウス、グループホーム等入所サービス、デイサービス、ホームヘルパー、居宅介護支援事業等在宅サービスを高齢者向け事業を運営しております。また、地域包括支援センターや認知症初期集中支援チーム等行政からの委託事業も積極的に行っております。 これからも、行政、関係機関、地域の方々とともに情熱をもって鈴鹿の地域福祉発展に尽くしていきたいと思います。

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ギフト

3,000


alt

A:3000円のご寄附

・寄附金控除証明書

・活動報告書

寄付者
33人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

10,000


alt

B:1万円のご寄附

・寄附金控除証明書

・活動報告書

・施設内にお名前掲載


*お名前掲載のリターンはページ末尾の注意事項をご確認ください

寄付者
50人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

30,000


alt

C:3万円のご寄附

・寄附金控除証明書

・活動報告書

・施設内にお名前掲載


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寄付者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

50,000


alt

D:5万円のご寄附

・寄附金控除証明書

・活動報告書

・施設内にお名前掲載


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寄付者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

100,000


alt

E:10万円のご寄附

・寄附金控除証明書

・活動報告書

・施設内にお名前掲載

・HPにお名前掲載


*お名前掲載のリターンはページ末尾の注意事項をご確認ください

寄付者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

300,000


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F:30万円のご寄附

・寄附金控除証明書

・活動報告書

・施設内にお名前掲載

・HPにお名前掲載


*お名前掲載のリターンはページ末尾の注意事項をご確認ください

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

500,000


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G:50万円のご寄附

・寄附金控除証明書

・活動報告書

・施設内にお名前掲載

・HPにお名前掲載


*お名前掲載のリターンはページ末尾の注意事項をご確認ください

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

プロフィール

三重県鈴鹿市にある社会福祉法人です。平成3年に特別養護老人ホームを開設して以来、ケアハウス、グループホーム等入所サービス、デイサービス、ホームヘルパー、居宅介護支援事業等在宅サービスを高齢者向け事業を運営しております。また、地域包括支援センターや認知症初期集中支援チーム等行政からの委託事業も積極的に行っております。 これからも、行政、関係機関、地域の方々とともに情熱をもって鈴鹿の地域福祉発展に尽くしていきたいと思います。

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