【ご報告】支援金の使途について
この度、日本カーシェアリング協会さまより支援金使途報告をいただきましたのでお知らせいたします。2022年7月より続けてまいりました本プロジェクトは、これをもっていったんの区切りとなりますが、JAFでは引き続き協会さまの活動を積極的に支援してまいります。
本プロジェクトにご支援いただきましたみなさま、大変ありがとうございました!
【日本カーシェアリング協会さまからのメッセージ】
ご支援いただいた皆さまへ
プロジェクトメンバーの日本カーシェアリング協会の西條です。
昨年に実施したクラウドファンディング「「被災時に車を無償で借りられる」明日の災害に備える仕組みにご支援を」にご支援いただき、本当にありがとうございました。
皆さまからの日々の応援メッセージに本当に力をもらいました。下記のとおり、皆さまからご支援いただきました支援金使途をご報告させていただきます。
昨年は3月の福島・宮城沖地震での支援活動にはじまり、7月の宮城県内での大雨、8月の日本海側での豪雨、9月の台風15号と4つの災害支援に対応してきました。皆さまからのご支援があったからこそ、被災地に早く車を運ぶことができ、そこで支援体制を整えることができた、と感じています。
ただ、私たちの支援は1回で終わるものではありません。他の災害が起きてそこで車がなくて移動に困る方々がいればそこに車を持って駆けつけています。
本プロジェクトは一旦の終了となりますが、これからも日本カーシェアリング協会はJAFさまと連携し、「災害時に車で困らない社会の仕組みづくり」をしていきます。これからも応援、よろしくお願いいたします。
日本カーシェアリング協会プロジェクトメンバー一同
<支援金使途>
【近況報告と今後について】
<台風2号における車の無償貸出対応について>
6月初頭に全国各地で大きな被害を出した台風2号災害の対応が始まりました。
現在、静岡県富士市、茨城県取手市、愛知県豊橋市の3拠点で支援対応を実施しています。連日多くの問い合わせが入っており、被災された方からは以下のような声が寄せられています。
・仕事帰りに水没しているエリアから抜け出すことができなくなり車がダメになった。
・交通の便が悪いので、車が無くなると自転車で移動しているけれど、買い物も通勤も困っている。
・介護の必要な親を病院へ連れて行くにも車が無いと困る。
・子どもたちの遠征用にと道具が乗るか考えて買った車がダメになり、遠征に連れて行く車が無くて困っている。
・車は役所の補助が受けられないと知って、車が無いと困るのだけどどうしようか途方に暮れていた。
どの地域でも車を失ったことによる不便さ、今後の生活の不安を訴える声が非常に多いことを実感しています。中でも愛知県豊橋市の被害は大きく、受付開始初日から100件を超える貸出要請がありました。全国の拠点から車をかき集め、一日でも早く、一台でも多くの車を被災地に運べるようスタッフ一同取り組んでいます。
そして、今まさに対応している災害対応のため、これから発災する災害に対応するため、6月28日からReadyforのプラットフォームを活用してクラウドファンディングに挑戦することが決まりました!
―クラウドファンディング概要―
●プロジェクト名
災害リスクが高まる季節。被災時に車を無償で借りられる環境を全国へ
●ページURL
https://readyfor.jp/projects/japan-csa2023
●期間
2023年6月28日(水)10:00-2023年9月26日(火)23:59 90日間
●目標
300万円
●寄付金の用途
支援で活用する車両の維持費、陸送費、対応するスタッフの人件費、その他平時における被災時に車不足で困らない社会づくりのための活動費
※クラウドファンディングではプロジェクト開始日5日以内に30%(今回は90万円)に到達することが、成功の確立を上げると言われています。公開後、早いタイミングでのご支援をお願いできれば大変有難いです。
<お知らせ>
開始前日の本日6月27日19時からプロジェクトのこと、私たちの今の動きをお伝えさせていただくオンラインイベントを開催いたします。
◆参加申込はこちら:https://forms.gle/GuAAX7FDqyL5Higx7
被災地の今の状況はもちろんのこと、昨年のご支援のおかげで広がった支援の仕組みについてもお話できればと思っています。是非、ご参加ください。
そして、28日から始まるクラウドファンディングのプロジェクトにも昨年同様、皆さまからの温かいご支援をいただければ大変有難いです。よろしくお願い申し上げます。
長くなりました。どうぞよろしくお願いいたします。