ウガンダ人・難民の柔道家に国際大会参加のチャンスを

ウガンダ人・難民の柔道家に国際大会参加のチャンスを

支援総額

588,000

目標金額 500,000円

支援者
61人
募集終了日
2019年3月7日

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プロジェクト本文

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※ネクストゴールを目指します※

多くの方々からご支援をいただき、お陰様で当初目標の50万円に到達しました。

これにより10人の柔道家を3月に開催される東アフリカ選手権へ参加させることができることになりました。ご支援・ご声援に応えるべく、選手とともに残りの期間、いい稽古をしてタンザニアへ向かいます。引き続き応援お願いします。

 

さて、実は今回のプロジェクトにおいては、最低限の参加人数で最低限の見積もりで50万円としていました。そこでネクストゴールを目指したいと考えています。

 

ネクストゴール:75万円

追加25万円があれば、以下のことができると考えています。

 

(1)更なる生徒の参加

しかし、実は現在、私の選手リストには19名の選手の名前があります。この19名から仕事の都合がつけられず参加できなさそうにない生徒を引くと、3名ほど残ります。彼らにを一緒にタンザニアへ連れて行ってあげたいと考えています。試合に参加するには準備運動の相手なども含め様々なサポート役が必要なのです。

見積もり:3名×5万円=15万円

 

(2)ユニフォーム

以前、「捕らぬ狸の皮算用」として記事を書かせていただきました。

今のところお揃いのユニフォームはありません。なんとか参加者+参加できない生徒たちとの一体感を作るために作成したいと思います。

見積もり:リストにいる生徒19名、そして私1名。

 20枚×2500円=5万円

 

(3)道場の環境整備

最後に、私がいなくなってからも道場の清掃を自分たちでしていき、道場へ感謝し、きれいにするという文化を根付かせるために掃除道具の購入を考えています。

 掃除道具入れ:3万円

 掃除道具:2万円

 

合計 25万円(15万円+5万円+5万円)

 

残りクラウドファンディング終了まで9日ほどですが、

引き続きどうぞご支援のほどよろしくお願いします。

 

 

厳しい生活に負けずに柔道の稽古に励むウガンダ人の青年たち、そしてさまざまな理由から難民となった柔道家に国際大会へ参加する夢を。

 

はじめまして溝内克之(みぞうちよしゆき)です。

1999年に青年海外協力隊員としてタンザニアでの柔道指導を開始してから、さまざまな形で東アフリカでの柔道の普及に携わってきました。特にタンザニアには合計9年滞在し、タンザニア本土代表チームの監督を務めたこともあります。

 3年ほど前に仕事の都合でウガンダへ移り住み、国際協力の仕事をしながら、ボランティアで柔道を指導してきましたが、2019年1月、ウガンダ代表チーム監督に選ばれ、生徒たちとウガンダ初の国際大会への参加を果たすべく稽古を続けています。この目標を達成するために、ウガンダ人柔道家、そして様々な理由から難民となった柔道家たちの参加に必要な費用(合計50万円)をご支援ください。

2018年にはウガンダ初の試合を開催

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供部屋用のマットで稽古する若者たちとの出会い

 2016年1月、ウガンダに到着した私は、ウガンダ柔道連盟の事務局長に連絡を取りました。タンザニア時代の私を知っている事務局長は、私がウガンダでしばらく暮らすことを大いに喜んでくれ、私をウガンダ唯一(当時)の道場へと連れていってくれました。辿り着いたのは、町中の雑居ビルの屋上。そこには、子供部屋に敷くような花柄の薄いマットで稽古に励む若者たちがいました。

 

ウガンダの柔道家との出会いの日

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

当時、ウガンダ柔道連盟はありますが、実際のところ過去にインド人の柔道家に基礎を教えてもらったジョージ(黒帯・初段)が、子供用マットの道場で柔道指導しているのみでした。

 

「日本から遠く離れたウガンダで、厳しい環境でも柔道を学びたいと思っている若者がいるんだなあ」と感激し、「これからウガンダの柔道の歴史を作ることになるんだな」とワクワクしたことを思い出します。

 

 それから3年が経ち、現在、2つの道場がウガンダの首都カンパラにあります。一つは私が主に指導する道場で、韓国人の先生が開くテコンドー道場を借りています。もう一つはジョージが私財を投じて開いた新道場です。どちらの道場にも柔道の稽古に耐えうるマットが敷かれており、子供用のマットの時代とは大きな違いです。それらの道場には「多くの」とは書けませんが、毎回の稽古に数名~10名ほどの生徒がるようになりました。

 

稽古の風景(柔道着は、日本の支援者からいただいた中古)

 

 ウガンダ人の生徒たちは、いたって普通の若者たちです。血気盛んというよりは、物静かな青年たちが多く、強くなりたいという思いもあるようですが、柔道の教育的な価値を理解してくれ稽古に来てくれています。なかには常勤の仕事をしている若者もいますが、学生であったり、不安定な生活をしている者が大半です。自由なお金が限られた生活を送る彼らですが、毎回の稽古にコツコツと通ってくれ、やっとアフリカ地域内の国際大会へ参加するレベルにまで達し始めています。

 

コンゴ民主共和国からの難民柔道家たちとの出会い

 地味でつらい稽古を続けいたある日、すこし雰囲気の違う生徒が道場にやってきました。彼らが話す英語はウガンダ人のものとは少し違い、英語が話せない若者も少なくありませんでした。彼らはコンゴ民主共和国(コンゴ民)を母国とする難民でした。コンゴ民は、政治状況が長年にわたり安定せず、多くのゲリラが活動しています。また致死率の高いエボラ熱が頻繁に発生する国でもあります。そのような状況、彼らは新たな人生を求めて難民としてウガンダへやってきた若者たちです。彼らの多くは、母国にまだ住んでいた子供時代に柔道を始めており、数人は東アフリカでは、上位に入るほどのレベルです。

 ウガンダが難民に対して寛容な政策を取っており、難民に就学や就業の自由等を提供していますので、生活は厳しくともウガンダでは安心して生活できます。しかし、彼らが故郷へ帰り、柔道を継続し、試合に出ていくことは現状のところ「夢のまた夢」なのです。

 

東アフリカ選手権への参加を目指して

 実は、私の帰国の日が迫っています。現在の仕事の任期を満了し、3月30日にウガンダを離れることが決まっています。私が関わった3年の間に日本から中古柔道着の支援も受けることができたり、また道場も継続して利用できる状況ができたりと、ある程度、私がいなくとも彼らだけで柔道を継続できるようになっています。

 しかし、今後も彼らが夢を持って柔道の稽古に励めるように、そしていつか柔道の先生になってウガンダの柔道を支えられるようになるには、さまざまな経験が必要です。そこで、連盟、生徒たちと話し合い、今年3月中旬に開催される東アフリカ選手権へ参加することを目標に掲げました。とはいえ、いわゆる発展途上国であるウガンダの若者たちには、試合に参加するために必要なお金を支出することは容易ではありません。また、柔道はウガンダを含めアフリカではマイナースポーツであり、スポンサーの獲得や寄付を集めることは容易ではありません。なにより柔道連盟には、ボランティアとして働く会長と事務局長がいるだけで、これまで選手を国際大会へ派遣した経験がありません。

 タンザニア代表監督時代に国際大会への選手派遣を経験している私がウガンダにいる間に、初の国際大会参加の経験を積み、柔道を通じた青少年の育成がウガンダに広がっていく状況を作り出しておきたいのです。

 

 今回、ウガンダ人の柔道家と難民の柔道家併せて10名を選抜し、タンザニアで行われる東アフリカ選手権へ派遣することを目指しています。その費用は、役員、コーチの渡航費用を含め、総額で約80万円ほどになる予定です。そのうちの選手たち10名の渡航費にあたる50万円を集めるためにご支援いただければ助かります。

 

今後の展望 東京2020を目指して

 今回の東アフリカ選手権への参加をステップとして、東京2020への参加を目指します。東アフリカ選手権で経験を積み、アフリカ選手権など国際大会への参加へとつなげていきたいと考えています。正直、柔道の実力的には東京2020へたどり着くことは厳しい道のりです。しかし、若者に夢を見て欲しいのです。特に難民の選手たちには、難民チームとして参加する道もあります。前回のリオデジャネイロでの大会では、コンゴ民主共和国を母国とする柔道家1名が、難民チームの一員として参加を果たしました。次はウガンダから難民チームとして東京2020へ出場できないかを模索しています。その参加を通じて、ウガンダ国内にいる100万人以上の難民たち(コンゴ民主共和国、南スーダン、ソマリア、ルワンダ、ブルンジ等)の若者に夢を提供したいのです。まずは、その最初の一歩として、東アフリカ選手権参加のためにご支援をいただければ助かります。

 

《溝内克之の経歴》

1999年12月 大学を休学して青年海外協力隊員としてタンザニアへ赴任。現地警察学校にて柔道指導を開始。

2001年12月 協力隊員の任期を満了し、日本へ帰国。

2003年04月 大学院でアフリカ社会に関する研究を開始。

2007年02月 在タンザニア連合共和国日本国大使館に勤務。同年、ボランティアでタンザニア本土代表チーム監督就任(寄付を集め2008年、2009年の東アフリカ選手権へ選手を派遣)

2016年01月 JICAウガンダ事務所で勤務開始。ボランティアで柔道指導開始。

2016年08月 監督時代に子供だったタンザニア選手が2016年リオ五輪に出場。

2019年01月 ウガンダ柔道チーム代表監督に就任

 

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・プロジェクトの終了要項

2019年3月12日~2019年3月19日までの間タンザニアに行き、柔道東アフリカ選手権に参加することを持って、プロジェクトを終了とする。

・関連事項

2019/03/12 ウガンダ・カンパラからタンザニアへ向けて出発。

2019/03/13 タンザニア・ダルエスサラームに到着。

2019/03/14 タンザニア・ダルエスサラームにて試合前調整練習を実施。

2019/03/15 タンザニア・ダルエスサラームで大会公式レフリーセミナー参加及び体重測定を行う。

2019/03/16 タンザニア・ダルエスサラームで、柔道東アフリカ選手権に参加する(1日目)

2019/03/17 タンザニア・ダルエスサラームで、柔道東アフリカ選手権に参加する(2日目)

2019/03/18 タンザニア・ダルエスサラームからカンパラへ向けて出発。

2019/03/19 ウガンダ・カンパラに到着。解散。

東アフリカ選手権出場可否:出場決定済み

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プロフィール

2019年1月、ウガンダ柔道代表監督に就任。2016年から柔道普及をウガンダで開始しました。現在、ウガンダ人と難民の柔道家を東アフリカ選手権へ参加させるためにプロジェクトを実施しています。1999年にタンザニアでの柔道指導を開始し、その後、合計12年、アフリカで仕事や研究をしながら東アフリカでの柔道普及に携わってきました。現在、ウガンダで国際協力の仕事をしています。

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リターン

3,000


お礼のメール

お礼のメール

試合の結果、選手からの感謝の声を含んだメールを送らせていただきます。

支援者
33人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年4月

10,000


アフリカの柔道家に夢を

アフリカの柔道家に夢を

試合の結果、選手からの感謝の声を含んだメールを送らせていただきます。

支援者
14人
在庫数
36
発送完了予定月
2019年4月

10,000


アフリカの柔道家に夢を

アフリカの柔道家に夢を

① 試合の結果、選手からの感謝の声を含んだメール
② アフリカの布を使用したポーチに入った選手からのメッセージをお届けします。

支援者
9人
在庫数
39
発送完了予定月
2019年4月

30,000


羽ばたけウガンダ柔道

羽ばたけウガンダ柔道

① 試合の結果、選手からの感謝の声を含んだメール
② アフリカの布を使用したポーチに入った選手からの直筆メッセージをお届けします。
③ アフリカの布で作られたハシビロコウのキーホルダー
「動かない鳥」として有名でウガンダに生息しています。皆さんの支援で「動かない鳥(ウガンダ柔道)」を羽ばたかせてください(写真は本物のハシビロコウ)。

支援者
1人
在庫数
14
発送完了予定月
2019年4月

50,000


選手1人のスポンサーに!!

選手1人のスポンサーに!!

1人のスポンサーになってください!!
今回選手1名の参加には、交通費・宿泊費等で約5万円が必要です。
① 参加した選手からのお礼の直筆手紙(アフリカ布のポーチ付き)
② 参加した選手の試合の稽古・試合の写真など

支援者
4人
在庫数
6
発送完了予定月
2019年5月

プロフィール

2019年1月、ウガンダ柔道代表監督に就任。2016年から柔道普及をウガンダで開始しました。現在、ウガンダ人と難民の柔道家を東アフリカ選手権へ参加させるためにプロジェクトを実施しています。1999年にタンザニアでの柔道指導を開始し、その後、合計12年、アフリカで仕事や研究をしながら東アフリカでの柔道普及に携わってきました。現在、ウガンダで国際協力の仕事をしています。

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