戦没者を忘れない。ガダルカナル島戦80年慰霊祭を現地で敢行したい。

戦没者を忘れない。ガダルカナル島戦80年慰霊祭を現地で敢行したい。

支援総額

1,810,000

目標金額 1,000,000円

支援者
116人
募集終了日
2022年7月9日

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プロジェクト本文

【第一目標の達成の御礼とNEXT GOALへの挑戦】

 

全国ソロモン会で理事・総務班長を務めております三輪勇太郎と申します。平成生まれの32歳、一児の父として普段は会社勤務をしつつ活動を行っております。当会参画の経緯は祖父がソロモン諸島ブーゲンビル島の復員兵であることを軍歴照会で知った事であり、祖父の戦友の多くが日本への帰還が果たせていない事実に衝撃を受け、入会を決意致しました。以後宜しくお願い致します。

 

さて、5/11(水)に開始致しました本クラウドファンディングですが皆様の温かいご支援を頂き、予想を遥かに超える早さで目標額の100万円を突破しました。多くの皆様からご支援を賜り、また温かい応援メッセージも頂戴し、厚く御礼申し上げます。会員一同、身が引き締まる思いでございます。

 

改めまして、本クラウドファンディングは実施期間がまだ十分に残っており、NEXT GOALに向けて目標額を200万円に引き上げて挑戦を続けていきたいと考えております。目標額の引き上げ分は現地協力村落への寄付・贈答品の追加に使用させて頂き、今後の持続的な慰霊・遺骨収集活動の基盤となる現地協力村落との関係をより一層深めて参ります。

 

※NEXT GOAL未達の場合も、ご支援いただいた資金で実施できる範囲で、実施をさせていただきます。

 

特に首都ホニアラから車で30分程度の場所に位置する「バラナ村」は、長年にわたり日本の慰霊碑を守り、また遺骨収集活動も村を挙げて進んで実施してくださり、さらには日本兵の遺留品を探して保管して頂いている大変協力的な方々です。活動を継続する中で、村の家々にトイレがないことを知り、自然に溶け込んだ生活をしているとは申せ、村人の皆様の衛生環境は決して良いものではなく、かねてから村長さんをはじめ皆様からは共用トイレの設置のご要望がありました。当会ではお世話になっていながらも、資金的には厳しく今日までその支援に手を付けられない状況でもありました。この機会にご支援くださる皆様のお力添えのもと、なんとか「バラナ村」の皆様のご要望にもお応えしたいと考えております。

 

以上、お汲み取り頂き、残りの期間も皆様の想いを胸に挑戦を継続して参りますので、引き続きご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2022年5月23日

全国ソロモン会

理事/総務班長 三輪勇太郎

 

 

「ガダルカナル島」をご存知でしょうか?

日本から南南東へ約5,500キロ、オーストラリアの北東約1,800キロに位置するこの島を巡って太平洋戦争中の1942(昭和17)年8月から約半年間、日米両軍の間で死闘が繰り広げられました。

 

約半年間の戦闘で日本軍将兵およそ2万1千名が戦死、または戦病死。激しい戦闘により日本軍は補給路を絶たれ、多くの将兵が餓えやマラリアに苦しみ亡くなっていったことからガダルカナル島の略称「ガ島」をもじり「餓島」(がとう)と呼ばれるほど壮絶な戦場となりました。

 

【当会派遣隊によって丸山道で発見された日本軍の鉄兜】

 

ガダルカナル島の戦いから80年。

 

かつての戦場は、今や美しい海に囲まれた穏やかな島となり、慰霊碑や記念碑、点在する戦争遺物を除き凄惨な戦争の面影はありません。しかし、ひとたび密林に入れば、今なお将兵の遺留品が容易に発見でき、現在でもおよそ6千名の将兵のご遺骨が祖国である日本への帰還が叶わず、人知れず密林の中で眠っています。

 

【現地協力者の方々と密林から出てくる当会派遣隊員】

 

自己紹介

 

私たち「全国ソロモン会」はガダルカナル島、ブーゲンビル島やラバウルを中心としたビスマーク・ソロモン諸島の戦没者慰霊および遺骨調査・収容活動を実施しております。

 

【国内での慰霊祭時、当会参列者集合写真】

 

当会は1965(昭和40)年10月、同方面で戦った陸軍第十七軍の復員将兵を中心に「全国第十七軍ソロモン会」として発足しました。

 

その後、海軍第八艦隊を中心とした海軍各部隊の戦友、そして遺族、有志も加わり「全国ソロモン会」として一柱でも多くのご遺骨の本邦帰還を目指して日本政府、関係団体、現地政府、協力者の方々と密に連携を取り活動をして参りました。

 

これまでの現地派遣回数は優に100回は超え、政府派遣団、日本遺族会派遣団などへの協力により累計およそ6万柱のご遺骨の本邦帰還を実現しております。2014(平成26)年には防衛省・海上自衛隊と連携し、遠洋航海中の練習艦隊にガダルカナル島に寄港してもらい、現地にて当会の活動等によって収容したご遺骨を同艦隊に引き渡し、戦後初となる自衛艦によるご遺骨の本邦帰還が実現しました。その後も2016(平成28)年、2018(平成30)年と継続しています。

 

【当会派遣隊員が捧持するご遺骨が儀じょう隊に迎えられる様子】

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

実際に戦地に赴いた戦友によって立ち上げられた当会ですが、戦友世代の高齢化に伴い発足当時の会員数約2,800名から現在240名に減少しており、実戦経験のある戦友会員は2020(令和2)年9月をもって全員鬼籍に入りました。

 

当会に限らず、終戦後に発足した数多くの戦友会が自然消滅、または解散の危機に瀕しており、今後遺族世代の高齢化がさらに進むことから、決して忘れてはならない戦争の記憶が急速に風化していくことを危惧しております。

 

当会としては、今後、戦争の実体験を持たない世代が大多数を占める時代に突入するからこそ、現地に赴いて慰霊を継続する意味があると考えています。

 

プロジェクトの内容

 

本年8月には、ガダルカナル島戦80年の節目を迎えるにあたり、当会では大規模な慰霊巡拝を企画しております。今回ご支援頂いた資金は現地での以下の活動に使用させて頂きます。

 

●現地協力村落への寄付:30万円

 ・これまでの慰霊活動協力への謝礼(2ヶ村)

●現地協力者雇用費:4万円

 ・運搬・慰霊式祭壇等設営のための日当

●友好親善式に係る費用の一部:14万円

 ・お米や缶詰等、協力村落への贈答品として(2ヶ村)

●慰霊式典設営費用:17万円

 ・テント、イス、机等

●発電機費用:5万円

 ・慰霊式典用

●渡航費一部補助:30万円

 ・慰霊式執行の為の僧侶・神職への渡航補助

 

【僧侶による慰霊法要】

 

【現地協力村落の子供たちとの記念写真】

 

これまで当会では慰霊式や遺骨調査・収容のための自主派遣に要する費用は、基本的に派遣会員の自己負担により運営して参りました。これは例え活動内容が公の性質を持つとしても、任意団体として堅持すべき建前であると考えております。

 

しかしながら、ガダルカナル島へは往復航空券、現地滞在費用等で5日間でも30万円程度と決して安くはない費用がかかり、この部分の自己負担の原則は守りつつ、現地での慰霊・友好親善活動の一部に関して広く皆さまのサポートを頂きたいと願っております。

 

※新型コロナウイルス感染症や現地情勢などのやむを得ない理由で本年8月のガダルカナル島戦80年の節目に渡航ができない場合、順延の上必ず実施し、皆様のご支援を活用させて頂きます。

 

最後に

 

私たち全国ソロモン会は、「一柱でも多くのご遺骨の本邦帰還を」という想いを戦友世代から受け継ぎ活動を継続して参りました。

 

これは同時に、戦争の悲惨さを後世の人々に伝承し、「戦争のない世界平和に寄与する」という未来に対する責任でもあると認識しております。

 

先輩世代から受け継いだ志を胸に、次の世代、更に次の世代へとバトンを繋いでいくため、ぜひ皆さまの温かいご支援を賜りたく、ご協力のほど宜しくお願い致します。

 

【タサファロングにある輸送船「鬼怒川丸」の残骸】

 

プロジェクト実行責任者:
崎津寛光(全国ソロモン会)
プロジェクト実施完了日:
2022年8月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

・現地協力者雇用費:4万円 ・現地協力村落への寄付:30万円 ・友好親善式に係る費用の一部:14万円 ・慰霊式典設営費用:17万円 ・発電機費用:5万円 ・慰霊式執行の為の僧侶・神職への渡航補助:30万円

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プロフィール

太平洋戦争中、ビスマーク・ソロモン群島方面の戦域に従軍した陸軍第十七軍並びに海軍第八艦隊等隷下各部隊の生存者と遺族、そして有志によって構成されている戦友会です。現在では、遺族と有志によって運営しております。

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リターン

5,000+システム利用料


5,000円コース

5,000円コース

以下をお送りさせて頂きます。
●お礼のお手紙
●当会会報1回分(ご芳名掲載)

※会報へのご芳名の記載は原則させて頂きますが、ご希望でない方は都度対応させて頂きます。

支援者
38人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

10,000+システム利用料


10,000円コース

10,000円コース

以下をお送りさせて頂きます。
●お礼のお手紙
●当会会報1回分(ご芳名掲載)
●当会オリジナルクリアファイル(ソロモン諸島地図入り)

※会報へのご芳名の記載は原則させて頂きますが、ご希望でない方は都度対応させて頂きます。

支援者
53人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

30,000+システム利用料


30,000円コース

30,000円コース

以下をお送りさせて頂きます。
●お礼のお手紙
●当会会報1回分(ご芳名掲載)
●ソロモン産のお土産(ココナッツ石鹸2個)

加えて、以下を実施させて頂きます。
●現地慰霊式にてご芳名の読み上げ

※会報へのご芳名の記載、現地慰霊式でのご芳名読み上げは原則させて頂きますが、ご希望でない方は都度対応させて頂きます。
※新型コロナウイルス感染症や現地情勢などのやむを得ない理由で本年8月のガダルカナル島戦80年の節目に渡航ができない場合、順延の上必ず実施し、現地慰霊祭でのご芳名読み上げやソロモン産のお土産の発送は、順延時の対応とさせて頂きますのでご了承下さい。

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

50,000+システム利用料


50,000円コース

50,000円コース

以下をお送りさせて頂きます。
●お礼のお手紙
●当会会報3回分(ご芳名掲載)
●ソロモン産のお土産(ココナッツ石鹸2個)
●ガダルカナル島ガイドブック

加えて、以下を実施させて頂きます。
●現地慰霊式にてご芳名の読み上げ

※会報へのご芳名の記載、現地慰霊式でのご芳名読み上げは原則させて頂きますが、ご希望でない方は都度対応させて頂きます。
※新型コロナウイルス感染症や現地情勢などのやむを得ない理由で本年8月のガダルカナル島戦80年の節目に渡航ができない場合、順延の上必ず実施し、現地慰霊祭でのご芳名読み上げやソロモン産のお土産の発送は、順延時の対応とさせて頂きますのでご了承下さい。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

100,000+システム利用料


100,000円コース

100,000円コース

以下をお送りさせて頂きます。
●お礼のお手紙
●当会会報3回分(ご芳名掲載)
●ソロモン産のお土産(ココナッツ石鹸2個)
●ガダルカナル島ガイドブック

加えて、以下を実施させて頂きます。
●現地慰霊式にてご芳名の読み上げ
●靖国神社本殿で催行される当会慰霊祭にご招待

※会報へのご芳名の記載、現地慰霊式でのご芳名読み上げは原則させて頂きますが、ご希望でない方は都度対応させて頂きます。
※新型コロナウイルス感染症や現地情勢などのやむを得ない理由で本年8月のガダルカナル島戦80年の節目に渡航ができない場合、順延の上必ず実施し、現地慰霊祭でのご芳名読み上げやソロモン産のお土産の発送は、順延時の対応とさせて頂きますのでご了承下さい。
※当会慰霊祭は本年10月22日(土)午前11時開式を予定しており、9月上旬頃にメールにて詳細のご案内をさせて頂きます。上記同様の事情で開催人数の制限等が必要となった場合、ご招待を延期させて頂く可能性がございますのでご理解のほどお願い申し上げます。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

プロフィール

太平洋戦争中、ビスマーク・ソロモン群島方面の戦域に従軍した陸軍第十七軍並びに海軍第八艦隊等隷下各部隊の生存者と遺族、そして有志によって構成されている戦友会です。現在では、遺族と有志によって運営しております。

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