震災から11年｜石巻に地域の仕事と居場所をつくるお惣菜屋をOPEN

【第一目標達成のお礼と残り期間について】

 

たくさんの方々にご支援をいただき、目標金額の100万を達成することができました。

 

みなさまから頂戴した応援メッセージは全て拝読しています。本当にありがとうございます。あたたかいご支援とご声援に心より御礼申し上げます。
 
皆様の期待に応えることできるように、地域の方がそこに集い、働き、購入する地域循環型で持続可能なお店を目指して、本格的に活動を始めてまいります！
 
また、目標金額には達成致しましたが、 お惣菜屋さんの立ち上げには約300万円が必要です。

 

重ねてのお願いで恐縮ですが、クラウドファンディングの期間もまだ残されておりますので、引き続きご支援をいただけますと大変嬉しいです。終了となる8月31日まで、引き続きのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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ページをご覧いただき、ありがとうございます。八木純子です。

 

宮城県女川町で生まれ育ち、20年間保育士として石巻市内の保育園で働いた後は学習塾を主宰し、子どもたちの居場所作りを進めてきました。
 
東日本大震災を機に、女川町に一般社団法人コミュニティスペースうみねこを立ち上げました。震災直後は子育てママの応援（遊び場つくり、物資の提供、炊き出し）や高齢者の生きがいつくり（布草履をはじめとする小さな生業つくり）、高齢者がシェフとなって、おかあさん食堂などを展開。

 

ほかにも、若者の雇用の場つくりとしてイチジクの栽培や唐辛子の栽培、加工で水産の町女川町に更に魅力が膨らむように農業にチャレンジする。そこで、「イチジク葉茶」「潮風唐辛子」「さんまなたい焼き」地域の産業づくりを進めてきました。

 

現在はゆめハウスという拠点の運営を始め、女川町内での地域の方のワークショップやイベント作り、そして、企業や修学旅行の受け入れなども行っています。

 

地域に、必要な時に、必要なことを、という一心で、ここまで走り続けてきました。
 

 

 

 

石巻駅の隣町である陸前稲井駅周辺では、人口の減少に伴って、地域にお買い物場所がなく、食堂も少なくなっています。
 
東日本大震災の影響が港近辺と比べると、比較的少ない地域ということもあり、震災後にこの場所を終の棲家として多数移住される方も多かったのですが、上記の影響もあり、地域になじめず孤立化している方も見られました。また、買い物する場所が駅周辺にないことから、車を運転しない人にとっては日常生活を送ることも大変という声が聞かれました。
 
地域の利便性が下がったことで、ここ最近、子育て中の方やご家族の介護などをされている方で、お仕事との両立が難しいという理由で離職される方が多いという声も聞くようになりました。
 
私自身も子育てをしていた時は、保育士の仕事が終わって、お迎えして、買い物をし、その後食事の準備をして…という大変な子育て時代を過ごした経験があります。またこれまでずっと活動を続けてきた石巻エリアのお困りごと、ということで、なんとかしてサポートしていきたいと考えていました。

 

・子育て中の方やご家族の介護をされている方がもっと気軽に働ける場所
・買い物やお食事ができる場所
・地域の方が孤立せず、みんなで集まれる場所
 
この地域には、上記のような場所が必要です。そこで、これらのニーズを網羅して応えられるような場所として、地域に新しく「イートインができるお惣菜屋さん」を立ち上げる、というアイデアが浮かんできました。

 

新しいお店を作ることで、仕事を作ることができます。また、お惣菜屋さんであれば、仕事終わりにそのまま買い物ができるので、働いている方が買い物の心配をせずに仕事ができます。さらに、作り置きの食品の提供なので、飲食店などに比べ、急な用事などにも対応でき、空いた時間で育児や介護、そして自分の時間を持ちやすい利点もあります。
 

 

 

 

惣菜屋さんを開設するにあたって見つけたのは、もともと居酒屋さんの居ぬき物件です。100坪ほどの土地に建物が2棟あり、地域の人が集まるには十分な広さがあります。また、陸前稲井駅から徒歩3分と働く方が公共交通機関を利用して通勤できる距離です。
 

 

しかし、放置状態から3年が経っているので、あちこちのリフォームが必要です。また、営業許可に必要な惣菜を並べるための卓上冷蔵ショーケース、鍋やオーブンなどの道具、業務用エアコン2基が必要な状況です。

 

これらを揃えるには総額287万円が必要です。助成金や自己資金を投じても、足りない費用があり、今回2回目となるクラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。

 

 

皆様からいただいたご支援金は以下のように使用いたします。

 

・内装材料費 15万円

・卓上冷蔵ショーケース購入費 25万円

・業務用エアコン2式購入費 35万円

・オーブン、他の台所用品購入費 10万円

・照明器具購入費 2万円

・その他事務費用 20万円

 

 

 

地域の方の働き場所や購入の場所が町の中心部にだけ移行していく傾向が続き、市街地の方は買い物難民や働く場所も交通手段がないとどこも見つけられない現状があります。
 
その結果、過疎地域はますますその状況に拍車をかけるだけでなく、最終的には地域としても成り立たなくなっていきます。
 
小さなお店であっても「そこに住む住民の働き場所になり、購入の場になる。」これが持続可能な原理になっていくのだと思っています。「人が元気になれば地域が元気になる。」そんな場を作っていきたいのです。
 
人が集まっているからお店を作るのではなく、人が少なくても必要なお店を開いていきます。

 

どうぞ温かいご支援をよろしくお願いします。

 

 

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｜プロジェクトに関するご留意事項

 

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

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