地域とつながり、ウォールアートで自慢の母校にしたい！

【目標金額達成のお礼と、ネクストゴールに向けて皆様へのお願いのご報告】

皆様からのご支援を頂き、大変ありがたい事に2日目で最初の目標額を達成することができました。

皆様からの励ましや応援のお言葉と、ご支援、心より感謝申し上げます。

本当に本当にありがとうございます。

 

しかしながら、Wall artに必要となる資金額には程遠く、どこかで何かを削って活動していくことになります。私達は企業等が立ち上げたプロジェクトではなく、公立学校によるプロジェクトです。全てのことが初めてで、正直戸惑いが隠せません。

私たちのプロジェクトは（all or nothing）というシンプルプランで最初の目標額が達成できなければ集まった支援金を1円も頂くことができないプランになっています。クラウドファンディングに挑戦することが初めてなので、どれほどの支援が集まるのかも想像できず目標額が低いほど達成できると助言をいただき初めの目標額を50万円に決めました。

最初の目標を達成できたことで皆様から頂いた支援金を受け取ることができるようになりました。ありがとうございます。

今回のプロジェクトは8月5日まで挑戦できますのでネクストゴールを100万円に設定し、集まった支援金でより充実した活動になる資金に充てたいと思っています。仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、わずかな自己資金を補填して実施しようと思いますが皆様からの多くのご支援を頂けますと幸いです。

 

誠に恐縮ですが更なる活動充実の為に皆様の温かいご支援を引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

 

★ネクストゴール金額：100万円

★材料費、作業費を充実させアート面積の拡大の費用に充てさせていただきます。

▼自己紹介

　海を背に急な坂道を登りきると私の勤める「貝掛中学校」があります。創立は、４６年前。山を切り開いて建てた新しい緑の校舎の「貝掛中学校」に私は、入学しました。

中学生として３年間、母校の教諭として１２年間、教頭として１年、校長として５年目を迎え、貝掛中学校で２１年を過ごすこととなります。

自身の母校で勤めるということは、想像以上の喜びでした。友だちの子ども、近所に住んでいた子ども、親戚の子ども、そして更には、教え子の子どもを中学生としてその成長に寄り添えることで母校「貝掛中学校」への愛情は、より深く、より強いものとなっています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

　私たち貝掛中学校の合言葉は「人の気持ちにつながろう」

いつでもどこでもどんなときでも、この言葉がキーワードの学校。荒れた時代も経験しました。生徒の心に気持ちも言葉さえも届かない、そんな時代もありました。しかし今、教師と生徒が、教師と教師が、生徒と生徒がお互いを思いやり心通わせる、穏やかな時間が流れる学校となりました。

　ところが、２０２１年３月６日（土）の朝、誰かの手によって第２グラウンドの壁に大きな落書きがされていたのです。それまでにも幾度ともなく書かれた落書き。そのたびに消した痕が散在する大きな壁。新たな落書きを消す、その手が悔しい、悲しい、寂しい、と感じそして心が痛みました。改めて学校を「大事に」想うということに気づかされました。そこで生活する生徒だけでなく、生徒を包む学校を、その家族を、卒業生を含むこの貝掛の地域を私は愛していると。そして私と同じように、貝掛中学校に関わる全ての人たちに貝掛中学校を愛してもらいたいと強く強く願いました。

ペンキで汚れた大きな壁を見上げながら、この「ピンチをチャンス」に変えてみせる。コロナで部活動ができない、学校行事や毎日の授業も制約がある子どもたちの生活に、みんなで力を合わせること、一緒に何かを作り上げること、今しかできない、ここでしかできない何かをやってみせると決めたのです。

▼プロジェクトの内容

　①学校全体でこのプロジェクトの意義の共有

　②壁に描くデザインの募集（生徒）

　③美術科教師と美術家による全体像の決定

　④校区保育所・幼稚園・小学校を含む地域の方や卒業生、元職員への案内

　⑤アーティストと生徒・職員によるWall　art　の作成

　⑥貝掛中学校に関わる方と賛同していただけた方を招待して、除幕式とお披露目会

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

　「貝掛中学校が、愛されること」

　壁は、４６年間毎日、子どもたちが登下校する姿を見守ってきました。長い年月、雨の日も風の日も、山火事の被害にあった日も、子どもたちの疲れた顔、汗びっしょりの顔、泣きながら帰るのを見送る日もありました。それでも次の朝は、どの顔も朝日に向かって希望に満ちた笑顔が学校に向かいます。風雨にさらされ、落書きでよごれたこの壁も　Wall  art　で生まれ変われば、もう一度背筋を伸ばして「いってらっしゃい」「気をつけておかえり」と子どもたちの安全を見送ることでしょう。この企画を経て、子どもたちがより学校を大事に想うようになり、地域に支えられていることに気づき、保護者を含む地域の方が頑張っている子どもたちの姿を応援に行こう！と坂道を登ってもらえるそんな学校にしたい。

Wall　art　の企画が、子どもたちと地域の「人の気持ちにつながる」取り組みの大きな一歩になるに違いありません。

貝掛中学校公式マスコット「ヤド貝ちゃん」のモザイクアート

 

近隣の小学校での出張あいさつ運動の様子

 

地域の方々との交流イベント「はっぴぃデイ」の様子

 

中学生も盛りあげています！！

 

▼アーティストの紹介

Madblast Hiro

岐阜を拠点に壁画制作・ライブイベント・展示会を行う。柳ケ瀬高島屋商店街にて路上アートギャラリーのプロデュースを4年間行い県内外16名の作家、計52点の作品を商店街内に展示。岐阜繊維問屋街では高さ16ｍの壁画を制作。通路内の壁画制作にも携わる。独自の模様をブロックのように積み上げる表現を使い具象と抽象の狭間の表現を突き詰める。

略歴

‐2016年‐

TicTac Presents G-SHOCK「勝手に広告展」最優秀賞

G-SHOCKビジュアル制作にて公式コラボ

‐2017‐

BETONESデザインコンテスト2017　最優秀賞

個展MADBLAST HIRO Solo Exhibition　「BUG」  @White Cube

-2018年-

Sony`s FES watch U 公認クリエーター採用

 

2015年～2018年

柳ケ瀬商店街、高島屋商店街路上アートギャラリープロデュース

2019年～保見アートプロジェクト参画

2020年、2021年～岐阜繊維問屋街ウォールアートプロジェクト参加

 

ホームページ

https://www.madblasthiro.com/

YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCZ2MK_RfJDODbVXf_NqxYKw

 

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【プロジェクト終了要項】

●開催日時    
2021年8月6日　9:00〜16:00
2021年8月31日9:00～16:00

●開催場所    
阪南市立貝掛中学校

●主催者    
阪南市立貝掛中学校　生徒指導担当　井上　雄翔

●イベント内容    
長年に渡って落書きやイタズラをされてきた通学路の石壁を生徒、保護者、地域の方々、デザイナーさんと一緒にウォールアートに挑戦し、今まで以上に地域と繋がりを感じる自慢の学校にしたい！