プロジェクト概要

《達成の御礼と最終ゴールについて》(4/22更新)

 

みなさまのあたたかいご支援のおかげで、ネクストゴールを達成することができました。みなさまの応援や励ましの声のひとつひとつが本当に嬉しいです。ありがとうございます。

 

しかし、今回のプロジェクト、ここでは終われません。

 

このページでもお知らせしておりました通り、第一、第二目標額で建設できる新体育館は、雨天時に雨が入ってきたり、セキュリティ面など多くの問題が残ります。ここからは、本来目指していた新体育館の建設を目指して、最終ゴールに挑戦します。

 

●第1目標:150万円 達成!

基礎と屋根のみの体育館に横の壁はブルーシートで補完。オフィスはなく、トイレが設置されただけの状態。このままでとりあえず使用することはできるが、雨天時に雨が入ってくる、セキュリティ面など多くの問題が残る。

●第2目標:300万円 達成!

体育館の横壁、オフィス(窓とドアはあるが、仕切りで区切ったようなもので屋根はなし)、2階に続く階段の設置が可能。セキュリティ面と雨の問題は解決。しかし、体育館が非常に暑く、また大会の開催などの際に問題が残る。

●第3目標:450万円《今はココに向かっています!》

大会運営の際の観客スペース、保護者の待合スペースとなる2階部分の設置(オフィスの上が2階部分になる予定)が可能。体育館の温度調節のための屋根用大型扇風機(2台)や、火災探知機やセキュリティカメラなど、セキュリティ装置の設置もでき、理想の体育館が完成。

 

引き続き、5月18日(金)23:00まで応援よろしくお願いいたします。
 

▼選手とコーチから、理想の体育館に近づいていくことの意味や感謝の想いを言葉にしてもらいました。

 

 

世界大会の本番環境がある新体育館をジャマイカに

 

■貧困地区ゲットーの生活しか知らなかった少年が、体操と出会い、世界を見つめた

 

青年海外協力隊として、子どもたちに体操を教えるために初めてジャマイカの地を踏み、早くも13年が経ちました。人生の約40%をジャマイカで過ごしています。


ジャマイカの首都キングストンは、世界で16番目に殺人事件率が高い都市といわれ、私自身も、強盗、発砲、空き巣などの被害に何度もあってきました。親の賃金が安く、満足な生活ができない貧困地区に住む子供たちは、良い教育も受けられず、将来犯罪に走るケースも多いと聞きます。


それでも私がここに残り続けるのは、このような現状を諦めたくなかったから。こんなジャマイカを少しでも変えるために私ができることは、子どもたちへの教育。少年たちを体操で何とか!という気持ちで走り続け、今では、ジャマイカ国内で小規模体操教室を4つ行っています。


これまで、海を渡ってたくさんの方たちの応援をいただいて、海外の大会へ出場。そして今、オリンピックという夢を子どもたちと一緒にみつめ、日々練習しています。

 

2013年アメリカ遠征にて、念願のレベル10での優勝!


しかし、現在の体育館は選手にとって満足なものではありません。そこで、自前の体育館を建てる事により練習環境の改善、また毎月の賃料をなくし、将来的に海外遠征などに参加する費用をジムが負担できる体制にしたいと思っています。

 

また、体育館を建設予定の学校には貧困地区に住む子どもたちがたくさん通っています。選手の育成と併せて、孤児院やゲットーという貧困地区に住む子どもたちに無料で教える活動が今よりもっとできるようになるのです。

 

自費と借り入れ資金で、すでに建築資材や体操器具は購入済みでした。しかし、諸事情による建設会社の変更により、事前にもらっていた見積書と実際の建築費用に差が出てしまい、予算が450万円ほど足りなくなってしまいました。

 

ジャマイカの子どもたちが自分の可能性を伸ばしていける新体育館!みなさまと一緒に実現させたいのです!

 

体操を通して、13年間ジャマイカの子どもたちの成長と向き合ってきました。

 

 

子どもたちにとって体操は、ただの“体操”ではなかった 

 

私が、近所の貧困層の子たちが通う学校で出会った子の中に、ダニエルという生徒がいます。彼は、体操も勉学も器用にこなすタイプで、いつもおちゃらけたようにふるまってはいますが、うちに秘めたポテンシャルはすごいと信じています。彼の強みである瞬発力と本番に強い性格を生かして、今後も世界で活躍してほしいです。

 

ダニエル・ウィリアムズ(20歳、グランツペンというゲットー(貧困地区)出身、体操歴:12~13年)

 

 

体操は色んなことを教えてくれました。頑張れば報われることもそうだし、計画を立てることの大切さもそうです。体操を通じて親友もできたし、ジャマイカ以外の国の選手とも友達になれました。日本の知り合いもたくさんできました。

 

ある日先生が僕を選手に選んでくれて、「月謝を払わなくてもいい。それでも練習に来い」と言ってくれなかったら、僕は体操をしていなかった。想像もできないけど、まったく別の人生を送っていたのは間違いないし、きっとこんなに充実した人生にはなってなかったと思います。体操は自分の生活の一部になっていて、無いなんて考えられません。

 

今は僕もコーチとして教えていますが、体操をする機会を与えてくれた西田コーチへの恩返しをするつもりで教えています。

 

西田コーチが無償で体操を教えろと言われたとしても、喜んで教えたいと思います。今後はできるところまで現役を続けながら、子どもたちに体操を教えて、自分と同じような境遇の子どもたちも含め、子どもたちの健全な成長に貢献すること。そして、体操競技に何か恩返しができるようにしたいと思います。

 

ダニエルが住んでいるグランツペンというゲットーで

 

ここまで長い間体操を続けてきて、2017年ついに世界選手権に出場することもでき、世界が広がりました。体操を引退する前に、アメリカの大会だけでなく、世界規模の大会で何か結果を残したいと思い、西田コーチに言われたように2種目~3種目に種目を絞って集中的に練習。将来的には世界選手権や他の国際大会で決勝進出、メダルを狙っていきたいです。

 

現在の体育館で練習に取り組むダニエル

 

僕は特に得意なのは、跳馬です。前方の3回宙返りと、カサマツとびの2回ひねりをまずは目標としてがんばりたいと思っていますが、今のジムは跳馬の練習環境が悪く、助走してるすぐ横に保護者や子どもが座っていたり、助走は駐車場からになるため雨だとできず、専用のピットがなく安全性もよくないです。

 

新しいジムでは助走も室内からでき、ピットも常設されるので、早く新教室で跳馬の新技の練習に取り組みたいです!床も、今までは正方形の床を使った大会用の練習ができなかったのですが、こちらも常設になり、大きな助けになります。


▼ダニエルの床練習

 

 

新体育館が必要な3つの理由

 

これまでのジャマイカ生活13年の中で、選手指導、教室運営、無償での孤児院や貧困地区の子どもたちへの体操指導に奮闘してきました。そして、小規模ではあるものの、現在は教室が4つ、生徒数は600~700名、指導員は30名以上となりました。

 

リオオリンピック出場こそ達成できなかったものの、貧困層の選手たちはジャマイカ史上初の世界選手権出場を果たし、今後、オリンピックを含む大きな大会に出場するため、日々練習に励んでいます!

 

今回の体育館建設は、私のジャマイカ生活の集大成でもあります。小学校の構内に建設する予定で、この学校、公立の学校で貧困層に住む子供たちがたくさん来ています。

 

この学校に来ている生徒を毎年1名、推薦制度(無償)で選手クラスにあげるという話を学校側としており、ゲットーチーム第2世代の始まりです!そして、第2世代はジャマイカのコーチが指導してもらいます。ジャマイカ人の、ジャマイカ人による、ジャマイカの将来のための体操教室が始まります。

 

体操の基本「倒立」

 


現在ジャマイカ国内には、大会と同等レベルの練習施設がありません

 

現在の体育館では、床のスペースが限られているため、シニア選手の練習に制限があります。また、跳馬の助走は駐車場から始めるため、雨天時はできません。現在男子の鉄棒・吊り輪・男女床のみピット施設が使用可能ですが、跳馬と女子の平行棒にはピットがなく、国内に他の同レベルの練習施設がないため、出稽古でも何ともなりません。

 

現在、賃貸している体育館

 

今回建設予定の体育館が完成することで、大きく以下の3つを実現することができます。

 

 

‖選手たちの練習環境の改善

 

ジャマイカ国内で唯一の大会用の器具すべてを常設した練習施設となります。新体育館は、現在の体育館と比べて広さが約1.5倍女子と男子が同時に練習が行え、ピットと呼ばれる安全性が高い着地施設も2つ設置されます。

 


 

‖選手の遠征費をジムがサポート可能に

 

体育館ができれば、毎月の賃料がなくなるため、将来的に選手の遠征費などをジムがサポートすることができます。

 

現在、ジャマイカでは、世界選手権のような大きな大会に参加する時でさえ、国から資金が出ることはまれで、寄付を募ったり、時には出場をあきらめざるを得ませんでした。2017年に私の生徒が世界選手権に出た際も、私は資金不足で帯同できませんでした。

 

今後、出場枠などの関係でまだ確定ではありませんが、男子選手は世界選手権をはじめ、パンアメリカン大会、ワールドカップ、コモンウェルス大会などの国際大会にジャマイカ代表として出場予定です。

 

これまで、大会ごとに日本の友人にお世話になりご支援をいただいておりました。今回のプロジェクトで自前の体育館を建てて、ジムが遠征費をサポートできる体制をつくりたいです。

 

西田ジム男子チーム、アメリカ遠征表彰式後

 


‖貧困地区などの子どもたちに無償での体操教室を

 

私がジャマイカに残ることを決意した原点でもあります。自分たちの体育館を建てることで、貧困地区や孤児院の子どもたちに、今よりももっと、無償で体操を教える活動を増やしていきたいと思っています。そして、私がゲットーで出会い、今は選手として可能性を伸ばしているダニエルのように、子どもたちを育てていきたいです。

 

隊員の頃毎週日曜日におこなっていた「ゲットークラス」

 

孤児院の子供たちは、初めて挑戦する技にいつも大興奮

 

 

子どもたちが自身の壁に挑戦し続ける場所を残すために

 

■ 自分の可能性に気づき、伸ばしていく子どもたちをこの体育館から

 

私がジャマイカに来た頃、この国には鉄棒やマット運動の授業がありませんでした。もちろん体操の教科書もなく、体育の先生用に新しく指導マニュアルもつくりました。

 

そして、様々な学校にそのマニュアルを見せながら、「体操」という授業を提案して、少しずつ子どもたちと一緒に体操の授業を始めていきました。

 

そして、13年が経った今は、4つの体操教室“Nishida's Gymnastics”を開講し、それをマネジメントする現地のダイレクターも育っています。

 

今、私は彼らにバトンを渡す想いで、この体育館建設をしようと思っています。私がいなくても、子どもたちが挑戦し続ける場所をこのジャマイカに残すために。

 

青年海外協力隊の任期が終わっても、貧困地区ゲットーの子たちを残して帰れなかったあの頃の気持ちが、私を突き動かしてきました。今回の体育館がひとつの集大成。ここから彼らにも思う存分体操を教えてあげたいです。


子どもたちの可能性をつぶさないために、この地に新体育館を建設したいのです。ぜひ、その仲間になっていただけませんか。よろしくお願いいたします。

 

キングストンにある孤児院にて教室後に一枚

 

クラウドファンディングの募集期間が終わった後も、引き続きこのページの【新着情報】を通して活動報告をさせていただきます。

 

西田ジム青少年育成プロジェクト支援の会 Facebook

 

みなさまからのご支援の使い道について

 

体育館建設費用:約10,498,032円 

 

ジャマイカの青少年の育成にさらなる貢献ができるよう私の自費で体育館を建設を予定し、すでに建築資材は購入済みでした。しかし、建設会社の変更により、事前にもらっていた見積書と実際の建築費用に差が出てしまい、予算が450万円ほど足りなくなってしまいました。みなさまのお力が必要です。

 

第一目標に到達しないと支援金が全額返金となる“All or Nothing”という仕組みのため、以下のように段階を踏んで体育館建設に向けてプロジェクトを育てていきたいと思います!

 

●第1目標:150万円

●第2目標:300万円

●第3目標:450万円

 

Nishida's Gymnastics 年表

 

‖2004年~2008年:青年海外協力隊員としてジャマイカで活動。ジャマイカ体操協会に派遣され、クラブで指導補助、また学校への普及活動を行う。活動中に行ったアメリカ遠征では、Lv5に連れて行った選手2名両名が、年齢別で優勝。活動中に、ゲットーで出会った少年たちに指導を始める。

 

‖2008年8月:3月~7月までジムがなく、公園などで練習を続け、同8月ついに自身の体操教室「Nishida's Gymnastics」をジャマイカの首都キングストンにてスタート

 

‖2009年2月:最初のアメリカ遠征へ。連れて行ったLv7の選手が2名とも年齢別で優勝。

 

‖2011年1月:2回目のアメリカ遠征へ。Lv8のチームで優勝。女子チームもアメリカ遠征に参加、個人レベルで好成績を収める。

 

‖2012年1月:3回目のアメリカ遠征へ。Lv9のチームで優勝。同4月、教室の引っ越し。キングストン、トレンチタウンのゲットー地区にて1年間、無償でクラスを開校(日本の友人の援助で実現)。

 

‖2013年1月:4回目のアメリカ遠征へ。Lv10のチームで優勝。同4月、キングストンに分校のNinja Kids Gymnastics開校。

 

2014年4月:モンテゴベイで開校。同10月、マンデビルで開校。

 

2015年4月:女子チームのアメリカ遠征でLv6の団体優勝。同10月、スコットランド、グラスゴーにてジャマイカ史上初となる男子の世界選手権出場。ニコラス選手、海外ベースの代表選手と共に、西田代表コーチとして帯同。

 

2016年:「丸紅」様より体操競技器具の贈与が行われる。

 

2017年8月:在ジャマイカ日本大使館より在外公館長 表彰状と記念品の贈呈。同10月、ダニエル・ニコラス両選手がカナダモントリオールにて世界選手権出場(西田は予算の関係で同行できず)。同9月から現在進行形で、西田ジムの資金でキングストンハグレイパーク地域のゲットー地区で無償でクラスを提供。同12月、日本のODA視察団の視察団体に選定され、高評価を受ける。

 

2018年:新体育館建設予定

 


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