かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと⑩

和歌山市内のあるところ　河川敷
昨年夏暑い日に　たくさんの猫達が　大量のフードとともに
置き去りにされてしまいました

猫たちの健康状態はよくなく　ガリガリの猫　風邪ひきの猫
片足が欠損している猫　等々

私たちはともかく　この場所の餌やりさんと協力して
一斉捕獲手術をすすめることにしました

小さい子猫達はすぐに保護　

大人猫たちは　昨年ご支援いただいたクラファンチケットで
全頭の手術をおこないました
また　状態の悪い３匹は　保護となりました。

こんな暑い日に　こんな民家もないようなところに
遺棄するなんて　本当にとんでもない話です
だけど　猫たちには１ミリも罪はなく・・・なんとかその命が
つながるようにと　できる限りのことをしてきました。

それでもお外でその命をつなぐことは難しく　真夏の暑い日に
１匹の猫が息絶えました
その後も　数匹がいなくなってしまったようです。
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本当にかわいそうに思います　きっと餌やりの方々も同じ気持ちでしょう
捨てた人間は絶対に許せません。
だけど　捨てるという行為をさせる原因のひとつに
この場所に野良猫さんがたくさんいてご飯をもらえていて
ここなら生きていけると思ったことがあったのではないかと思います

お外にいる猫　捨てられた猫　またそこで繁殖した猫たち
その子達を不憫に思い　ご飯をあげる

でも　かわいそうだけでは助けられない
こんなお外にいる猫たちをたとえ少しでも　おうちに迎えていただける
そんな世の中になればきっと変わる

だけど今は　まだまだお外に猫があふれています
もう　これ以上　飼い主のいない猫を増やすことを
子猫が産まれているのをただ見ているだけにするのはやめにしませんか？

地域でひとり誰かが立ち上がれば　自治会で立ち上がれば
きっと猫たちの未来　そして人もかわっていく
そう信じています




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