川崎かぎしっぽの挑戦。1匹でも多くの不幸な命を減らしたい。

 

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1匹でも多くの不幸な命を減らしたい。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。一般社団法人川崎かぎしっぽの濱田有紀です。

 

野良猫の過酷な生活を知り、8歳の娘と保護活動をはじめて約6年が経ちました。私自身は猫アレルギーではありますが、猫たちを救いたいという思いだけで、こんにちまで活動を続けてきました。

 

しかしいくら過酷な環境から猫たちを保護しても、どんなに過酷な環境でも猫たちは自分の命を削ってでも繁殖を繰りかえします。ただ単純な保護活動では、負の連鎖は続くことに気が付きました。

 

負の連鎖を止めるには、人間が避妊・去勢手術を施し個体数を減らすしかないとことに気づき、川崎市地域猫サポーター第1号に登録しました。

 

行政と連携し、担当エリアでは命の負の連鎖は減り、避妊・去勢手術を施した猫たちは地域猫として生活をおくり、天命を全うします。

 

 

6年間の活動の中で約200匹のTNR、保護猫約120匹に関わった経験を活かし、今後もっと多くの命に関わりたいと思っております。

 

この度、サポーターとしてではなく自分が責任をもって保護・TNR活動を続けるため、「一般社団法人川崎かぎしっぽ」を立ち上げました。そして、負の連鎖を止めてさらに多くの猫たちを救うべくTNR活動にかかる費用を皆様からご支援いただくため、このプロジェクトを立ち上げました。

 

ぜひ、猫たちを救うため皆様の温かいご支援をお願いいたします。

 

 

TNRとは…

T(Trap)つかまえる

N(Neuter)避妊・去勢手術をする

R(Return)元の場所に戻す

 

まずは私が保護猫活動を始めたきっかけからお話しさせてください。

 

 

ある野良猫との出会い。
知れば知るほどわかってきた悲惨な現状。

 

約6年前、ガリガリで目には目ヤニ、鼻は鼻水で塞がり、ガラガラに声の枯れた子猫に出会いました。

 

猫アレルギーの私は、保護した後のことを考えて戸惑っていましたが、当時3歳の娘の「ママ、この子猫助けてあげて…」という言葉に後押しされて、動物病院に連れて行きケアをしました。

 

獣医さんに「外ではどれぐらい生きられるかわからない」と言われましたが、行政に連絡したところ、保護対象外とのことでした。

 

川崎市は殺処分こそないものの全ての猫を助けられる状況ではないことを知り、保護した子は里子に出せる状況でもなかったので、（私自身がダウンしては元も子もないので抗アレルギー剤を飲み、）我が家で迎える決断をしました。

 

 

そこからはまさに激動でした。

 

一度猫に関わってから、同じような猫を放っておくことができなくなり、その後も状態の悪い猫にたくさん出会い、保護してケアし里子に出すという活動を続けていました。

 

野良猫の寿命は通常3～4年ですが、保護して里子に出し室内飼養してもらえれば15年～20年生きれることも知りました。

 

思い起こせば幼い頃より子猫を拾った経験があり、なぜこんなに猫が多いのか疑問に思っていました。野良猫を保護したことがきっかけでこの疑問がまた心に浮かび、周辺調査をしたところ、歩けば野良猫がいる川崎市の状況を知りました。

 

そんな状況を変えるため、川崎市犬猫愛護ボランティアに登録しました。ボランティア活動をする中で、ボランティアに登録するだけでは何も解決しない状況も知り、自分で行動を起こすべく、資格（愛玩動物飼養管理士）、セミナーなどに参加し勉強して保護活動をはじめました。

 

さらに活動をする中で保護するだけでは解決しない状況も知り、障害や具合の悪い猫を減らすにはTNR活動が不可欠だと知りました。ただ、あまりに個体数が多く、TNRしてもし足りない。また、川崎市の猫の交通事故死は約2000頭以上、糞尿被害、置き餌（カラス）などの住民トラブルなど…

 

保護猫、野良猫の現状を知れば知るほど解決しなければならない問題がたくさんあることを知りました。

 

 

 

野良猫の不必要な繁殖を止めて、
この現状を根本から解決する。

 

そんな中で私が最も解決すべき問題だと考えたのが、「野良猫」です。

 

地域猫担当エリアでは、野良猫の中で猫白血病が蔓延しており、母猫は自分の命を削って出産するものの、子猫を育てられない状況でした。

 

弱り切った状態で餌を求めて道路を歩くため交通事故死も多く、まるで猫の墓場のようでした。

 

人知れず、多産多死でたくさん産まれては死んでいった猫がいたと思います。そんな悲惨な猫たちを救うため、行政に申請をして避妊・去勢手術を始めました。約10ヶ月で避妊・去勢手術約55匹、避妊・去勢手術が施せない子猫の保護は60匹以上に及びました。

 

このTNR活動を続けることができれば、野良猫たちが必要以上に子猫を産むことがなくなり、餌の取り合いや病気のうつし合い、餌を求めて道路を渡ることも減り、命の負の連鎖も止めることができると確信しています。

 

 

しかし、TNR活動で資金繰りはかなり苦労します。

 

対象が飼い主不在の野良猫なので、活動資金は元手がなく全て自己資金になります。

 

そして、このTNR活動は私1人で進めても限界があります。

 

そのため、クラウドファンディングに挑戦することにしたのです。

 

 

 

活動資金のご支援を。
そして、この状況を知っていただきたい。

 

今回のプロジェクトで、野良猫たちのTNR活動をより進めていくため、皆様からのご支援は、このTNR活動の避妊・去勢手術費用として大切に使用させていただきます。

 

私たちのTNR活動資金をご支援いただくことはもちろんクラウドファンディング挑戦の理由の一つですが、大きな目的は周知活動です。

 

産まれないことで救える命があること。結果、殺処分を減らすことにも繋がること。

 

野良猫の繁殖を止めて絶対数を減らさない限り、殺処分を減らすことも野良猫の悲惨な状況を解決することもできません。なので、皆さんにもこの状況を知っていただきたいのです。

 

 

活動中に、「自分でもどうにかしたかったけど、方法がわからなかった」という声をよく聞きました。私が10匹TNRするより、100人の人が1匹ずつTNRしてくださった方が効率がいいと思います。

 

もちろんTNRじゃなくても、猫好きの方、猫を飼おうと考えている方に、保護猫という選択肢を、猫を家族として迎える選択肢を持っていただくことも、この状況を変える一歩に繋がると思っています。

 

このプロジェクトをきっかけに、川崎から全国へTNR・保護活動の輪を広げるため。

 

私一人では解決できませんが、皆さんに知っていただくことが一番の解決策なのでは、と思っている次第です。

 

 

 

不幸な命の連鎖を止め、
全ての猫と人が共生できる世の中へ。

 

野良猫の現状は、まだまだ悲惨なものです。

 

こんな状況を変え不幸な命を減らし、全ての猫を救うために、TNR活動を進め保護した猫を譲渡する。そして、飼い猫として天命を全うして欲しい。

 

今回のプロジェクトをきっかけに、皆様に野良猫の現状を知っていただき、川崎市に止まらず他地域の野良猫たちも救っていきたいと考えています。

 

ゆくゆくは、今よりたくさんの保護猫が譲渡までの期間のびのびと生活できるシェルター・皆様とのふれあいスペースも作っていきたいと考えています。

 

猫を好きな人だけではなく、全ての人と猫たちが共生できるように。

 

ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

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＊お名前掲載のリターンに関する条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。