パンの発送を開始しました

薪窯が完成して２ヶ月が経ちました。

 

パンを焼く回数を重ねるごとに、焼き上がったパンの表情が変わってきていて、手応えを感じています。

 

薪窯のパン屋さんで見学してきたことが、実践の中で１つずつ理解できたり、同じような事ができたりするたびに、一窯に沢山のパンを、また、窯を扱う回数も多く経験を積んでいくことが、薪窯でパンを焼く技術の向上につながっていくと感じています。

 

窯は、オーブンと違って温度表示がなく、一応測定はしていますが、あてにはなりません。やはり、経験と感が重要です。

 

１つのパンを焼くのも、３０個のパンを焼くのも同じ量の薪が必要です。

一度に沢山のパンを焼く事が技術の向上だけでなく、資源を有効に使うことにもつながります。

 

もし、クラウドファンディングをせず、自力で窯を完成させたとしても、コロナ禍の経営が難しい現状で沢山のパンを焼くという経験をつむには、かなりの年月が必要だったと思います。

ご支援いただいた皆様のお陰で、窯を完成することができ、パン焼きの経験もさせて頂き、少しずつ、技術も向上してきています。悩んだり失敗したり、火傷したり、家事と子育てと重なって、目が回ったりしていますが、薪窯でパンを焼くことがとにかく楽しく、充実していて、本当に皆様に感謝しています。

 

先週からパンの発送を開始しました。

夏の暑さと窯の熱さで、汗だくですが、そんなことより、毎回パンの発酵を心配していて、窯にパンを入れる時も出すときもとても緊張しています。

皆様のお手元に届くまでもう少しお待ち下さいね。