紛争や政情不安…困難に直面する人々に未来を変える学びの力を届けたい

寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 363人
- 募集終了日
- 2022年10月31日
本日シェア祭り!誰でも自分で人生の道をきりひらく可能性がある
皆さま、こんばんは!
プロジェクトチームの下久禰です。
本日、皆さまの大きな後押しのお陰で、350万円/70%まで到達しました。
ありがとうございました!
とはいえ、残り一週間で150万の高い壁が残っています。引き続きの応援をいただけると大変嬉しいです!

昨日皆さまにご案内したシェア祭り、本日22時まで開催中です。
シェア祭りでの広がりを受けて、少しずつご支援の額も伸びてきています。
皆さまも、よろしければ是非シェアやリツイートでご協力いただければ幸いです♪
以下の投稿をシェアするだけでご参加いただけます!
https://twitter.com/ngo_jvc/status/1584350703840944129
さて、本日の新着情報では、今年5月に入職したJVC海外事業担当スタッフ、後藤の思いをご紹介します!
国際協力をしたい!と訪れたカンボジアやパレスチナで感じたもやもやと挫折感。
そして、そこを乗り越えて動いたことで見つけた「学び」について、綴ってくれました。海外を訪れたことのある方なら、一度は感じたことのあるやるせない思いとどう向き合ったのか。後藤の「学び」をぜひお読みください!
*****
学生の頃から国際協力に関心があった私ですが、調べてみると「大学院に行っていないといけない」「専門知識がないとできない」などハードルの高いことばかり出てきて自分には手の届かないもののように思っていました。
大学生で参加した初めての海外ボランティアでカンボジアへ行き、現地をこの目で見れることへの期待を胸に空港へ向かいました。
現地でプログラムの日本語学校や青空教室に通う子どもたちとの交流を楽しむ一方で、自分の未熟さに打ちのめされた日々でもありました。

遠い国で、途上国で勝手に”かわいそう”だと思っていた場所ではイメージと反して人々は普通に生活し、明るく笑っていて、自分の思考があまりにも偏っていたことに気付きました。
綺麗な制服を着て学校へ通う子どもたち。
一方でその校門のそばでは裸足で物乞いをする子どもがいる現実の差に言葉が出ませんでした。
私自身物乞いをされたとき、どうしたらいいのか分からず、「この場でなにかをあげたとしてもきっとこの子たちはまた明日同じことを繰り返して過ごす。物乞いをしなくて済む生活をするにはこの場しのぎのものではなく、もっと根本的な助けが必要。やはり自分にできることなんて何もない・・・」と沈んだ気持ちで帰国しました。

自分には何ができるのか模索していたとき、出会ったのがJVCの英語ボランティアでした。
翻訳作業のため事務所に行くと、そこで出会ったのはエリートとかそんな雰囲気を醸し出す人は一切いなく、ただひたむきに世界の問題と人々に向き合うスタッフの姿。
「どうしたら国際協力できますか?」となんとも抽象的な質問をした私に、「そうやって知ろうとすることも国際協力の1つの形だよ。」と答えてくださり、それまで自分には程遠いと感じていた国際協力というものへの道や、自分なりの関わり方が少し見えたような気がしました。
ある日翻訳作業の中でパレスチナ問題について知りました。
ベルリンの壁が壊されてから30年以上が経つのに、パレスチナでは分断壁が増えている日々。
テレビやニュースで報道されているのを見たことがなく、衝撃でした。自分の目で確かめたいと思い、いてもたってもいられずいざ現地へ。
そこで目にしたのはパレスチナ人の生活の行く手を阻む検問所と、どこまでも続く分断壁。「こんな差別がこんな日常的なものになっているとは...」と、唖然としました。
そして日本人の私には優しく、笑顔で“I like Japan! Welcome!”と話しかけてくるのに、パレスチナ人には冷酷なイスラエル兵。
生まれてきたときはみんな平等で、普通のはずなのに、なにが彼らを理不尽にこうさせてしまうのか。話しかけられるまで頭の片隅ではずっとイスラエルが”悪い”と思っていたけれど、本来なら一人一人は優しい人間なのだと感じ、自分には問題の大事な部分が見えていない、もやもやした気持ちを抱えています。
パレスチナで出会った人々は厳しい環境下でも強く生きていて、「知ろうとしてくれてありがとう。どうかこの現状を日本人に伝えて欲しい。」と大切なことを何もしていない外国人のわたしに託してくれたように感じました。
そして開催することになった「パレスチナ渡航報告会」。
同時期に渡航したインターンの子たちやスタッフと話しているとき、「知ろうとすること、伝えようとすること、行動すること。そうか、これも国際協力の一つか。」と思い、やっと意味のあることができたように感じました。
カンボジアとパレスチナ、それぞれの現地で感じたもやもやと挫折感への向き合い方としてJVCの「問題の根本にこだわる」「悪玉、善玉と考えない」という活動指針が私にとって大きな学びとなりました。
そしてもっと主体的に問題と向き合い関わりたいという気持ちが大きくなり、国際協力の世界に飛び込めるよう背中を押してくれました。
JVCに5月に入職してからも毎日が「学び」に溢れています。
業務上のことだけではなく、様々な経歴をもったスタッフやインターン、ボランティアのお話を聞いて、「そういう視点があったのか」「そこまで考えて活動しているのか」など自分だけでは得ることのできない大切なことをたくさん吸収しています。
NGOの職員としてはまだまだ未熟ですが、JVCとこれまでの経験から学んだことを活かし、困難な環境下にいる人々に寄り添って活動していけるよう全力を尽くしていきます!
誰にでも学ぶ権利があり、自分で人生の道をきりひらく可能性がある。その可能性を現地に届けるサポートをみなさまと一緒にしていけたらと思います。
“The sky is the limite.” です! (可能性は果てしない空のように無限大。後藤の好きな言葉です)
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後藤 美紀(ラオス事業担当・スーダン/南スーダン事業担当)
東京都出身。
小学生の頃にマザーテレサの伝記を読み、世界中に飢餓や紛争で苦しんでいる人々がいることを知り衝撃を受ける。
「世界の問題と苦しんでいる人々を無視しない人になりたい」と思い、国際協力に関心をもつ。 大学卒業後は一般企業と在日イエメン共和国大使館で勤務しながらJVCの英語ボランティアに参加し、活動の延長でパレスチナを訪問。 現地で実際に起きている現状を目の当たりにし、自分の無力さと問題の複雑さを痛感。問題から目をそらさず長く向き合い、 自分か主体的に支援活動に携わりたいという思いが強くなり、2022年5月、JVCへ入職。
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