まず足元の命から。リハビリケージを拡充し、多くの野生動物を救いたい

まず足元の命から。リハビリケージを拡充し、多くの野生動物を救いたい

支援総額

3,929,000

目標金額 3,000,000円

支援者
322人
募集終了日
2022年3月25日

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2022年02月17日 12:00

意思を引き継いで

 

 皆様こんにちは! JWCの佐草です!

 今日は、動物の話ではないのですが、JWCのこれまでについて、お話させていただければと思います。

 少々内輪的な話にはなりますが、もし宜しければお付き合いください。

 

 プロジェクトの概要でもお話させていただいた通り、当団体は獣医師である私の父、佐草一優が創設しました。

 まだ学生の頃、山で野生の牡鹿に間近で遭遇し、思いがけず目と目が合った時、思っていた以上のその美しさに心を打たれ、日本の野生動物の素晴らしさを再認識したのだそうです。

 

 大学を卒業し、獣医師資格を取得した後、しばらくは出版社の学研に勤め、科学編集部で編集の仕事をしていました。
 環境や動物関連のページで各地を取材する中、農業に損害を与える野生動物の問題が取り沙汰される一方で、実際に被害を被った農家の方が、罠にかかって息絶えた小猿を前にして、「おまえさんも、畑に入ろうとさえしなけりゃこんな目に遭わなくて済んだろうに……」と、こぼした言葉を聞き、人と野生動物の適切な共生ができれば、動物たちはもちろん、人だって切ない思いをすることもなくなるのではないか、と痛切に感じたそうです。

 

 調査のため海外の保護団体にも出向き、各地で得た情報をもとに執筆や、動物番組の制作にも携わりながら、ある時、東京都町田市での道路開発で、タヌキの交通事故に憂慮し、『タヌキトンネル』が造られたことをニュースで知りました。

 そこで、まずはその町田市で「野生動物も診察できる動物病院を」と、『のづた動物病院』の開業に至ったのだそうです。

 

 そんな父の仕事の影響で、私自身も物心ついた頃から身近に野生動物がいる生活を送っていて、今の保護施設ができる前は、家の中でタヌキが走り回ったり、フクロウが飛んでいることもありました。

 

「どんな動物でも助けるんだ」と常々笑顔で言っていた父は、私にとってはヒーローのようで、そんな父の娘であることを誇りに思っていました。

 

キジをリリースする際の様子 (佐草優里 幼少期)

 

 しかし、約9年前。私が中学2年生の時、父は食道癌で他界しました。

 

 大黒柱を失い、当時はこの先どうなるのかと、本当に目の前が真っ暗になるってこういうことなのだな、と感じました。まだ14歳の私でもそうだったので、大学生の息子二人、中学生の娘一人抱え、多くのスタッフの生活も守らなければならなかった母(現代表)の不安は計り知れません。

 

 経営も厳しかった中、それでも母と兄達、叔父、そして残されたスタッフが父の遺したのづた動物病院とJWCを必死に守り抜き、ここまで来ました。

 

 決して利益にならないこのJWCの活動は、この状況で続けるべきではない、という話もありました。それは、会社を運営するのであれば当然の判断です。

 

 ですが、私達がこの活動を辞めてしまえば、この東京の、町田の傷付いた野生動物たちはどうなるのか。誰が、守るのか。
 そう考えたら、今まで保護されてきた子達のことが頭に浮かびました。それは、二人の兄も同じだったのか、まだ何の権限も無かった学生だったにも関わらず、私達兄弟は「これでダメになるかもしれないけど、それでも最後まで続けたい」と言いました。


 今思えば、あれは子供の癇癪に近かったかもしれません。今も決して安泰な状態ではありませんが、それでも後悔はないと胸を張って言えます。

 

 本当に小さな団体で、まだまだできることは少ないです。どんなに手を尽くしても助けることができず、最期を看取った子もたくさんいます。そんな時、自分たちの無力さに打ちのめされそうにもなりますが、こうして目の前の命と向き合い続けることが、いつかは日本の野生動物を守ることに繋がっていくと信じ、日々活動しています。

 

 そのまず一歩として、今回のクラウドファンディングも成功させたいと思っています。

 

タヌキ保定の様子 左:佐草優里 右:佐草優輝

 

 皆様からいただいた温かいお気持ちに応えることができるよう、最後の最後まで頑張りたいと思っておりますので、どうぞ皆様、引き続き応援のほど宜しくお願い致します!

 

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

 次回からはまた動物たちのことについて書いていきます!

リターン

5,000


応援コース

応援コース

・お礼のメール

・JWC通信 特別号
 ※普段、会員の皆様へ毎月活動報告としてお送りしている『JWC通信』を今回のクラウドファンディングに向けて特別に編集しています。

・保護されてきた動物たちのPC/スマホ壁紙用画像
 ◆画像解像度 1920×1080 px 
 アスペクト比 16:9
 ◆画像解像度 2778 x 1284 px
 アスペクト比 19.5:9 (縦のみ)
 ※サイズが合わない場合はご自身でご調整ください

・ホームページにお名前掲載(希望制)

✳︎一度に30口までのご支援が可能です

申込数
89
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000


オリジナルポストカード

オリジナルポストカード

・お礼のメール

・JWC通信 特別号
 ※普段、会員の皆様へ毎月活動報告としてお送りしている『JWC通信』を今回のクラウドファンディングに向けて特別に編集しています。

・保護されてきた動物たちのPC/スマホ壁紙用画像
 ◆画像解像度 1920×1080 px 
 アスペクト比 16:9
 ◆画像解像度 2778 x 1284 px
 アスペクト比 19.5:9 (縦のみ)
 ※サイズが合わない場合はご自身でご調整ください

・ホームページにお名前掲載(希望制)

・保護動物ポストカード ×3

✳︎一度に30口までのご支援が可能です

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

5,000


応援コース

応援コース

・お礼のメール

・JWC通信 特別号
 ※普段、会員の皆様へ毎月活動報告としてお送りしている『JWC通信』を今回のクラウドファンディングに向けて特別に編集しています。

・保護されてきた動物たちのPC/スマホ壁紙用画像
 ◆画像解像度 1920×1080 px 
 アスペクト比 16:9
 ◆画像解像度 2778 x 1284 px
 アスペクト比 19.5:9 (縦のみ)
 ※サイズが合わない場合はご自身でご調整ください

・ホームページにお名前掲載(希望制)

✳︎一度に30口までのご支援が可能です

申込数
89
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000


オリジナルポストカード

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・お礼のメール

・JWC通信 特別号
 ※普段、会員の皆様へ毎月活動報告としてお送りしている『JWC通信』を今回のクラウドファンディングに向けて特別に編集しています。

・保護されてきた動物たちのPC/スマホ壁紙用画像
 ◆画像解像度 1920×1080 px 
 アスペクト比 16:9
 ◆画像解像度 2778 x 1284 px
 アスペクト比 19.5:9 (縦のみ)
 ※サイズが合わない場合はご自身でご調整ください

・ホームページにお名前掲載(希望制)

・保護動物ポストカード ×3

✳︎一度に30口までのご支援が可能です

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月
1 ~ 1/ 17

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