全てを流された・・・漁師さんの役立つ支援を!

   松島湾に浮かぶ浦戸桂島の美味しい海苔のご紹介

    

                      

 2011年3月5日  

 東日本大震災の6日前、当団体主催で念願だった「牡蠣の養殖体験」を

塩竈市浦戸諸島で桂島の漁師さんのご協力を得て実施しました。

           

海に囲まれている日本。

私自身、毎日のように海産物を食べているのに漁業のことを全く知らない。

宮城と言えば、牡蠣。他にもホタテ、ほや、海苔などの養殖も。

「いただきます」と食べるだけで、どのように作られているか検討もつきませんでした。

 

改めて、農業体験は小学校でもできるけど、漁業体験は漁師さんの協力無くしては出来ないことだと気づいたのです。

 

そこから、協力してくださる漁師さん探し。震災の前です。そうそう簡単には見つかりません。そんな時に出会ったのが、塩竈市浦戸桂島の内海信吉さんでした。島に何回か通い、打ち合わせをして、子供会行事にも参加させていただいて準備を進めて、参加者を募集して・・・ようやく実現したのが3月5日でした。

      

そしてあの大震災。

 

島が壊滅したという情報だけで、漁師さんがどうなったのか、島の皆さんがどうなったのか、とても心配でした。

3日後に、島民全員無事の知らせを受けてほっとしたのもつかの間、総勢200名の離島での避難所生活は、食べ物がないという。

そこから、桂島に移住し島おこしをしていた、当団体と関わりのある(一社)浦戸夢の愛ランドの三浦さんを通して、物資支援が始まりました。

 

 避難所通いをするうちに、島民の皆さんや、牡蠣、海苔養殖の漁師さん達とも顔なじみになりました。主産業である漁師さん達の役立つ、NPOならではの復興支援ができないだろうかと考えていた時にたどり着いたのが、「小冊子」の作成。

              

 

 みやぎNPO夢ファンドをいただき、平成23年度に「牡蠣」を、平成24年度に「海苔」を作成しました。作成にあたっては、それぞれ1年をかけて漁師さんに密着取材をさせていただきました。漁場も自宅も全てを流された漁師さん達と作業を一緒に行ったり、島のお祭りを盛り上げたり。

 

最後は、仮設住宅の集会所で、プロの似顔絵作家がんじーさんによる、お一人お一人の似顔絵を色紙に描いてプレゼント。

 写真も全て流されてしまった、ある漁師さんは笑いながら「遺影にする」なんて冗談を言いながら笑顔で受け取ってくださいました。

     

 

 そんな思いで出来上がったのが、小冊子の「海苔」「牡蠣」です。

英語バージョンもあります。ヨーロッパとご縁があり、桂島の漁師さんがヨーローッパに復興支援の御礼で伺った時、持って行きました。

 

 今回は、桂島で取れた絶品の「塩海苔」と、生産者の思いが詰まった小冊子「海苔」を10,000円のリターンで用意いたしました。

         

 今年も美味しい海苔を、松島湾の海が育てています。

 どうぞお楽しみに♬

 

 

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