不幸な命を産まさない　不妊手術で救いたい猫の命

一昨年不妊手術を行なった猫たちの場所　
かわいそうとご飯をあげる人がいた　そのせいでたくさんの命が生まれ
そして死んでいったそんな場所のこと　少し聞いてください

その日は和歌山市内でお祭りがあり　たくさんの人で
にぎわっていました。
そんななか偶然はいった路地裏　その先の空き地
そこに必死に生きている猫たちを見つけました

ご飯はしっかりともらえている　お水もたっぷりとある
だけど・・・・・



餌やりさんは　たくさんの子猫が生まれ死んでいったと呟いた
ガリガリになりながら子育てしているおかあにゃんたちもまた・・・

不妊手術してやりませんか？
今いる子猫は全頭保護します　必ず助けますから
もう　この子たちだけで終わりにしましょう

即座にそう言ってしまった自分がいた


最初は数匹　生まれては死に　の繰り返し
それでも30数匹の猫たちがそこにはいた

子猫数命は保護　大人猫も若い子達は保護した
その数　全部で11命
不妊手術後　リターンする子が20匹あまり
当時はスペイクリニックが　まだなくて
一匹一匹捕獲しては　病院に搬送した
餌やりさんには　手術費用はこちらで負担する　そのかわり
最後の一匹まで　しっかりとお世話してくださいと頼んだ

あれから２年
１枚目写真の子は　その後亡くなった
そして３枚目写真が　やせ細って子育てしていたおかあにゃん
こんなに太って　元気な姿になってくれた


それでも　この子たちがこうして生きていけて
不幸な命も生まれない場所になれたのは
皆様のご支援での不妊手術　そしてボランティアさんたちの
捕獲搬送のご協力があったからなのです


もし　あの時　ご支援がなかったら？
雌猫だけとか　妊娠猫だけとか　なったかもしれません
子猫たちも保護できず　そのままで息絶えたかもしれません。

まずは　子猫を産まさないこと
それが　猫たちを助けることなんです。
かわいそうとご飯をあげるだけでは　助けられないのです
それどころか同じ運命をたどる猫たちが増えるだけなんです。

それじゃ　あかん　のです
あかん世の中になっていくと思うのです。



不妊手術を施されて　もう子育てで苦しむこともなく
ご飯をもらえて　誰か人間に守られて　そんな猫たちがたくさんいる
そんな　さくらねこの歩く街　和歌山　にしたいと思います