ムスリムとインドネシア

イスラム教というと、中東をイメージする方が多いのではないでしょうか。

しかし意外なことに、東南アジアの国インドネシアが世界1のムスリム人口を持っています。人口約2億4000万人(世界第４位)、そのうち約80％以上がイスラム教を信仰しています。

インドネシアのイスラム教は中東のイスラム教とはまた違った特徴を持っています。例えばムスリム女性の服装というと、黒や無地の頭を覆うスカーフ(ヒジャブ)や目以外の全身を覆うベール(ニカブ)を身に付けているイメージが浮かぶと思います。しかし、インドネシアではカラフルで柄の入ったヒジャブや可愛らしいブローチを着用したり、巻き方を工夫して個性を出したりとファッションとして楽しんでいるムスリム女性がたくさんいます。

そのため世界中からも注目され始め、インドネシアはムスリムファッションの最先端になろうとしています。