大切な人のもしもの時に！行方不明者を探す民間捜索犬を育てたい！

今回のプロジェクトにご支援をいただきました、PULLER日本輸入代理店代表の堀越早穂子さんから応援メッセージをいただきました。

救助犬・捜索犬は、このPULLERという犬のオモチャが大好きでハンドラーとコミュニケーションツールにしています。

また、NSAのユニフォームは縁あってウクライナカラー。

その逸話は、堀越さんのメッセージの後で・・・

《堀越さんメッセージ》

 

　ウクライナの北部チェルニヒウに本社があるCOLLAR社という企業からペット用品を輸入し、日本国内で販売しています。日頃から頻繁に現地の方と連絡を取り合っているため、ロシアによるウクライナ侵攻後の国内の様子を聞くことがあります。捜索犬など使役犬の育成が盛んなウクライナにおいて、様々な捜索犬が活躍しているそうです。戦地で地雷や爆薬を除去する犬、爆撃で建物に生き埋めにされた生存者を救出する犬、残念ながら亡くなってしまった遺体を発見する犬。その全てが必要不可欠な活動で、実際に、この犬達の活躍で多くの命が救われています。

 

　そして地域捜索犬についても、私自身が老人ホームで介護職に従事していた経験や、幼い子を持つ親としても必要性を強く感じています。普段は長い距離を歩けない子どもや高齢者でも、迷子になりパニックになると想像もつかないほど遠くまで移動してしまうケースがあるといいます。夏の暑い日や冬の寒い日は勿論、交通事故や遭難などご家族の不安は言葉になりません。藁にもすがる思いの家族に『行方不明者捜索犬』という選択肢が増えて欲しいと願っています。

　実際に捜索犬が現場で活動できるようになるまでには、育成のために沢山のお金や労力が必要です。日々の生活に余裕がなく、いつも何かあってからの行動になってしまいますが、顔も知らない誰かの非常時のために日々訓練されている方々の活動を少しでも応援できればと思いました。

私たちの安心のために日々訓練に励んでいるハンドラーさんとわんちゃん達に、心からの敬意を込めて。

　堀越さん、温かく大変励みになるメッセージありがとうございます。

堀越さんは、ウクライナのペット支援のためPeace windsとCOLLAR社とチャリティーPULLERを作り、日本で支援を募っていらっしゃいます。

ウクライナチャリティPULLERについてはこちら

　NSAがユニフォームを作るにあたり検討していていた頃、2022年2月24日ウクライナの戦争がはじまりました。私たちと同じように救助犬・捜索犬が戦場で捜索活動をしている様子をSNSなどで知りました。戦場で捜索活動をしているハンドラー・ラリサさんのSNSで、彼女が2021年のFCI(国際畜犬連盟)主催の災害救助犬世界大会に出場し、ウクライナチームが世界第2位という投稿を見ました。その功績も素晴らしいのですが、彼らのユニフォームに素晴らしさにも目が止まりました。PULLERのインストラクターである知人トレーナー・ワルワラさんを介して、ウクライナでも戦況の激しかったハルキウ在住のユニフォームデザイナー・イネッサさんとコンタクトをとることができました。日本の救助犬・捜索犬団体のユニフォームに彼女のデザインを起用したいということをとても喜んでくれ、パソコンは爆撃で壊れてしまったが実物があるから紙のパターンを作って送ってあげると言ってくれ、色んな人の協力があり、そのパターンと参考になるウエアが奇跡的に日本に届き、私たちのユニフォームとなりました。彼女のデザインを購入することで被災したデザインの支援にもなった。ウクライナと日本がこのような形で友だちになったとデザイナーのイネッサさんは言ってくれました。

　私たちは、ユニフォームを着るたびにウクライナで活動する救助犬・捜索犬とハンドラーたちを想い、共に犬たちの鼻を信じて活動できることを誇りに思います。

ウクライナはまだ終わりが見えない状況。

PULLERとNSAユニフォームと共に、世界の平和を願い、家族たちの安心のために、私たちは救助犬・捜索犬の育成に努力していきます。

　このプロジェクトは、日本全国で活動する捜索犬たちのために必要です。プロジェクトで計画しているセミナーは今後も継続していき、全国各地から参加してもらいたいと思います。捜索犬・救助犬の育成は、日本全国はもちろん世界中で必要とされている使役犬のひとつです。

READYFORクラウドファンディング

『大切な人のもしもの時に！行方不明者探す民間捜索犬を育てたい！』

目標達成まで、まだみなさんからの応援が必要です。

残りあと１２日。１０月２５日２３時

あきらめずに頑張ります。ご支援をおねがいいたします！