テロリストでない未来を!ソマリア人若者ギャングの社会復帰支援

テロリストでない未来を!ソマリア人若者ギャングの社会復帰支援

支援総額

964,000

目標金額 900,000円

支援者
86人
募集終了日
2015年2月22日

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プロジェクト本文

潜在的テロリストとして弾圧されているソマリア人若者ギャングがテロリストになる前に彼らを救いたい、同じ若者として。

 

はじめまして。早稲田大学4年、日本ソマリア青年機構全体代表の永井陽右と申します。2011年夏、大飢饉と際限のない紛争が起きており誰もアクセスすることのできなかったソマリアに対して直接的なアクションを実施するため、私は日本で唯一紛争地ソマリアに特化した学生NGO「日本ソマリア青年機構」を立ち上げました。

 

「日本ソマリア青年機構」では、2013年春より、潜在的自爆テロリストであるソマリア人若者ギャングの社会復帰プロジェクト(「Movement with Gangsters」)をメインプロジェクトとして実施してきました。そこではこれまでに25名の若者ギャングを受け入れ、多くの現地NGOと共にギャングの社会復帰をサポートしています。今回のプロジェクトでは2015年3月からのプログラムの資金を募集します。

 

現在、現地NGOへのスキルトレーニング(コンピュータースキル、ローカルリーダー育成)委託費等90万円が足りていません。これらがあれば、より多くのギャングにより質の高いプログラムを提供することができます。

 

(表彰式にてギャングと運営メンバーで記念撮影)

 

 

テロリストとして弾圧するのではなく、対話の場を構築することが重要。

 

私達の主な活動地であるケニアのソマリア人難民移住区は、ソマリア人ギャングなどのせいで非常に治安が悪く、そこではソマリア人若者ギャングの駆逐が最も重要なニーズの一つとなっていました。彼らは事実として武装勢力やイスラム過激派組織のリクルート先であり、「テロを防ぐ」という大義の下で様々な弾圧を受けていました。

 

しかしながら、話を聞いてみると、彼らのほとんどが17歳~25歳であり私達と同じ若者でした。彼らは不当な弾圧に対して抵抗姿勢を見せており、状況はますます悪化していました。

 

(20歳になったばかりのギャング(右側)は巨大ギャンググループ「SK」のメンバーであるが議論進行にいつも大きな貢献をしている)

 

この点から、「テロを防ぐ」ためには彼らを潜在的自爆テロリストとして弾圧するよりも、未来を創っていく若者としてエンパワーメントすることこそが必要であると考えました。そのことについてギャングと議論をした際、少なくないギャングがそれを望んでいることもわかりました。

 

誰もアクセスすることのできないソマリア人若者ギャングと対話の場を構築することこそが、同年代の私達にしかできないことでした。そして目を凝らせば、それは現場における最も重要なニーズの一つだったのです。

だからこそ、彼らに寄り添い、将来を担う若者として共に社会を変えていくべく、本プロジェクトの実施を決意しました。

 

(該当地における治安の悪さの原因について発表する2名のギャング)

 

 

地域の問題に対する議論を行い、解決策を実行することで

社会変革の主体者としての自覚を高める。

 

ソマリア人若者ギャングの社会復帰プロジェクトは非常に長期的なスパンで実施しており、これまでに3回実施してきました。最初の半年は、彼らとギャング問題や地域の問題について議論し、その解決策を共に模索し実際に実行することで、社会変革の主体者としての自覚を高めています。そしてそのことに対する称賛とスキルトレーニングを与え、その意識が現実味を帯びるように働きかけています。

 

次の半年では彼らを運営スタッフとして雇用し、運営側として上記のことを実施します。これにより主体者としての意識、そして私達と仲間という意識をさらに高めています。そして最後の半年は無給で運営に参加するアドバイザーとして上記のことを実施してもらっています。

 

 

このように、1年半かけて社会復帰プロセスを繰り返すことで、自発的に社会変革の主体者になるようように働きかけています。私達はこれを「積極的社会復帰」として提唱しています。必要なのは無理やりギャングを辞めさせることではなく、彼らと共に生きていく姿勢なのです。

 

(ゲスト講師に質問を投げかけるギャング達とそれに応える講師)

 

(グループに分かれて自分たちが実施する解決策を議論していく)

 

2015年3月からも「日本ソマリア青年機構」はこのソマリア人若者ギャングの社会復帰プロジェクトを力強く実施していきます!

 

しかし、2回分のプロジェクト参加者への日当(交通費・食事代)と運営スタッフとして雇用するギャングへの給料、会場費と、1回分の現地NGOへのスキルトレーニング(コンピュータースキル、ローカルリーダー育成)委託費、その他合わせて90万円が現在足りていません。これらがあれば、より多くのギャングにより質の高いプログラムを提供することができます。

 

(表彰式にて証明書を受け取り喜んでいるギャング)

 

ソマリア人若者ギャングをエンパワーメントすることは、現地における劣悪な治安を改善しテロを防ぐことに繋がります。ソマリアの未来を担う彼らの復活は、ソマリアにとって非常にまばゆい光です。その光をどうにか灯し続けたい。心からそう思うのです。

 

無限の可能性を持つソマリア人若者ギャング達がテロリストにならないように、どうか、どうかご協力をお願い致します。

 

有難うございました。

 

◆日本ソマリア青年機構 ホームページ

http://jsyo.jimdo.com/

 

 

~引換券について~

 

■サンクスレター

[ 本プロジェクトの進捗を踏まえた感謝のお手紙 ]

 

■報告書

[ 毎渡航後に発行している100頁に及ぶ詳細な報告書 ]

 

■ギャングからのサンクスレター

[ ギャング達が心を込めて書いた感謝のお手紙 ]

 

■ソマリア関係のお土産

[ ソマリアの工芸品やお土産(貴重です!)]

(イメージ図:写真はソマリアの伝統的な壺)

 

■活動紹介アルバム

[ 渡航活動中の思い出をたくさん入れたアルバムです ]

 

■感謝状(A4)

[ 本プロジェクトにおける重要な協力者に対する感謝状 ]

 

■感謝訪問

[ 感謝とプロジェクト成果を直接お伝えさせていただく感謝訪問 ]

 

■特大感謝状(賞状サイズ)

[ 本プロジェクトにおける最重要な協力者に対する特大感謝状 ]

 

■ホームページでの名前掲載

[ 本プロジェクトにおける最重要な協力者のお名前をホームページに掲載し永遠にその貢献を称えます ]

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プロフィール

2011年9月に日本ソマリア青年機構を設立。国際協力がブームとなっている中、真の国際協力を追求し、自分にしかできないことを実行してきました。

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リターン

3,000


alt

■サンクスレター

支援者
42人
在庫数
制限なし

10,000


alt

■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産2点

支援者
41人
在庫数
制限なし

50,000


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■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産3点
■報告会招待
■活動紹介アルバム、感謝状(A4)

支援者
5人
在庫数
制限なし

100,000


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■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産3点
■報告会招待
■感謝訪問
■感謝状(A4)

支援者
1人
在庫数
制限なし

300,000


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■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産3点
■報告会招待
■感謝訪問
■特大感謝状(賞状サイズ)
■ホームページでの名前掲載

支援者
0人
在庫数
3

プロフィール

2011年9月に日本ソマリア青年機構を設立。国際協力がブームとなっている中、真の国際協力を追求し、自分にしかできないことを実行してきました。

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