「移動」の壁を越え、若者に多様な価値観に出会える機会を提供したい

「移動」の壁を越え、若者に多様な価値観に出会える機会を提供したい

支援総額

1,133,000

目標金額 1,000,000円

支援者
115人
募集終了日
2025年6月30日

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プロジェクト本文

1|はじめに

 

初めまして。「いすみラーニングセンター」です。

 

私たちは「地方のくらしとビジネスの可能性を探求する」をテーマに、2019年に発足した学びの場です。

 

現在メンバーは15人。多くは、東京、神奈川、さいたまなど都市部で暮らしていますが、毎月1回、千葉県房総半島にあるいすみ地域に集まり、地域の人とのさまざまな交流を通し、ローカルでの暮らしや商いについて学んでいます。

 

発足から6年。多くの人との出会いは、価値観の変化を生みました。出会いをきっかけに移住したり、ビジネスを始めたり、地域のお手伝いをしたり、 地域とのつながりが生まれていきました。一方で課題も見えてきました。

 

それは「移動の壁」。いくら地方に興味があっても、そこに行くまでの交通費がかかってしまい、特に大学生や20代の若い世代にとって大きな負担となっています。

 

そこで、より若い世代が都市と地方を行き来する機会を提供し「地方の暮らしとビジネスの可能性を探求する」機会を提供すべく、クラウドファンディングを行うことにしました。

 

2|いすみラーニングセンターとは

 

「いすみラーニングセンター」が誕生したきっかけは、運営母体である創造系不動産株式会社代表の高橋寿太郎が、ご縁があっていすみを訪れたことでした。

 

「当時の自分は、地方には全く興味がなく、都会がすべてだと思っていました。でもいすみを訪れた際に、地方に可能性を感じて都会から移り住んだ人がいることを知りました。出会った人たちは、ローカルに根ざしながら、自らの手で未来を育てていたんです。その人たちの経験や工夫は『生きた知識』。ちょうど社内の20代の若手の中にも地方に興味を持つ人が増えてきたこともあり『生きた知識』に触れ、そこから学ぶ場を作りたいと思いました」。

 

2019年の春から、興味を持った仲間たちとともに毎月1回、いすみ地域を訪れさまざまな人と出会いました。空き家を活かし小さなお店を始めた人、その土地の資源を活かして新しい価値を生み出した人など、業種は多岐にわたります。

 

毎回試行錯誤を重ねながらも、現在では「大人の自由研究」として毎月メンバーが交代で内容を企画しています。例えば、「先輩移住者に会いに行く」。移住して報道カメラマンから猟師になった人、建築士から放牧酪農家になった人。好きを仕事にし星空写真家になった人、夢のアトリエをいすみで構えた人、古民家を改装して民間図書館を始めた人など多様です。ある時は「地元、地域の資源」をテーマに、地元大原漁港の漁師さんを訪ねたり、大原駅前商店街を巡ったりもしました。

 

午前中はゲストの話を聞き、昼食をはさんで午後にワークショップを開催。1日90分の授業が3コマのイメージです。

 

お昼は毎回いすみ地域のお店や特産品を味わいます。時には、マルシェに出かけることも。実はいすみ地域はおいしいものが大充実!大原漁港で水揚げされたイセエビやフグをはじめ、地元のブランド米「いすみ米」、ナシの栽培も盛んです。酪農も盛んでチーズ工房だけで6店、ジェラート店も2店あります。パン屋も多くパンとチーズの組み合わせを楽しむ人も多い。週末にはたくさんの店が並ぶマルシェもあちこちで開催されています。実店舗を持たず、マルシェ限定のお店も多いのも特徴。バライティに富んだいすみの「食」を楽しみに参加する人も少なくありません。

 

3|続けてきた中での変化

 

多くの人との出会いは、価値観の変化を生みました。 何度も参加することで、地域とのつながりが生まれていきました。回を重ねるごとに知る、繋がる、やってみる、など積み重ねてきたものを感じることができました。

 

失敗してもOK、成長しなくてもOK、競争しなくてもOKなので、どんどんと新しい挑戦が生まれています。移住でも観光でもない距離感で関わり合いを深め「今、自分がいる環境とは違う人との出会いから新しい居場所が生まれた」という声も聞きます。

 

特に大学生や20代の若い世代からは「就活や就職だけではない、生きる道を考えるきっかけになった」「多様な大人たちと出会い、都会にはない新たな視点や働き方を知ることができた」という声が多く、中には「海外に行かなくても価値観の違いを感じられた場所」という人も。

こういった声を受け、この学びの場をもっと若者世代に体験してほしいと考えました。

「いすみラーニングセンター」での学びが「価値観がひっくり変える」入口になることを、私たち大人は、若者に提供していかなければ!

 

 

4|クラウドファンディング実施のきっかけ

 

都市部から地方に行く場合、特に壁となるのが移動にかかる費用。集合場所となるJR大原駅の場合、東京駅からの費用は片道約3000円、往復でおおよそ6000円かかります。大学生や20代の若い世代にとっては大きな出費です。

 

毎月参加したくとも、経済的な理由から難しくなることもあるでしょう。実際、交通費の負担が大きく、継続して参加することを諦めた大学生もいました。

 

そこで、今回、若者世代がより気軽に地方を訪れることができるよう、交通費の補助を含めた支援制度を始めたいと考えました。

 

 

5|実現への思い

「移動」のハードルを下げることで、大学生や社会人になりたての若い世代に「地方のくらしとビジネスの可能性を探求する」機会を提供したい。そんな思いから、今回、「いラセン奨学生制度」を始めます。

 

奨学生制度は2種類。23歳以下を対象にした「U-23いラセン奨学生」、28歳以下を対象にした「U-28いラセン奨学生」です。

 

「U-23いラセン奨学生」は、大学生など特に若い世代を対象に、自身の経済的負担がほぼなく活動に参加できるよう考えました。交通費のほか、会費(月額5500円)と昼食代(1回あたり1000円)を1年間支援します。

 

「U-28いラセン奨学生」は、社会人になって3年から5年目の人を対象に、地方で新しい価値観に触れる機会として1年間交通費を支援します。ちょうど一度立ち止まって今後のことを考える人も多い世代。新しい一歩を踏み出すヒントを「移動」を通して見つけてもらいたいと考えました。

 

 

 

今年の夏頃に1期生としてそれぞれ5人ずつを受け入れ、皆さまからの支援でまずは2期生まで計10人の受け入れを目指します。

 

ただ、1年だけで交流が途切れてしまうのでは、もったいないと考えています。若者にとって1年間は大きなものかもしれませんが、1年だけで地域のことを知り自分自身のことを考えようとすると、十分な時間ではないのではと感じることもあるからです。1年1年積み重ねていった先に見えることも多いはず。私たちはそんな思いも大事にしたいと考えています。

 

例えば、大学1年生の時に奨学生として参加した場合でも、在学中や卒業したあとも関わり続けたいという希望があれば支援を続けていきたいと考えます。

 

奨学生たちの学びの様子はWEBサイトで報告を予定しています。現在のメンバーは30代以上が多いため、メンバーにとっても若い世代との交流はよい刺激となることでしょう。過疎化が進む地域にとっても、地域の人と若者が交流できる機会は貴重です。もしかしたら、そのまま気に入り地域に根付くこともあるかもしれません。

 

 

6|リターン品の紹介

 

「いすみラーニングセンターの取り組みをより身近に感じてもらいたい!」という思いから、今までの活動を通し生まれたモノやコトをリターン品としてご用意しました。

 

私たちが活動を通し得たことの多くは、人との出会いからでした。人こそ資源。それを実際に体験できる活動日の1日体験のほか、いすみのキーマンに会う体験ツアーを用意。空き家活用、小商い、循環型農業・暮らしなど、先輩たちに実際に会いその取り組みに触れることができます。

 

また、私たちで管理している物件(国吉駅前旧タクシー支店建物/コモンズいすみ)の1日利用権も。「地方でのくらしとビジネスの可能性」をこの場所から挑戦できます。

 

個性豊かなメンバーがそれぞれの特技を持ち寄り、あなたのお困りごとを助けるプランも設けました。建築、デザイン、ワークショップづくりなど、多彩なメンバーだからこその内容でお手伝いします。

 

都市からいすみに移動し、人との出会いから新しい価値観に触れる。その体験を通し一緒に未来ある若者を支援していきませんか?

 

 

 

7|さらなる展望

早いもので、いすみ地域外にいながら、いすみに通い続けて5年が過ぎました。この5年は、全く予想もしていなかった展開ばかり。たくさんの自分の知らない世界に出会いました。出会わなかったらどうなっていたかと思うと、想像もできません。この5年を通し、学び続けることは移動し続けることではないかと気づきました。移動することで新しい価値観と出会います。コロナ禍を経て、私たちは移動できる喜びを感じました。行ける場所がある、会いたい人がいる。その思いは幸せなことなのかもしれません。

今思うことは、若いころからそういう場があればよかったということ。インターネットで検索してもわからないリアルな体験ができる場があればよかったということ。

学びは知識ではなく、最終的には多くの価値観に出会うことなのではないでしょうか。価値観は変えられる。自分で変えられるのだと思います。

「いすみラーニングセンター」は、今後も東京といすみを行き来することで、多くの出会いを生み、広い視野を持った若者を育てていきたい。草の根的に日本の地方創生の一助になりたい。そう考えています。

日本の未来のために、ご支援よろしくお願いします。


プロジェクトの資金と使途について
本プロジェクトの資金は「いすみラーニングセンター」を運営する「創造系不動産株式会社」が受け取ります。プロジェクトとリターンは「いすみラーニングセンター」が実施します。


目標金額:100万円
いすみラーニングセンターでは、若者が多様な価値観に出会える場をつくるため、奨学生の受け入れを実施します。いただいたご支援は、東京といすみ間の交通費のほか、食費、リターンの制作費、READYFOR手数料(17%)、消費税(10%)として、大切に活用させていただきます。 ※このプロジェクトは、期日までに集まった支援金額に応じて、実施内容の規模を決定します。ご支援が1件でも集まれば、現時点で1名の奨学生の受け入れは可能です。例えば、期日までに目標金額の50%が集まった場合には、受け入れる人数を調整して実施します。

プロジェクト実行責任者:
いすみラーニングセンター 高橋寿太郎
プロジェクト実施完了日:
2026年5月13日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

いすみラーニングセンターが若者の移動交通費を支援する「奨学生プログラム」を始動。集まった資金は、交通費に720,000円、食費に72,000円、プロジェクト経費に74,800円、システム手数料に169,400円に使用します。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
体験ツアーのリターンについては、場所や日時を関係協力者と調整中です。2025年9月中にはご案内予定です。

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