残り３日！【奄美の植物】奄美の名を持つ絶滅危惧種

奄美大島にはアマミと名がつく植物もあります。例えばアマミセイシカ。

 

 

奄美大島に自生する固有種で、3～５月に花を咲かせます。川沿いや山の中に自生し、白い花を咲かせます。環境省のレッドリストでは最も絶滅の恐れが高い絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

 

同じく奄美大島の固有種でアマミエビネ。３月頃花を咲かせます。以前は山地で普通に見られたそうですが、乱獲によって絶滅寸前となり、現在絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

 

 

こちらも奄美大島の固有種でアマミカヤラン。３月頃花を咲かせます。以前はケイタオフウランとされていましたが、近年になってヒマラヤのThrixspermum pygmaeumという種であることが分かり、アマミカヤランと名づけられました。こちらも絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

 

 

植物は動くことができないので、環境の悪化や乱獲によって簡単に絶滅の危機にさらされてしまいます。奄美を代表する植物として、絶滅危惧種の指定から解除されるぐらい増えてほしいですね。