映画制作の未来を問う。出演者不祥事による助成金不交付の違憲性

映画制作の未来を問う。出演者不祥事による助成金不交付の違憲性

支援総額

1,138,000

目標金額 1,000,000円

支援者
177人
募集終了日
2020年2月28日

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2020年01月22日 19:03

【コメント紹介】伊藤 真弁護士

 

フランスの思想家ボルテールの有名な言葉があります。「私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」。表現内容の賛否を問わず、表現すること自体はお互いに尊重するということです。

 

「宮本から君へ」の評価も多様であっていいと思います。しかし、表現内容に対する干渉に対しては寛容であってはなりません。助成金交付という手段によって実質的に表現内容を統制しようとする企てには徹底して抗わなければならないのです。

 

しかも規制する側の匙加減でどうにでもなる「公益性」などという基準を許してはなりません。今後も様々な芸術・アートが暴力的、犯罪的、反社会的、不道徳、非常識と決めつけられ、「公益性」の名の下に規制されていきかねません。

 

表現の不自由の連鎖は、文化芸術のみならず、政治的表現にも波及し民主主義を崩壊させます。忖度によるものであっても強者からの干渉によるものであっても、こうした理不尽に抗い続けることでしか、個性を尊重し多様性を認め合って共存する寛容な社会を築くことはできません。

 

おかしいと危機感を感じる一人ひとりが行動してこの連鎖を断ち切らねばならないのです。ともに立ち上がりましょう。

 

伊藤 真

 

 

伊藤 真(いとう まこと)プロフィール 

 

伊藤塾塾長・弁護士

日弁連憲法問題対策本部副本部長

 

1958年生まれ。伊藤塾(法律資格の受験指導校)を主宰。

1981年司法試験合格。その後、真の法律家の育成を目指し、司法試験の受験指導にあたる。「憲法を知ってしまった者の責任」から、日本国憲法の理念を伝える伝道師として、講演・執筆活動を精力的に行う。

2009年7月、多くの弁護士、著名人とともに、「一人一票実現国民会議」の発起人となり、日本に真の立憲民主主義を実現すべく弁護士として奮闘中。また、2014年5月、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する憲法学者や元政府関係者らとともに「国民安保法制懇」を立ち上げ、2015年9月には、弁護士有志と「安保法制違憲訴訟の会」を立ち上げ全国で訴訟を展開中。

 

リターン

5,000


alt

- お礼のメッセージ

(複数口購入可能)

支援者
62人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

10,000


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- お礼のメッセージ

(複数口購入可能)

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

30,000


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- お礼のメッセージ

(複数口購入可能)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

50,000


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- お礼のメッセージ

(複数口購入可能)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

100,000


alt

- お礼のメッセージ

(複数口購入可能)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

1,000


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- お礼のメッセージ

(複数口購入可能)

支援者
79人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

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