西部八幡神社 完了報告 一部訂正お知らせ
過日 拝殿再建工事完成後の奉告祭の予定日を本年10月12日の秋祭りとお知らせいたしましたが、これを本年9月29日(日)1130からに変更、訂正させていただきます。
よろしくお願い致します。 令和元年7月6日
西部八幡神社 宮総代 古本眞澄
再建後の鳥居(2018.12.16)
中段広場全景
上段と中段間に土羽(土盛りの法面)工事完成。 (本来正面左端の法面位置に50段位の石段がありましたが、予算過大の為石段の再建は諦め、上段の本殿への参詣者はこの中段広場の左にある緩やかな参道を利用して頂くこととしました。この当時は拝殿、フェンスは未完成の段階)
崩壊した拝殿の復旧工事中(現在進行中)2019.06.25
鳥居再建後の落成奉告祭(2018 12.24)
地元のお年寄りや将来西部地域を支える小中学生達も参加してもらい、玉串奉献してもらいました。子供たちは大変喜んでいました。
(1)プロジェクト終了報告
昨年7月西日本豪雨で私たちの西部八幡神社が壊滅的な崩壊をしてから殆ど1年がやってきます。崩壊以来、地域の皆で総会を経て再建を決定してから、私達はその為に必要な資金を調達する為、様々な方法を実施しました。
その結果、本当に有難いことに当初の見込み額を大幅に超えるご支援を頂き、土砂の撤去・石垣に代える土羽と呼ばれる法面の復旧・鳥居の再建・拝殿の再建、また再発防止の為の拝殿の地盤強化・境内全体の排水設備設置費用をほぼカバーできるご支援額が集まりました。
昨年10月位からまず鳥居の再建工事を開始。現在までに土砂撤去、法面復旧が終了。懸案でありました拝殿も本年8月始め位には完成の運びとなっています。
皆様への完了報告の期限が本年6月末となっていますので、拝殿は未だ工事中ではありますが現在までの進捗状況を報告させていただきます。
当初クラウドを始めました折には、果たしてどれくらいのご支援を頂けるのか私達一同、心細い限りでした。しかしながらクラウドばかりではなく地元他から結果的に十分な復興資金を集めることが出来、皆様のご厚情に今更ながら感謝の言葉しかありません。
クラウドファンディングで暖かいご支援頂きました全国の皆様には、ここに改めて厚くお礼申し上げます。本当に有難うございました。
ここにその概要をご報告させていただきます。
(2)再建に必要な当初の予算
①鳥居再建 60万円
②境内の土砂撤去、整地、崩壊した法面復旧、排水設備 540万円
③拝殿再建 (但し①②が最優先で③は支援額の集まれば?) 400万円
以上 計 1,000万円
(3)収入の内訳
①クラウドファンディング可処分額 1,948,640円
(総支援額3,039,000円、ready forへの礼、return等経費除く)
②地元住民、島内外個人 12,279,737円
③地元企業他 2,330,000円
④募金箱 36,161円
⑤神社庁、他近隣神社関係、婦人会等団体 210,000円
計 16,804,538円
(4)支出内訳(現在までの状況、最終額ではない)
①クラウドご支援者へのリターン、ready forへの手数料他 1,090,360円
②鳥居再建 86万円
③土砂撤去及び崩壊した法面復旧、再発防止の為の排水設備増設 756万円
④拝殿再建、地盤強化(地盤調査、杭打ち) 470万円
⑤祭礼での神主へのお礼、お供え 11万円
⑥拝殿内調度品(賽銭箱、神鈴、寄付額他) 63万円
⑦その他雑費(寄付石、排水U字構作成費、転落防止フェンス、
再建記念碑、神社由来掲示板、産廃処分量、境内簡易照明設備配線
及び器具等、通信料、文房具他 ) 1,854,178円
計 16,804,538円
現在拝殿再建中なので、以上は現在までの結果である為、今後若干の支出も見込まれますが、ほぼ当初の予定工事はカバーされる見込みであります。
なお、従来無かったもので新たに購入した神鈴、お賽銭箱、神額、寄付額、寄付石等は
拝殿が完成した後(本年8月始め予定)に、設置掲示いたしますので、工事完成後(本年8月始め予定)改めて新着情報にてお知らせいたします。
今回の復興には全国の皆様からのご支援無しでは、決して成し遂げられませんでした。
皆さまからご支援頂いた資金は、全額神社再建のために使用させて頂きました。
(5)寄付額(拝殿内部に掲示予定)
この額は拝殿内部に掲示予定ですが、クラウドにてご支援頂いた皆様のご芳名を掲示させていただいておりますので、お近くの方で岩城島に来られる機会があれば是非ご確認いただきたくご案内致します。
(6)今後につきまして
①拝殿工事完成予定......................本年8月始め
②拝殿再建工事完成後の奉告祭.......本年の秋祭り(10月12日)に催行予定です。
③今後の境内の活用.....................現在地元有志の手で、今後この神社が末永く地元民にとって、より親しんでもらえるような、子供たちにとっても安心して遊べるような場所であってほしいという思いで、境内各所に毎年美しい花が咲くように、下段、中段広場に新規に花々を植えています。花菖蒲、紫陽花、グラジオラス、紫欄、水仙、桜の苗、さつき、シャクナゲ、紅ウツギ、芝ざくら等を植栽中です。
元々あった桜と斜面を覆うつつじの花は4-5月にに咲きますので、2月の水仙、5月のシャクナゲ・紅ウツギ・芝桜、6月の花菖蒲・紫陽花、グラジオラスが見られる予定です。2-3年後にはこれらの花が咲き誇る誰もがちょっと寄っていこうかなと思っていただけるかわいい境内になるよう皆で草刈り水やりをしたりして世話したいと思います。
ベンチも下段に2個、中段に4個設置しました。
やはり、雑草で荒れた場所には誰も近づかないけど、日々手入れして花々が綺麗に咲いている場所があると、その地域のその場所に対する思いが伝わるのではないかと思いまた地域の人も神社はありますが皆で守っていかなければと思っていただけることを期待したい。
今後もみんなに愛される神社であり続けられるよう一同頑張っていこうと思います。
皆様よろしくお願い致します。
最後に、こうしてご支援頂いた皆様にこのように無事完了報告が出来ますことに一同心から感謝させていただき、ご報告の言葉とさせていただきます。
本当に有難うございました。
西部八幡神社ん宮総代 古本眞澄・児玉弘道
令和丸年6月末日