【移転で実現したいこと】糸魚川にほとんどない "モーニング" 営業でちょっと豊かな日常をつくる。

※写真は試作中のモーニング。実際にご提供するものと異なる可能性があります。

 

僕は関東暮らしが長かったのですが、糸魚川に来て驚いた&少し残念だなと思ったことがあります。

 

それは、ほとんどのお店が "モーニング" 営業をやっていないということです。

 

関東では駅前にモーニング営業をしているお店が沢山あり、仕事前や休みの日にモーニングで気持ちよく一日を始めるということをやっていました。

 

また、出身は愛知県で、愛知といえば名古屋、名古屋といえば喫茶店モーニングの文化が根強く残っている地域でもあります。

 

僕の日常には、カフェや喫茶店でモーニングをするというのが身近にありました。

 

朝起きてちょっといいご飯、ちょっといい飲み物、ちょっと良い空間で過ごすことで、それだけでちょっぴり気持ちが明るくなるもの。

 

モーニング営業をやっているお店があれば良いのに……。

 

と思っていましたが、糸魚川に住む中で現実的な問題も感じるようになりました。

 

それは、糸魚川には朝ご飯を外で食べるという文化があまりないということ。

 

たとえモーニング営業をしたところでお客さんが来ない。

 

お客さんが来ないから売り上げが立たず、店を開ければ開けるだけ赤字を垂れ流すことになるため、営業が続けられなかくなってしまう。

 

そういった事情に直面することになりました。

 

※写真は試作中のモーニング。実際にご提供するものと異なる可能性があります。

 

しかし、僕はやっぱり喫茶店やカフェでモーニングをしたい。

 

そして、周りの移住者や関東に住んだことがある人からも「モーニングをやってほしい！」という声を多く頂いているというのも事実です。

 

先述のような問題で、モーニングを続けるということは苦難を伴うと思います。

 

糸魚川でモーニング営業を続けていくということは、すなわち新しい文化を根付かせていくということと同義です。

 

だから時間がかかる。

 

ゆっくり焦らずやっていかないと、店を営業すること自体が苦しくなってしまう。

 

でも、どうしてもモーニングはやりたい……。

 

ということで、現実的な解としてまずは週に一回やイベント的に単発というところから始めていこうと考えています！

 

※写真は試作中のモーニング。実際にご提供するものと異なる可能性があります。

 

もし、それで沢山のお客様に来ていただけるのであれば、週に2日、3日と増やしていけたらいいなと思っています。

 

焦らずじっくりじわじわと。

 

現在、移転後のモーニング実施に向けて糸魚川市の薪のかまどのパン屋「Ragged oven」さんのパンで、モーニングプレートを試作しているところです。

 

国産小麦を自家製酵母で発酵させ、薪のかまどで一つひとつ丁寧に焼き上げた田舎パン。

 

試作している僕自身も、どのようなプレートに仕上がるのか今から楽しみです！

 

文化を新しく根付かせるというのは、とても根気のいることだと思います。

 

そこに誠実に向き合って小さな一歩から実現していきますので、僕と同じように「喫茶店やカフェでモーニングしたい！」という方は、ぜひ応援よろしくお願いします！

 

また、「外でモーニングを食べるなんて考えたこともない」という人も、ぜひ一度モーニングを楽しんでいただけたらなと思います。

 

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