かわいそうだけでは助けられない野良猫さんのこと⑱

和歌山市内のある緑道　約3kｍに及ぶそのあちこちにたくさんの猫がいました
一部の猫達はすでに不妊手術がなされていたそうです

2024年7月の野良猫相談会に　ある男性がやってきました
彼は餌やりではなく　以前この場所のTNRの際お手伝いをされたということでした
残りの猫たち全員のTNRをしてあげたい　と
費用は　餌やりさんたちが協力してくださる　そう相談され
私たちは全面協力をさせていただくことにしました

わたしたちは　相談者のKさんに餌やり時間　頭数等の調査を依頼しました

Kさん　驚くほど細かい調査をしてくださり　猫の現れる時間　個体　すべての調査を
確実に行ってくれました

そして　捕獲日　真夏の暑い日　8月10－11日
車のはいれない歩行者道を　捕獲器をさげて
TNRアシストの　M夫妻　Yさん　そして相談者Kさんが　走ってくれました

2日間にわたる捕獲で　調査で判明した15匹中の14匹　そしてリスト外の2匹の捕獲
不妊手術&ワクチン接種を終えることができました



この子猫ちゃんは人なれしていたため　保護しました
その後　すてきな里親様に恵まれて　現在とても幸せに暮らしています




その後も　とり残し猫の捕獲手術のために　Kさん　M夫妻　Yさんが
取り組んでくださり　ほぼ全頭の不妊手術を終えることができました


昔から猫がたくさんいて　餌やりをする人がいて　不妊手術もしていない
子猫がたくさん生まれて　そこで子猫を拾い飼ってくださった方も
複数お話を伺いました

それでも　たくさんの子猫が死んでいったであろうことは
容易に想像できます

相談者Kさん　そしてTNRアシストメンバーたちの努力と熱意で
この猫たちの未来を変えることができました
もちろんその後も　パトロールはKさんが続けてくださります


かわいそうに思い餌をあげる　その気持ちはとてもよくわかります
でも餌をあげるだけでは　更なる不幸な猫を倍増どころか数倍に増やしてしまう事になります

和歌山には安心安価に手術してくださるスペイクリニックがあります
(オスメスとも　10000円以内)

餌をあげたり見かけたりした最初の1匹に手術をしてあげることの大切さを　
もっともっと啓発してまいりたいと思います

クラウドファンティングも残り4週間となりました
一匹でも多くの猫に不妊手術&ワクチンを　そして
保護した猫たちにしっかりと医療をかけられるよう
引き続き　応援ご支援をよろしくお願いいたします