
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 264人
- 募集終了日
- 2020年9月30日

地域文化を残し、課題を創造的に解決する 『めぐる、友の会』会員募集

#地域文化
- 総計
- 100人

ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!

#国際協力
- 総計
- 91人

【FIP】猫伝染性腹膜ドライ型:お市を救うためにご協力お願いします

#動物
- 現在
- 845,000円
- 支援者
- 129人
- 残り
- 1日

命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!

#子ども・教育
- 現在
- 47,868,000円
- 支援者
- 3,073人
- 残り
- 13日

iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ

#医療・福祉
- 現在
- 23,921,000円
- 寄付者
- 510人
- 残り
- 13日

低賃金の新人アニメーターに住居支援し、割の良い仕事を作りたい!

#映画・映像
- 総計
- 35人

絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を

#地域文化
- 総計
- 127人
プロジェクト本文
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▼自己紹介動画はこちら▼
視覚障がい者が普通に暮らせる社会をつくるために。盲導犬、視覚障がい者について知ってもらうための動画、盲導犬とペアルックの服をつくりたい!
はじめまして。浅井純子と申します。視覚障がい者になったのは17年前の30歳のとき。12年間白杖で生活をし、盲導犬を連れて歩くことになったのは4年前の2016年のことです。
仕事は、マツオインターナショナル株式会社というアパレル企業の大阪本社にて、ヘルスキーパー職として社員の体と心のケアをしています。プライベートでは、舞台や音楽コンサートに出演、講演活動などを行い、視覚障がい者となって得たもの、感じたこと、障害を持っても楽しく生きられると言うことをお話ししています。また、小学校へ盲導犬を連れて行き、視覚障がい者と盲導犬についての授業を通して啓蒙活動を行っています。

コロナ禍によって講演活動が難しくなったのをきっかけに、講演している内容を実際のシチュエーションで撮影した動画を作成し、盲導犬や視覚障がい者について広く啓蒙活動を継続したいと考え、クラウドファンディングにてご支援をお願いしようと思い、プロジェクトを立ち上げました。また今回、併せて盲導犬とのペアルックでお洋服の制作をします。ペアルックのお洋服がなぜ必要なのか?と思われるかもしれませんが、それには私なりの熱い思いがあります。ぜひ後半のメッセージをご一読ください。
社会の理解は少しずつ進んできたものの、まだまだ盲導犬の入店拒否があるなど、盲導犬ユーザーが当たり前に暮らせる社会とは言い切れないのが現状です。一人でも多くの皆様に盲導犬や視覚障がい者のことを知っていただき、視覚障がい者が毎日の暮らしを安心して、元気に、自信を持って暮らせる社会をつくっていきたいと思っています!皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします !
~私の明るさの秘密~
私が人とお会いして一番よく言われることは、「どうしてそんなに明るいの!?」
そのことについてこれまで特に深く考えることはなかったのですが、盲導犬について講演活動を行う中で、自然と自分の人生を振り返ることになりました。30歳で突然の発病で視覚障がい者となり、それまでとは生活が180度変わりました。発病して、すぐに手術のため大阪大学医学部附属病院へ入院しました。
その時に出会った女性に、「お姉さんはこの病院から出られるから。何でもできる!頑張って!」と言われました。その女性は、10年以上も難病を抱えておられて病院から出ることができなかったのです。
人にはそれぞれ、人生のターニングポイントがあります。それをどのように捉えるかは個人の考え方によるところだと思いますが私はその女性の言葉で、「ほんまや!私まだまだできることいっぱいあるやん!」という喜びで満たされたのを昨日のように思い出します。
そこから私は落ち込むことがほとんどなく、過去を振り返らなくなりました。「病気が突然訪れたように、一寸先は分からない」。なので、常に今を大切に生きています。
盲導犬への誤解による入店拒否。その原因は......
私は視覚障がい者となり、当初の12年間は白い杖を持って生活をしました。その頃は生来明るい性格であることもあって、あまり困ることはありませんでした。しかし、盲導犬と生活をするようになって、これほどまでに大変なのか!と思い知らされました。

2002年に身体障がい者補助犬法が施行され、法律上は盲導犬を含む補助犬はどこへでも行くことができるようになりました。しかし、現実はそんなに甘くはありません。私が盲導犬を使用し始めた4年前、法律施行から14年経過していた当時ですら多くの困難に阻まれました。
大阪市内でも盲導犬の入店拒否は当たり前。百貨店や複合施設などのインフォメーションでは「補助犬はどの場所にもはいることができます」とおっしゃいますが、実際に各店の従業員の皆さんはそのことを知りません。私が、法律上入店を拒否することはできないと伝えても、お店の方はこのようにおっしゃいます。
「盲導犬のためのスペースがありません」
「盲導犬と入店していただく準備が整っておりません」
「他のお客様のご迷惑になります」
「補助犬同伴可ステッカーを私どものお店は貼っておりません」
これらの返答には数々の誤解が含まれています。
「盲導犬のためのスペース」は、私が着席した足下に待機しますので要りません。狭いスペースであったとしても盲導犬はきちんと歩くことができるように訓練されています。人が通れるスペースがあれば盲導犬は普通に通れます。入店するのに「準備」は必要ありません。
また、盲導犬は人間のことが大好きです。噛みついたり、攻撃的になったりすることはありません。(中には、人に興味を示す盲導犬もいます・・・だから、呼ばれたりするとついて行っちゃったりするわけです。盲導犬になりたての若い犬は特に、女子高生に寄って行っちゃったりすることがあるそうです。なので、触ったり、呼んだりしないでね、ということなんです。)そして、ほとんど吠えません。どちらかというと、強い興味を示されるのは、盲導犬ではなく、人間の方です(笑)。「他のお客様のご迷惑」になるようなことはしません。
「補助犬同伴可ステッカー」は、入店の許可を示しているのではなく、入店することを積極的に推進しているお店が貼るステッカーで、そもそもステッカーがなくても法律上、入店することは拒否できません。

しかしながら、残念なことに、とにかく初めてのことだから何か問題が起こってはいけないということでその場しのぎのような理由をつけて断られることがしばしばです。
私は多くのお店がこのように思われるのを目の当たりにして考えました。せっかく今日まで盲導犬にかかわるたくさんの方々が啓発活動をしておられるのに、盲導犬ハンドラーの私でさえ、自分が入店拒否に遭うまでそのことに関心が薄かったのかもしれない。盲導犬ハンドラーの私自身が、自分の言葉で、きちんと盲導犬のことを伝える活動、これがもっともっと必要なのだと。
入店拒否やタクシーの乗車拒否、動物愛護の観点からのご批判に対して、正しい判断に必要な情報をたくさん発信することで、この世の中を変えていくことがきっとできる!!そう思ったのです。
~会社としても、浅井さんと一緒に取り組みます!~
ここで私が会社員として勤め、今回のプロジェクトの応援者でもある、マツオインターナショナル株式会社を紹介します。
アパレル企業である当社が、浅井純子さんを社員として雇用したのは今から5年前のことです。あん摩マッサージ指圧師と栄養士の免許を取得している浅井さんに、当社のヘルスキーパーとしてお仕事をしていただいています。デスクワークの多いお洋服のデザイナーやストレスの多い企画生産職、あるいは店長会出席のため出社した全国店舗の店長や管理職、役員、社長まで、あらゆるスタッフが彼女のゴッドハンドと明るいトークに癒されています。
今年5月のある日、全社員に出社自粛を呼びかける中、3月から自宅待機をしてもらっていた浅井さんから社長へ直々に企画書がメールで届きました。

このような企画書を目にして、社として何もしないわけにはいきません。何とか浅井さんを応援したい! コロナ禍の中、ご多聞にもれず、当社も厳しい経営環境にありますが、「それはそれ、これはこれ」の精神で、今回、浅井さんをサポートしながらクラウドファンディングに挑戦することにしました。
クラウドファンディングは、簡単に着手できるけれど成功するにはとても大変な方法であると聞いておりましたが、共同実行者や協力してくださる方々の後押しがあり、挑戦してみたいと思うようになりました。今回のプロジェクトを機に、盲導犬への理解を喚起できればと思っています。
今回のプロジェクトは、勤務先であるマツオインターナショナルと共に取り組んでいきます!ご支援をよろしくお願いいたします。
皆様からいただいたご支援で、盲導犬についての動画、そして盲導犬とのペアルック服を制作します!
皆様からいただいたご支援は、動画の作成、そして、私のアイデンティティである「お洋服」を盲導犬のとお揃いで制作する費用として活用させていただきます。制作は、勤務先であるマツオインターナショナルの社長に率直にご相談したところ、コロナ禍で大変な時にもかかわらず、快諾いただきました。
動画は1ヶ月に1本のペースで8本の動画を作成し、学校や地域、ご家庭でご覧いただけるように作成します。動画制作をするのは、これまでも私の様々な活動を映像に収めてきた映像クリエイターのオオツキWAYタイジさんです。
制作する服は、コロナ禍が収まった後も各地の講演活動で着られるよう、デザイン性と動きやすさを兼ね備えた素敵なペアルックをつくります!
なぜ服をつくる必要があるの?と思う方もおられるかもしれません。でもここで一つ、皆さんに知っていただきたいことがあります。
皆さんが障がい者と聞いて思い浮かべる人はどんな姿でしょうか?
お洋服は、コーディネートをするときに困難でないから、無難な色、黒やグレー、茶色、白などを選んで着ている?見えないからどうやったらいいかわからないから、お化粧をしない?
いえいえ、私はおしゃれが大好きです(笑笑)!
障がい者が生涯笑顔で生きていくためには、社会に参加をすること、声をかけてもらうこと、人に助けてもらうこと。そのためには、第一印象はとても大切です。それは決して容姿端麗であるということではなく。私は現在勤めているマツオインターナショナルで、そのことに気づかされました。
全盲の私は、全てを耳で聞き、頭でイメージし、アドバイスしてくださる社員のみなさんの声を参考にして、手にするお洋服の色、柄、デザイン、素材をインプットしています。私の自宅の大きなウォークインクローゼットは宝石箱!私が勤めた5年間のマツオインターナショナル株式会社が詰まっています。クローゼットの中に入り、わが社の服を指で確かめ、素材を感じ、頭の中にインプットした色と柄を思い浮かべます。そして、私のお洋服の向かいには盲導犬Vividのお洋服がハンガーにかけられてずらりと並んでいます。それを二人でコーディネートし、家のドアから二人で一歩踏み出します。

お化粧もします。見えないのにどうやってするの?きっとそう思われることでしょう。それは努力です。努力しかありません。見えなくてもできるお化粧品はたくさんあります。例えば、アイシャドーはペンシル型のものを使い、軽く瞼に沿わせ、指で整えます。そしてチークは指で付けられるものにしています。少し工夫すれば結構何でもできます。
おしゃれなお洋服を着て外に出る時の楽しいこと!顔は勝手に上を向き、背筋はピンと伸びます。人に見られているという意識を常に持ち、立っている姿勢、座っている姿勢、それらに細心の注意を払い、家の外に一歩出たら常に意識をキープします。そのせいか、ハーネスをつけた盲導犬を連れて電車に乗っていても、視覚障がい者ではなく、訓練士と間違われることもしばしば。

こんな経験を繰り返すうち、私は、”見た目”、”姿”、”おしゃれ”はとても大切な表現の一つなのだと考えるようになりました。障害を持っているからといって、おしゃれをあきらめる必要は全くないし、むしろさらに大切にしたいと思っています。普通の人よりかなりの努力は必要ですけれど(笑)
障がい者が普通に暮らせる社会をめざして
動画配信を通して、盲導犬への正しい知識を伝え、健常者と視覚障がい者がお互いに理解しあえる世の中をつくっていきたいと思っています。また、教職員のみなさま、ご父兄、地域の皆様にもご覧いただき、障がいを持つお子さまを育てることへのエールを送ることにもなればと思っています。
まだまだ障がい者は特別と見られがちな日本。私自身が視覚障がいをもった今、それを個性に変えて“今を生きる大切さ”を伝える伝道師として活動していきたいです。そして、近い将来、NPO法人を立ち上げ、ゆくゆくは視覚障がい者が充分な賃金を得て活躍できる職場をつくっていきたいと思っています。
全てが普通になるように 夢が現実になるように
一番高いてっぺんへ 猛ダッシュで駆け上がる 大きなエネルギーを全身に込めて
後ろは振り返らずに前だけを見て みんなで手を取り走り、続ける
最高の笑顔で 最高の気合で
やるぞ! 頑張るぞ!
リターンについて
READYFORのご支援者限定のリターンをご用意いたします。マツオインターナショナルの関連事業所であるabout her.のデザイナーにご協力していただき、作成するちょっとしたアパレル雑貨などをご用意させていただきました!
また、今回制作される動画のエンドロールにご支援者としてお名前をご紹介させていただくリターンもご用意させていただいております。(※制作動画の配信としては、Youtubeの一般公開等も検討しておりますのでご了承の上ご購入のほどよろしくお願い致します。)
皆さまの温かいご支援のほど何卒よろしくお願い致します!

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
2015年 マツオインターナショナル株式会社に中途入社。人事総務部に所属し、あん摩、マッサージ指圧師免許を活かして“ヘルスキーパー”として社員の皆さんの心と体の健康を支える仕事に従事しています。17年前に特発性周辺部角膜潰瘍を発症し、角膜移植を繰り返しましたが、2年前に義眼を装着し、全盲となりました。プライベートでは講演活動を精力的に実施。小学校3年生の国語の教科書に盲導犬が紹介されていることから、ゲストティーチャーとして小学校に盲導犬を連れていき、盲導犬と盲導犬使用が健常者の皆さんに知っていただけるとありがたいことや、障がい者となって得たもの、感じたこと、障害を持っても楽しく生きられると言うことを講演しています。趣味はウクレレ演奏。ファッションも大好きです。将来NPO法人を立ち上げ、視覚障害者が十分な収入を得て仕事をすることが出来る作業所の運営をしたいという夢に向かって一歩ずつ進みます。
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リターン
5,000円

【応援コース】お礼メール
・お礼のメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします
- 申込数
- 82
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
5,000円

イニシャル入り大判ハンカチ
・イニシャル入り大判ハンカチ
お洋服の生地を使用したおしゃれな大判ハンカチにお好きなイニシャル(アルファベット1文字)を刺繍いたします
・お礼のメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします
※アパレル製品、雑貨に使用する生地については、画像のものと色や素材が異なる場合がございます。
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年4月
5,000円

【応援コース】お礼メール
・お礼のメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします
- 申込数
- 82
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
5,000円

イニシャル入り大判ハンカチ
・イニシャル入り大判ハンカチ
お洋服の生地を使用したおしゃれな大判ハンカチにお好きなイニシャル(アルファベット1文字)を刺繍いたします
・お礼のメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします
※アパレル製品、雑貨に使用する生地については、画像のものと色や素材が異なる場合がございます。
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年4月
プロフィール
2015年 マツオインターナショナル株式会社に中途入社。人事総務部に所属し、あん摩、マッサージ指圧師免許を活かして“ヘルスキーパー”として社員の皆さんの心と体の健康を支える仕事に従事しています。17年前に特発性周辺部角膜潰瘍を発症し、角膜移植を繰り返しましたが、2年前に義眼を装着し、全盲となりました。プライベートでは講演活動を精力的に実施。小学校3年生の国語の教科書に盲導犬が紹介されていることから、ゲストティーチャーとして小学校に盲導犬を連れていき、盲導犬と盲導犬使用が健常者の皆さんに知っていただけるとありがたいことや、障がい者となって得たもの、感じたこと、障害を持っても楽しく生きられると言うことを講演しています。趣味はウクレレ演奏。ファッションも大好きです。将来NPO法人を立ち上げ、視覚障害者が十分な収入を得て仕事をすることが出来る作業所の運営をしたいという夢に向かって一歩ずつ進みます。