不幸な命を産まさない　不妊手術で救いたい猫の命

こんにちは　奥です

和歌山市内中心部　ある野良猫さんたちのこと
どうか聞いてください。

そこには数匹の野良猫さんがいました。
そして　可哀そうに思う方がご飯をあげてくれていました。
だけど　不妊手術を施されていなかったために
子猫が数匹　産まれてしまいました。
猫を嫌うご近所の方は　その猫たちを追い払い　水をかけました
あげくには　子猫を殴ったりスプレー缶をかけて殺し続けました。

猫をかわいそうに思いご飯をあげた
だけど　子猫が生まれ　抵抗さえできないままに殺された・・・・・
かわいそうだけでは助けられなかった
それどころか更に不幸にして亡くなる命をつくってしまった
これが現実なんです
もちろん　猫を殺した人間はあきらかに犯罪を犯しました。
許されることではありません。
だけど　もし　子猫が産まれていなかったら？
これ以上増えないとなっていたら？　それを知っていたら？
もしかしたらこの人間も　犯罪を犯さずにすんだのかもしれません。

そして　昨年秋　この相談をうけ仲間たちと一斉捕獲に迎いました







 

この子たちをはじめ　大人猫は全員　捕獲
不妊手術につれていき　リターンしました
今度こそ　しっかりと守ってくれる人間がいるところへ



そして　最後に捕獲保護できた子猫ちゃん
仮名　ラスト　と名付けました　これで不幸の終わり　の　ラスト

子猫２命はとっても素敵な人間の家族になりました
そして　大人猫たちは　たとえお外でも　飢えることなく
ぷくぷくと太り　現在も暮らしています

お外にいる野良猫たちをかわいそうに思うこと
それは　誰もが感じる感情だと思います←猫嫌いでなければ
そこで　ご飯をあげる　だけど・・・

猫を嫌いな方は　たくさんいらっしゃいます
そりゃそうですよね
せっかく耕した花壇へウンチ　せっかく植えたチューリップを掘り起こす
出勤しようと車に向かうと　猫がタイヤにおしっこかけている
ボンネットにのって傷をつける
これが毎日　自分にはなにも関係ないのに　餌やりがいるから
永遠に続くと腹がたってくるのも当たり前かと思います。
しかも子猫が産まれている　まだ増えるんか
どんだけ猫増やすんや　ってなる

猫をかわいそうに思い　ご飯をあげ続けることが
逆にたくさんの猫を不幸にしてしまうことだってあるんです。
そして　地域住民も争い憎しみ合い　決して幸せではありません。

だからこその不妊手術
ほとんどの人間は不妊手術を施して一代限りの命となった
さくらねこのことを　理解してくれる時代になりました。
おそらく腹は立つでしょうが　我慢の限界を超えて
虐待したり　保健所に持ち込む人間は減ったと感じています。

そう　可哀そうだけでは猫たちを救えない
それどころか　更に可哀そうな猫を無残にして亡くなる猫を
増やすだけなんです。

それじゃあ　あかんと思います
人間に犯罪を犯させては　あかんと思います。

なら　どうしたら？　そんな猫たちに不妊手術を施して
そして　一代限りの命として生かせてほしい　と
ご近所に頭を下げてお願いすることしか　猫守れないのです。

それでも　この現場は違いましたが
費用がない　または猫数が多すぎてどうしようもない　と
いうところはいっぱいありますし　今までもありました。
そんな時は　私たちが頑張らなあかんのです。
それでも私たちも行政からもどこからも助成がない　限界があります。

だからこそ　無料不妊手術が必要なんです