講談社で取材を受けました。スクールセクハラについても

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昨日は、この書籍（いちばんやさしい性教育）の出版社である講談社で

Web記事の取材を受けてきました。

 

護国寺というのは初めて降りた駅でしたが、

駅直結の大きなビルが本社。重厚な歴史的建物の一室でお話をさせていただきました。

 

性教育の書籍についての取材でしたが、時事ネタとして、

教員の盗撮などの事件が続いている件についても聞かれました。

 

「教員から子どもへの性暴力は増えているのですか？」

 

確かに、スマホで簡単に写真を撮れるようになったことで増えることはあるかもしれませんが、

教員からの性暴力＝スクールセクシュアルハラスメントは以前からあったと思います。

 

私は26年前からCAP（子どもへの暴力防止）スペシャリストですが、

CAPプログラムを受けて、

教員からの性被害について話しだす子どもに出会ってきました。

 

CAPでは、子どもたちに、安心して自信を持って自由に生きていく権利を伝え、

寸劇を見せながら、何ができるかを子どもたちと考えていきます。

子どもたちに「いやだ」と言っていいこと、嫌だと言えなくても決して悪くないこと、

そして何より誰かに話して助けてもらってほしいことを、具体的に劇で見せながら伝えていきます。

 

CAPが終わってから、「あのね、先生がイヤなことするの」という子どもに出会ってきました。

具体的に体験するからこそ、子どもは被害に気づき、話してみようと思うことができます。

 

「子どもへの性暴力をなくしていくために、何が必要ですか？」

 

CAPのように自分の権利について知り、具体的に体験していく予防教育です。

https://npo-ek.org/ourprograms/cap_program/

 

もっと多くの人に知らせていきたいです。

 

阿部真紀