鳥取県米子市淀江町と大山町にまたがる妻木晩田遺跡は、国立公園大山のふもと「晩田山」のふもとにある、淀江漁港の近くにある日本最大級の弥生時代の遺跡です。歴史的価値は吉野ケ里に匹敵します。かなり広い敷地(東京ドーム約30個分)に復元された古代住居が展示されています。約2000年前から1700年前の竪穴住居跡が400棟以上、掘立柱建物跡が500棟、四隅突出型墳丘墓などの墳墓34基見つかっています。
  出雲と妻木晩田遺跡との間は、淀江港を介して、頻繁な交流が行われ、雲伯地域として、古代において一大文化圏を形成していたものと見られます。
妻木晩田遺跡から保存状態の良好な古代人骨が発見されておれば、島根半島の今回の猪目洞窟・小浜洞窟(許可申請中)に続き、妻木晩田遺跡の古代人骨を解析でき、さらに素晴らしい成果を上げることが期待できるが、8号墓から人骨の頭部の破片が見つかっているものの、DNAの抽出に耐えるかどうかは不明。
いずれにしろ、現在も発掘作業が続いているとのことであり、今後の発掘に期待したい。

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