伊勢マリンホーム：空調環境を整え感染症防止対策の強化を

クラウドファンディングの達成率が５２％になりました。

ご賛同いただいた皆様、ありがとうございます。

さて、プロジェクト本文の中にもあるように当施設は8月末から大規模クラスターが発生し、幸い約1か月でその危機を脱しました。

ただ、それは単に1つの介護施設でのクラスターが終息したという事実を意味するだけで、自施設及び多くの施設でのcovid-19感染症が終わった事を意味するわけではありません。

三重県内でも病院、施設ともにクラスターが発生し、急性期病院を中心とした医療崩壊の危機という報道が連日なされておりますが、ご高齢でご自宅での生活が難しくなった方の生活を、全国の多くの介護施設や慢性期病院が支えています。また、ご自宅に見える方については、地元開業医の方々をはじめ、ケアマネジャー、通所系、訪問系サービス等様々な事業所、専門職が活動しています。この活動は、エッセンシャルワーカーの名にふさわしく、直接的に人が人を支える、リモートに代替できない極めて尊い活動であると感じます。

それら専門職が、日々感染リスクと向き合い、戦々恐々としながら、懸命に活動しておりますが、1人の感染確認により突如施設内、職場内が戦場と化し、事業運営上最大の危機を迎え、公的資金では賄いきれず、最悪廃業を余儀なくされることもあります。

その状況を改善するためには、公助はもちろんのこと、自助、互助、共助も含めてエッセンシャルワーカーを支える仕組みが必要であると強く思っています。

そんな中、クラスターを経験した自分たちにできることは何かと考えたときに、再発防止の観点から、法人全体の感染症防止に最善を尽くすとともに、コロナ感染症に立ち向かいながら活動する専門職がどのような気持ちで活動しているのかを少しでも多くの人に知っていただきたいと思い始めたプロジェクトです。

11月11日から始めたプロジェクトですが、約1か月経過し、残り11日間となりました。残り11日精一杯発信してまいりますので、何卒皆様のご支援よろしくお願い申し上げます。

鈴鹿南部地域包括支援センター　センター長　青島秀和