明治10年建造の土蔵を「ときをほどく図書館」にリノベーション！！

 

 

 

 

長野県東御市

海野宿の築150年の土蔵を

「ときをほどく図書館」にしたい！！

 

 

 長野県東御市海野宿の

古民家をリノベーションした

貸切プライベートワークプレイス

「上州屋」

 

 

2023年7月上州屋オープンに向けて、

築150年前後の土蔵をリノベーションして

「ときをほどく図書館」をつくる

プロジェクトを立ち上げます！

 

 

「ときと、ひとを、ほどく」

がコンセプトの上州屋で

プライベート空間の土蔵で読書をしながら、

海野宿にながれる時間（とき）を感じ、

新たな想像が未来へ結ばれる図書館を目指します。

 

 

また、上州屋の図書館を起点に地域が元気になる交流の場として

人と人が繋る場所となるイベントを今後どんどん計画していきます。

 

 

ごあいさつ

 

はじめまして。株式会社PLOT STANDARD 代表の浅川達也と申します。

 

数多くのREADYFORプロジェクトの中から、このプロジェクトを見つけていただきありがとうございます。 私たちは、長野県東御市（とうみ）を拠点に、デザイン会社を運営しています。

 

「物語が人と人を繋ぐ」をテーマに、相手に寄り添い、対話を重ねる事で現状の課題を共有し、お客様が抱いている自社サービスに対する想いや商品が持つオリジナルのストーリーを大切にしたデザイン制作を行っています。

 

 

今回、私たちが開始するプロジェクトは、長野県軽井沢から西へ約30kmに位置する東御市の観光名所「海野宿（うんのじゅく）」で、一棟貸切り宿泊型ワークプレイス上州屋のオープンに合わせ、敷地内の築150年前後に建てられた土蔵をリノベーションして図書館にする事を目指したプロジェクトです！

 

貸切プライベートワークプレイス「上州屋」のオープンに合わせ、このプロジェクトを是非成 功させたいと思っています！！

 

海野宿ってなに？なんでデザイン会社が土蔵をリノベーション？と、少しでも興味や関心をお持ちになられたなら、ぜひこのまま先へ読みすすめていただけると嬉しいです！

 

 

 

海野宿ってどんなところ？

 

江戸時代の町並みを今に残す海野宿 私が生まれ育った長野県東御市は、くるみの生産量日本一（※1）を誇り、食用ぶどうとワインぶどうの生産もとても盛んな街です。全国的に見て年間の日照時間がとても長いのが特長で、その気候・風土がワイン作りにとても適しているため、市内には数々の個性的なワイナリーが点在しています。一年を通して晴れの日が多く自然が豊かでとても過ごしやすい地域です！

 

 

 

 

その東御市の観光名所の一つに、海野宿という宿場町があります。

 

江戸時代の参勤交代で北陸諸大名が通った北国街道の宿場町として開設された宿駅の一つで、昭和６２年には国から「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。今でも立ち並ぶ、歴史的価値のある古民家の軒並みは、江戸時代の風情が残る、とても美しい観光名所です。

 

一歩足を踏み入れると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのように錯覚してしまうほど、昔の時代の流れや空気感が色濃く残る大変魅力的な場所です。

 

 

 

「上州屋」を構想した経緯

 

ごあいさつで書かせていただきましたが、私たちは「上州屋」という貸切プライベートワークプレイスを海野宿の街道沿いにオープンする予定で現在計画を進めています！海野宿のゆっくりとした時間の流れを感じ、普段とは違う環境の中で宿泊滞在型の仕事ができるワークプレイスを目指しています！

 

私たちのデザイン会社でもリモートワークが日常的になり、多くの方に海野宿で滞在をしながら仕事をしてもらいたいと思い上州屋プロジェクトを立ち上げました！

 

 

 

上州屋を始めようと考えるきっかけになったのは、2019年10月の台風19号によって国道18号線に繋がる海野宿橋が崩落した台風災害とコロナの流行による観光客の減少でした。

（2022年3月に海野宿橋は全面復旧しました！）

 

交通インフラが機能していない海野宿に、コロナ禍が重なり海野宿へ訪れる観光客は激減しました。週末の海野宿の街道を誰も歩いていない…。こんなにも人のいない光景を初めて目の当たりにした私はその時に初めて、身近な風景として当たり前にある海野宿の景色がこの先、無くなっていってしまうのではないかと不安と寂しさを覚えました。

 

それと同時に、私の好きな海野宿の風景を未来に残すためにはどのような事ができるのかを具体的に考えるようになりました。

 

 

実は以前から漠然と海野宿で何かを始めたいと考えていた私は、日々の忙しさに追われ、考えた構想を頭の中で巡らせては実行に移す事なく頭の隅ずっとある「いつか叶えたい夢の一つ」として長らく転がり続けていました。 これらの事が重なり、「今やらなくていつやる！海野宿の風景を未来へ残すんだ！」と、一歩を踏み出すきっかけになったのです。

 

 

海野宿の風景を未来に残したいと思い立ってから数ヶ月後の2021年3月、空き家を探していたところ、地元の方からご縁をいただき、理想的な「上州屋」と運命の出会いをしました。 上州屋の構想から約２年が経ち敷地内の建物のリノベーションも進み、ようやく今年の7月にオープンの目処が立ちました。

 

※上州屋は、購入した物件に代々受け継がれた屋号です。そのご先祖様への敬意と歴史を受け継ぐため、そのまま「上州屋」にしました。

 

 

 

 

上州屋のご説明

 

 

開設から400年近く経とうとしている海野宿は、養蚕が盛んだった歴史があり、糸（蚕糸）ととても深い関わりのある町です。

 

人生の歩みを一本の撚った糸と捉え、海野宿の長い歴史に重ね合わせ、自身の過去をほどけば、きっとそこには普段忘れていた「とき」が見つかるはずです。

 

ほどいた糸の余白に、未来へ結ばれる新たな創造が生まれる。

 

時間をほどく、思考をほどく、さらには人との関係をほどく事で余白から生まれる創造を私たちは大切にしています。プライベート空間の中、個々のクリエイティブ制作やリモートワーク、企業のプロジェクト合宿やチームビルディングなど幅広くご利用いただけます。

 

上州屋に宿泊滞在をして海野宿に流れる「とき」を感じ、撚られた糸をほどく事で、未来へ繋がる思考が育まれる場所を目指しています。

 

 

 

 

創造と表現すると少し仰々しく感じてしまいますが、「ほどく」とは、少し視野が広がった状態や色々な物事に対してフラットで素直な気持ちが持てている状態と言っても良いかもしれません！

 

上州屋は、ほどくためにキッチンとサウナが完備されています。みんなで食卓を囲んで地域の食材やワインを傾けながら食事を楽しむ。サウナで身体と心をリフレッシュしてから、 ゆっくり仕事の続きを考えてみるなど、上州屋に宿泊滞在をし、たゆたう時間の流れを感じ てもらいたいと思います！

 

 

 

上州屋に「ときをほどく図書館」を作りたい！

 

今回、クラウドファンディングで支援を募らせていただく内容は、築150年前後の土蔵をリノベーションし「ときをほどく図書館」を作りたいと思いプロジェクトを立ち上げました！

 

 

 

 

 

当初の計画では土蔵は寝泊まりする宿泊棟としてリノベーションを行う予定だったのですが、上州屋の敷地内の建物は国指定の「重要伝統的建造物郡保存地区」のエリア内にあるため、建物保存と景観保持の観点から改修工事にも様々な規定や禁止事項が細かく設定されていて、寝室としてのリノベーションを断念しました。

 

上州屋では元々、本を置くスペースを母屋と寝室に設ける計画をしており、海野宿に流れる時間を感じながら、読書から得られる知識を大切にしたいと考えていました。土蔵を寝室以外で活用するなら、図書館として活用したいと思い大幅に計画を変更しました！

 

 

 

 

築150年前後の2階建ての土蔵は、光の侵入が少なく中に入ると夏は適度に涼しく、冬は少し暖かく室温がとても心地よい状態を保っています。

 

各階に小さな窓が一つずつ付いていて、そこから差し込む光は四角く床を切り取り、日の傾きで時間の流れを感じる事ができます。 また厚い土壁と木材でできているので、静かで落ち着いた空間です。

 

 

土蔵にはお米を保管する棚が残っているので本棚と人がすっぽり入る読書スペースを作りたいと思っています！

 

心地よい室温の中、読書に集中する時間はとても贅沢だと思います。 気になって手に取った本の中に何かを感じるきっかけを読書から受け取る。上州屋の図書館はそんな本との出会いがある場所にしたいと考えています！

 

 

 

 

しかし、アイデアにしたはいいものの、資金面は最初に計画していた宿泊棟の計画変更によって大変厳しい状況になってしまいました。

 

さらに土蔵の中を掃除をしていたらシロアリに土台や床を食われている箇所が…。 改修も、仕入も、このままでは資金が足りません！！

 

それでも、諦めるわけにはいきません！私たちは土蔵で「ときをほどく図書館」を作りたい！

 

 

このプロジェクトに共感して賛同していただき、目標とするご支援が集まったら、本棚の造作やシロアリ補修・防虫、本の仕入に活用させていただき、「ときをほどく図書館」を作りたいと思います！どうか上州屋のプロジェクトにご賛同いただき、ご支援のほどよろしくお願いいたします！！

 

 

地域が元気になる交流の場

 

上州屋は、地域の方が誰でもが交流できるフリーオープンの日を設けて、ワークショップや地元の学生と意見交換をするイベント、今回のご支援で図書館が作れたら、本好きのための本にまつわるイベントなども企画したいと思います！

 

上州屋の図書館を起点に、地域の様々な方が繋がる場として、海野宿、そして東御市が元気になる場をどんどんつくっていきます！！

 

 

 

私たちが創りたい景色

 

上州屋は海野宿に新たな価値を見出す事により歴史的な街並みを、未来へ残していく事の一端を担えればという想いから始まりました。 新たな価値として、訪れた方が海野宿で「ときをほどく」事ができれば、新たなアイデアや価値観を育めると考えています。

 

さらには、その共感が人を集め、今までにない海野宿へ昇華させ、地域活性化とまちづくりに貢献できると確信しています！ どうか皆様のご支援・応援をよろしくお願いいたします！！

 

 

 

プロジェクト概要

 

 

シロアリ被害部分の修繕と対策

床下防湿工事

土蔵内部の洗い作業

リノベーション工事（玄関・読書スペース・電気工事）

本の仕入れ

備え付け本棚の造作

照明設備

什器（椅子、棚、机）

 

※もしも募集金額が上回った場合は、より快適に本を読む事が出来る土蔵の設備の拡充、及び上州屋をより充実するための費用に使わせていただきます。  

 

 

 

2023年5月末：上州屋改修工事完了（予定）

2023年6月中旬：上州屋PRE OPEN（予定）

2023年7月初旬：上州屋GRAND OPEN（予定）