パレスチナ・ガザ地区でお母さんと子どもたちの健康を守りたい！

いよいよ本日！オンラインイベント第1弾
【日時】    2020年9月19日 (土) 19:00～20:00
【会場】    オンライン
【申込】    不要です。こちらのリンクにアクセスしてご覧ください！

※手違いにより配信リンクがイベント開始直前に変わり、上記リンクからご覧頂けませんでした。アクセスできなかった皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありません。イベントの模様は、追って公開させて頂きます。※

現地駐在員の山村はじめ、チームメンバーがガザの最新状況をお伝えします。
ぜひご覧ください！

以下は山村からのメッセージです。

こんにちは。エルサレム事務所の山村です。JVCパレスチナ事業として初のクラウドファンディングの挑戦、お陰様で素晴らしいスタートが切れました。ガザのパートナー団体のスタッフも「私たちには神様がついている！日本の皆さんにお礼を伝えて！」と歓喜していました。ご寄付いただいた皆様に感謝を申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年の夏から日本に帰れず、エルサレムに留まって暮らしているので、最近は「日本に帰れなくて大変ですね」と声をかけてもらうことが増えました。私としては、感染防止のためにガザ事業の活動を部分的に中断しないといけないこと、事業担当者としてガザに入れないことに苦々しい思いを抱いています。

私は2017年から継続して月に1回以上ガザに入ってきましたが、今年の2月以降は入れていません。定期的な訪問により、事業の進捗だけでなく、緊急支援を開始する必要性に早めに気づいたり、現場のニーズに応じて活動内容を調整したりなど、事業において柔軟な対応を可能にしてきました。また、現場の声を拾うには関係性がとても大切になります。ふとした瞬間にパートナー団体のスタッフや裨益者がこぼした言葉が、現地の状況を理解するのに大きな意味を持っていることもあります。

今は直接会いに行くことはできませんが、連絡はこれまで通り密に取っています。いつも以上に閉鎖されたガザでは、女性や子どもたちへの暴力も増加しており、厳しさを増しています。そんな状況の中、「来世に期待するしかないわ」と言いながら、ガザの人たちは踏ん張っています。この人たちが報われる世の中であって欲しい。そう思わずにはいられません。

あと41日、奮闘するガザの人々のために、駆け抜けていきたいと思います。
引き続き温かい応援のほど、よろしくお願いいたします。