【同志社大学生起業】介護・福祉タクシー事業を立ち上げたい！

●自己紹介

　はじめまして。本プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。同志社大学社会学部4年次所属、21歳の小﨑玲奈と申します。

　今まで敷かれたレールを辿るのに必死になってしまい真面目に就職活動に注力していましたが、この度自分の想いを開放し、就職活動を辞め、休学も視野に入れて介護・福祉タクシー事業の立ち上げを決心し励んでいます。そしてこの度、車両代に必要な資金をご支援いただきたいと存じます。

　皆様のご協力お願いいたします。

 

●きっかけ

1 介護福祉タクシーへの興味と想い

　私が幼い頃、曾祖母が電動車椅子で買い物に出かけ、横転事故に遭いました。その際幼いながら、曾祖母は自由に出掛けたいけれど、不自由があることに辛さを感じていると思い何か支えたいと思いました。その後、曾祖母は１人では出かけられない状態になりました。私の祖母や母はそんな彼女を車に乗せてお花見やお買い物に連れて行き、私も同行していました。そして、この行いは曾祖母に対してだけではなく、他の親戚や近所の高齢の方にも広まり、中学生から大学生の間は頻繁に同行していました。

　上記の経験もあり、街中では１人で出掛けている高齢の方に目が届くようになり、高齢者が自立して出掛けたい気持ちに共感する一方で、詐欺や命に関わる危険を認識したり、自分で自由に出かけられない高齢者の中にサポートしてもらえる人はそう多くないのではないかと思いました。

　そして、１人で出掛けることに危険が伴う方や自身で遠方に出かけられない方など様々な事情で困難を抱いている方に介護福祉タクシー事業を通してサポートをしたいと思いました。

　安全面や便利面だけではなく、サービス中のコミュニケーションを通して心理面も配慮できる体制を整えた事業を拡大したいです。

 

2 就職活動をする中で気づいたこと

　私は就職活動を行うべき学年になり、人生で多くの時間を捧げる労働で重要なことは人に感謝されたり、人の役に立つことだと考えました。なぜなら、自分に自信がない私は人の役に立つことで勝手ながら自分の存在意義を生み出しているのだと考えるからです。（自分本位な助けによる勘違いには気をつけたいところです）そして、就職活動ではダイレクトに社会貢献できる仕事探しに取り組みましたが、企業の一員になって自分の想いを自分の考える形で実行して社会貢献するよりも自分で進めていく方がより直接的に責任を持って社会貢献できると思いました。以上の気づきより、現在、自分の想いを胸に介護福祉タクシー事業の立ち上げ実行に励んでいます。

　また、私の場合は些細な想いを実行する稚拙な１例ですが、同世代には更に社会貢献になる想いや考えを秘めている人がいると思います。そのような人が１人でも行動できる空気を作っていきたいです。

 

3幼少期からの起業への想い

　小学生まで内気だった私は自分を変えるべく知人の１人もいない中学校に進学し、学級代表や生徒会長を務めました。その後も常にリーダーの役職を務め、ダイレクトに学校や部活など団体に貢献することの楽しさ、そして人を率いるのが得意なのだと気づきました。以降、社会おいても直接的に貢献したい、会社に従事するより自分で人を率いて役に立ちたいと思い起業したい想いを秘めていました。そして昨年、大学の某講義にてNPO法人同志社大学産官学連携ネットワークの社会起業家塾の存在を知り、その秘めた想いを胸に参加しました。（NPO法人同志社大学産官学連携ネットワークhttps://www.doshisha-net.orgNPO法人同志社大学産官学連携ネットワーク社会起業家塾https://www.doshisha-net.org/doc/skyj/）卒塾後は就職活動の時期になり、就職とはどのようなものか、企業で働くとはどのようなものかを考え、自分の働く姿を想像しました。しかし、自分自身の成長と社会へのダイレクトな貢献という自分が成し遂げたい想いは就職し企業に務めているより、自分で行動した方が叶えられると思い、まずまず起業という選択肢の興味を持ち、選択を決意しました。

 

 

●内容

・そもそも全体として介護福祉タクシーの供給が間に合っておらず、みんなのおでかけサイト介護タクシー案内所HP（https://caretaxi-net.com/taxi/kinki/nara/）によると奈良県内で紹介されている会社は約１５社です。そのため、今回展開する介護福祉タクシーのビジネスモデルとしても一般的なビジネスモデルを導入し、介護福祉タクシーの普及を図りたいと考えています。

 

・大学の教授、行政機関、士業の方にご協力をいただき、会社の設立はこの年度中を予定しています。来年度よりサービス開始予定です。

本心ではNPO 法人を立ち上げたいですが、申請期間や人手、審査の面より合同会社を設立して拡大後にNPO 法人の形をとりたいと考えています。

 

・開業当初は奈良県奈良市内、或いは奈良県橿原市内でのスモールスタートを検討しています。車両は軽自動車の福祉車両を導入する予定です。1〜2台を揃えて開始し拡大を図ります。

奈良市内メリット→自分の生活範囲内参入障壁が低人口が多い/デメリット→同業他社が存在。事務所代を要する 橿原市内メリット→市内より需要ある同業他社が少なめ/デメリット→参入障壁が高い人口が少ない（サービス該当者は多い）

 

・お客様を安全に目的地に運ぶ使命だけではなく、サービス提供中のコミュニケーションを通じて孤独感などの心理的状況や私生活で困っていることなどのアプローチも行って困難や不安の解消に繋げたいです。

 

●必要費用（簡易）

今後、士業の方や経営者、社会福祉学科の教授、同業で活躍されている方のお話を聞き、アドバイスをいただくことを通じて具体的にかつ明瞭に収支計画を立てる予定です。

 

開業資金

車両購入費　￥1,500,000（今回ご支援願いたい部分）

車両メーター、車両広告費等　￥150,000

営業所　未定 ￥150,000/月

車両保管場所　月極￥5,000/1台

事業許可等の取得　￥500,000

 

運転資金

ガソリン費、保険料（賠償責任保険や自動車保険）、広告費、人件費

 

 

●熱意と展望

　私自身同大学学部内の社会福祉学科にて介護福祉の勉強に励むと共に、普通自動車２種免許取得に注力しています。今後は、開業に向けて大学の講義を通してお世話になっている弁護士の方、公認会計士の方にも協力をお願いして立ち上げを進めていく予定です。資金に関しては、このクラウドファンディングに加え、起業家に投資や融資を行うYouTubeチャンネルし出演したり、行政を頼ったりして自己資金と組み合わせて調達します。

　また、事業立ち上げた後は安定した経営に注力し、１人でも多くの方をサポートすると共に事業拡大、介護福祉タクシー事業のみならず他の介護福祉事業を通じて一生に渡り社会貢献して参りたいと考えております。

 

　何より今は資金調達のため皆様のご協力が必要です。どうかご協力よろしくお願いいたします。

 

同志社大学社会学部4年次

小﨑玲奈