愛しの窯

昨夜、ブロック積みがひとまず終了しました。

 

薪窯を手作りしますとは言ったものの、不器用で要領の悪い私はそういった作業が得意ではないので、気力、体力が途中でダウンしないか心配でした。

 

いざ、始めてみると、自分でも驚いたことに、集中力が途切れない。

時間とともに疲れて腕がプルプル言っているのに、後半ほど手際よく仕事ができました。

 

作業をしながら思ったのですが、パンを焼くのに薪窯がいいとか、ガスオーブンがだめだとか、手段に善し悪しはないのではないかと。

要は、自分が選択した手段にどれだけ愛情がもてるかが、その仕事やパンそのものに影響を与えるのではないかなと思いました。

 

日が暮れて、真っ暗になって、ライトをつけて、やっとブロック積みが終わりました。

窯はまだ、パンが焼ける姿にはなっていないけど、もうすでに、この窯が愛しくて仕方ありません。

 

無事に作業を終えることができた事、薪窯作りをさせて頂ける事に、感謝です。