神保町からのSOS｜本の街の皆さんと危機を乗り越えるためのご支援を

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、神保町ブックセンター、そして神保町という街も大きく影響を受けています。本の売り上げは落ち、高齢のお客さんも多い神保町は、街全体の活気がなくなっているのが現状です。

しかし、100年以上続く本の街の歴史を、ここで途絶えさせるわけにはいきません。

そこで、まだまだひよっこな神保町ブックセンターですが、少しでも神保町のためになればと思い、今回クラウドファンディングの挑戦を決意しました。

皆さんからいただくご支援は運営費の一部として活用させていただく予定です。そしてご支援いただいた方には、神保町ブックセンターや神保町に足を運ぶきっかけになるようなお返しをお届けします。今すぐには難しくても、状況が落ち着いたら、ぜひ神保町に遊びにきていただけたら嬉しいです。

神保町ブックセンターを応援してくださる方はもちろん、神保町や本が好きな方、ぜひ皆さんのお力を貸してください！ どうぞご支援宜しくお願いいたします。

＼ 神保町名店チケットとは？ ／

対象店舗で1枚につき1000円分のお買物券としてご利用いただけるチケットです。
 

●お渡し方法：神保町ブックセンターにて直接お渡し
●お渡し期限：2021年4月〜12月（期限を過ぎた場合は無効となります）
●有効期限：お渡しから6ヶ月間
 

●対象店舗　【随時更新中！】

・ブックハウスカフェ 〜神保町唯一のこどもの本専門店 & カフェ〜　【2/18追加】
・ブックカフェ二十世紀 〜古書・アメコミ・バンドデシネが読めるブックカフェ〜　【2/18追加】

・新世界菜館 〜創業60年の老舗中華料理店〜　【2/26追加】

・なかや蒲焼店 〜神保町の老舗の鰻屋さん〜　【3/3追加】

・さぼうる 〜神保町の純喫茶〜　【3/3追加】

目標金額：3,000,000円

プロジェクト内容：集まったご支援を運営費の一部として活用し、2021年12月末まで店舗の営業を継続することを以てプロジェクト実施完了とする。

「未来の自分の種をまく」

神保町ブックセンターとは

100年以上続く書店や出版社が多く点在する街、神保町。その街に2018年4月にオープンしたのが、UDS株式会社が運営する神保町ブックセンターです。『未来の自分の種をまく』というコンセプトのもと、本をきっかけに人と人が繋がれる場所を目指して開業しました。

岩波書店の本が揃う「書店」、本を読みながらくつろげる「喫茶店」、様々なイベントをきっかけに新しい知識や仲間に出会える「コワーキングスペース」。新しい知識との出会い、新しい仲間との出会いを通して、これからの時代を生き抜くための気づき・個人の成長のきっかけを持ち帰っていただきたいと想いながら、日々この場を運営してきました。

岩波ブックセンターの跡地に書店と喫茶店の複合店ができたことに、正直始めは違和感を持たれる方もいらっしゃったと思います。一方で、岩波ブックセンターに通っていた方々から「またこの場所に来ることができて嬉しい」と言っていただくことも多くありました。オープンしてから約3年が経ち、今は少しずつ受入れられ、浸透してきたように思います。

特に印象に残っているのが、岩波ブックセンターの亡くなられた店主の奥様がご来店くださった日のこと。お店が変わってしまった姿を見ることを本当は躊躇していたそうでしたが、「来てよかった」とおっしゃっていただいたときは本当に嬉しい気持ちになりました。

そしてオープンから今日に至るまでの3年間、私達を支えてくれたのは、いつもあたたかく見守ってくださり、困った時に相談したらいつも手を差し伸べてくれる、神保町の商店街の皆さんでした。

スタッフメッセージ

コロナによる影響は飲食店に留まらず、本当に多くの方々が大変な思いをしていると思います。神保町ブックセンターもその中のひとつではありますが、そんな大変な状況の中でも足を運んでくださる方、実際に来店することはできなくても応援してくださる方、温かい声をかけてくださる方など、実に多くの方に支えていただきながら、今も営業を続けることができています。前例のない事態ではありますが、このような状況だからこそ感じられる人や街の温かみを僕は実感することができています。神保町の街の一端を担うようなお店になるにはまだまだ未熟ではありますが、そんな僕らを応援してくださる皆様に何か少しでもお返しができるよう、尽力していきたいと思います。（山﨑誠也）