皆さま、こんにちは。
白石です。

先日(1月12日)開催された、「(第1回)スナノミ会議」(今後、何度も開催していただきたいと期待を込めて、「第1回」)にスカイプでの参加になってしまいましたが、出席いたしました。

ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

詳細はこちらの記事から
スナノミ会議開催!
http://resultsjp.sblo.jp/article/178375130.html

IMG_0473.JPG

===

そこで、①私がなぜケニアにいるのか、②スナノミ症に取り組むようになったきっかけ、③エスンバ村で何をしているのか、④スナノミ症を含めて、認知度の低い感染症の現状やそれらに対する支援の必要性、こうした感染症に対する関心や支援を喚起するためのアイディア。

以上4つを自己紹介を交えて私なりにまとめ、書いてみます。

===

 私はケニアの最貧困地域エスンバという農村に住んでいる。第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)に出席後、5ヶ月もここにいることになる。しかしエスンバとの出会いは2015年の夏であった。

 大学に入学した私を待っていたのは、出会いの連続だった。その中で最も輝いて見えたのは「国際協力」という分野だ。「困っている人を助ける、なんて素晴らしいのだ」と単にそう考えていたのだろう。しかし「習ってノートに書くことが誰のためになっているのだろう。自分で何かしなくては」とふと考えた。そして思い立ったのがボランティアだった。行き先はなんとなく選んだ。そして大学1年2015年の夏、ケニアに降り立った。初のアフリカであった。

 しかし思っていたボランティアと違い、それは少し変わった学生旅行であった。エスンバで遊んで3週間を過ごし、サファリで動物を見ただけだ。情けない。「必ず戻ってくる」そう誓った。これがエスンバとの出会いであり、人生の分岐点となった。

 そして私は休学し2016年の夏、戻ってきた。エスンバが抱える問題は多い。医療施設なし、水道インフラなし、HIV/AIDs、結核、マラリア、コレラ、そしてスナノミ症などで人が亡くなる。ケニア政府は「Kenya vision 2030」なる目標を掲げるも、財政難(と政府は言っている)で進んでいない。

 エスンバが抱える問題の1つに「スナノミ症」というものがある。砂の中に棲むノミが寄生し体内で成長し、最悪の場合手足が壊死させる、寄生虫型皮膚疾患だ。エスンバは農村だ。農業従事者にとって足が動かなくなると農作業ができない。川まで水汲みも行けない。生活ができない。致命的だ。私はこの問題に全力で取り組もうと決意した。この病は東アフリカ、南米の農村部、スラムでは多くの人々が苦しむ。しかしざっと見たところ、スナノミ症に対し活動を行うのはケニア国内の小さなNGOだけだ。正確なデータはないが、エスンバでは50%以上が感染の恐れがあり(長崎大学によると裸足のかたの感染率は88%、サンダルも4分の1)、り患率5%だと推測される。声を上げられない人々が苦しむ、まさに「取り残された病」だ。

 私と現地住民はスナノミ治療と予防を行うキャンペーンを2回行った。治療は簡単だ。過マンガン酸カリウムに感染部を浸す。そしてナイフなどで感染部を削り2cm大にもなるスナノミを取り出す。その後ワセリンなどを塗付し保護する。予防といえば、ノミが寄生しないよう清潔に保ち靴を履くことだ。しかし、農業で得る少ない収入、水道インフラもなければ井戸もない、川までの水汲みは重労働。彼らは予防すらできない。せめてもと思いノミを駆除するため、薬を散布、家を綺麗に洗浄している。

 累計100名を治療、52家屋を洗浄することができた。かかった費用は25万円。もちろん自腹だ。

 私一人の力は小さく弱い。以前のインターン先である国際NGO日本リザルツが旗を振り応援団を集めている。リザルツの言葉を借りれば「私たち一人ひとりに世界を変える力がある」私は信じている。集まれば非常に大きなムーブメントを起こせる。

 持続可能な開発目標(SDGs)のキャッチフレーズは「誰も取り残さない」だった。しかし「取り残された病」はある。それはスナノミ症だけでもない。私に残された時間はたった半年だ。

===

以上です。

ケニア農村部で人々を苦しめる病、「スナノミ症」の治療・予防を行う、第3回スナノミキャンペーンの資金をクラウドファンディングで集めています。

ケニア最貧困地域でスナノミ症を治療・予防し、生活改善へ!
TopPhoto.png
https://readyfor.jp/projects/jigger_campaign

現在70万円を超えるご支援をいただいておりますが、まだまだ資金が足りません。
是非、ご協力お願いします。

写真の少ない投稿で申し訳ありません。
しらいし

新着情報一覧へ