
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 173人
- 募集終了日
- 2025年5月26日

五浦美術文化研究所|雨漏り進む有形文化財・長屋門に一刻も早い修繕を
#地域文化
- 現在
- 2,924,000円
- 寄付者
- 93人
- 残り
- 34日

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,262,000円
- 寄付者
- 2,837人
- 残り
- 30日

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 2,732,000円
- 支援者
- 250人
- 残り
- 2日

絶滅の危機に瀕しているシマアオジ 彼らのいる景色を取り戻したい
#国際協力
- 現在
- 3,897,700円
- 寄付者
- 312人
- 残り
- 1日

【静岡県竜巻】緊急支援を開始!被災地を応援してください
#災害
- 現在
- 568,000円
- 寄付者
- 69人
- 残り
- 21日

消滅寸前・住民3人の秘境|心と身体を整える「雲隠れの里」に再生へ
#地域文化
- 現在
- 7,719,000円
- 支援者
- 223人
- 残り
- 20日

野生に帰れない猛禽類のために|猛禽類医学研究所マンスリーサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 524人
プロジェクト本文
終了報告を読む
・はじめに
プロトレイルランナーの山本健一です。私は山梨県韮崎市で生まれ、甲府盆地を取り囲む山々で活動するうちに、山に魅了され、その後トレイルランニングに出会いました。今回のクラウドファンディングは、その甲府盆地の縁をぐるりと一周280km走る「甲斐国ロングトレイル HIRAGA JUN CUP」をより多くの人に楽しんでいただくために、初期費用をサポートしていただきたく立ち上げました。山梨の山々、里の魅力を深く知っていただくためのお願いです。
・甲斐国ロングトレイルについて。
韮崎を起点に、茅ヶ岳から山へと入り、稜線を繋いでいく周回ルートです。
〈スタートして一つ目のピーク、茅が岳〉
全長およそ280km、累積獲得標高はおよそ19300m。この長い道のりを4泊5日かけて走破します。地元・山梨のトレイルを走りながら、「甲府盆地の周りの山々をつなげて、ひとつのコースにできるのではないか?」と思い始めたのは10年以上前のこと。地元の友人たちと「甲斐国ロングトレイル」と名づけて、調査を進めました。2019年に半分の150キロほどを32時間かけて走り、コロナ禍で海外遠征ができなくなった2020年に初めて、今回のコースより少し長い336kmを4日と23時間28分かけて走破することができました。北の金峰山、東の大菩薩嶺をはじめとする甲州アルプス、南の御坂山地など、西の南アルプス、甲府盆地を取り囲む、全部で53の山頂を踏んだことになります。
〈こちらの地図は過去のプレイベントのものです〉
「甲斐国ロングトレイル」には、地元・山梨を知って欲しい、楽しんで欲しいという思いが込められています。ルートを設定する際には、今ではほとんど歩く人のいなくなってしまった古道を復活させたいと考えました。例えば、甲府にある麓の金桜神社から金峰山へと登る道は、かつて修験道として開拓されたもの。頂上にある本宮の五丈石へと登る道は、今ではほとんど使われておらず、ガイドなしにはわかりづらい道です。修験道や先人が生活のために拓いた道へと足を踏み入れることは、登山道の維持につながると考えています。また、古道を歩くことは、歴史への旅も意味します。甲斐国として成立した7〜8世紀から続く歴史の蓄積を体感することのできる5日間になるはずです。そして、山行の道中には、麓の町へと降りて、温泉に入って体を休めます。山梨の山を走り、地元の食材を食べ、名湯に浸かる。過疎地域の復興や山岳県・山梨の魅力を伝えるのに、これほど適していて、かつ贅沢なイベントはないと考えます。
・HIRAGA JUN CUPについて。
このイベントには「HIRAGA JUN CUP」というサブタイトルがついています。それは、私の韮崎高校山岳部時代の先輩であり、山岳カメラマンとして活躍した平賀淳さんの意志を継ぐためです。
〈平賀淳さん〉
「甲斐国ロングトレイル」の発案者である平賀さんは生前、ヒマラヤや南米への旅から帰ってくると、一人で山へ入り、調査を進めていました。私たちは会うたびに、深い部分まで山梨を知ってもらうために甲斐国ロングトレイルを作りたいと、話し合っていました。しかし2022年5月、平賀さんは撮影で訪れていたアラスカで、氷河のクレバスに滑落して亡くなってしまいます。ある時、トレイルランナーでもある身延山武井坊住職の小松祐嗣さんと一緒に山を走っている際に、人の最期について漠然とした質問をしたことがあります。小松さんは「私も勉強中だけれど」と前置きをして、「人の記憶から消えた時が本当の死なんじゃないだろうか」と答えてくれました。平賀淳の名前をみんなの記憶の中に生かし続けるためにも、彼が発案し、背中を押してくれた「甲斐国ロングトレイル」に、「HIRAGA JUN CUP」というサブタイトルをつけています。
(平賀さんご遺族からプロジェクトを行うこと、名称と画像掲載を行うことの許諾を取得しております。)
・クラウドファンディングのお願い。
これまで「甲斐国ロングトレイル HIRAGA JUN CUP」は、趣旨に賛同していただける経験豊富なアスリートのみで行っていました。未知の部分が多く、およそ300kmという超長距離の旅では、ある程度以上の経験が求められます。体力はもちろん、危険に対する察知能力、仲間と行動を共にする協調性など、長い旅を楽しむためにはさまざまな要素が必要となります。2019年の試走から数えて7年目に当たる今年2025年に、初めて多くの愛好家の皆さんからも公募をします。超長距離のリスクは変わりませんが、サポート体制を万全にして、山梨の山を存分に楽しんでいただきたいと思っています。
〈2022年の様子〉
〈2023年の様子〉
今回の旅でも、百戦錬磨の強者にサポートしていただく予定です。日本でもっとも過酷な山岳レースと言われるTJARで四連覇を果たした望月将悟さん、世界最高峰のロングレースと言われるトルデジアンで入賞を果たしている鈴木博子さんをはじめ、私よりも山に強いメンバーたちが参加を予定してくれています。5日間すべての食費、滞在費、サポート費など、参加者にも相応の負担をしていただくことになるのですが、この先、長く「甲斐国ロングトレイル HIRAGA JUN CUP」を続けていくための、初期費用のサポートをお願いしたく、クラウドファンディングを立ち上げました。具体的には、宿泊場所となるテントやその他生活用品などの購入費、安全管理のためのトランシーバー購入費、誰もが甲斐国ロングトレイルが理解できる参考書制作費などに当てさせていただく予定です。すべてを一度に歩かずとも、限られたルートを歩くだけでも、山梨の山々の魅力はきっと伝わるはず。そのための資料づくりにも使わせていただきます。
(望月さん、鈴木さんからプロジェクトを行うこと、名称と画像掲載を行うことの許諾を取得しております。)
・甲斐国ロングトレイル実行委員会会長、私、山本健一について。
1979年山梨県韮崎市で生まれ、韮崎高校山岳部で鍛えられ、信州大学時代にはモーグル選手として活動しました。トレーニングの一環として山を走っていたことをきっかけにトレイルランニングを始めました。
高校教師をしながらトレイルランニングの大会、特に100マイル(およそ160km)のレースに参戦するようになります。2012年には日本国内で初めて開催された100マイルレース「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」では3位入賞、同年8月には「グランレイド・デ・ピレネー(ピレネー大耐久レース)」で優勝など、30代は年に一度の海外レースをライフワークとしていました。
〈ピレネー山脈を走る〉
海外レースへの想いを抑えられず、高校教師を辞職して、現在はプロトレイルランナーとして活動しています。アンドラ公国、フランス領レ・ユニオン島、スペインバスク、スイスモンテローザでの100マイル、また200マイルレースであるイタリア〈トルデジアン〉などに参加してきました。
これら海外のレースを転戦した経験が、今回の「甲斐国ロングトレイル」構想の礎になっています。トレイルランニング、特に100マイルレースは距離が長いために、走っている時間は旅をしているようなもの。土地の地形、風土、あるいは食や歴史、文化といったものを強烈に肌で感じる時間になります。もちろん人との交流も大きな要素で、海外レースを転戦したおかげで、海外にも多くの友人を持つことができました。
〈100マイルを走る仲間は私にとって同志です〉
昨年、膝の手術を行い、実は現在もリハビリ中です。
以前のように100マイルを通して走ることはまだ難しい状況ですが、「甲斐国ロングトレイル」のコンセプトである「山梨の大自然を楽しむこと」には支障はありません。
目標金額 300万円
目標金額の使途および実施する内容
・生活品購入費(大型テント6張り、ストーブ5台、投光器2基、発電機2基、テーブル、椅子、炊事用品、などの)として使用します。
・安全管理のためのトランシーバー購入費として使用します。
・ルートの歴史や特徴、より良い歩き方について記した「甲斐国ロングトレイル解説本」(仮称)の制作費として使用します。
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、企業協賛金、参加料、自己負担金を利用するなどして、必ず予定していた規模の実施内容の通り実行致します。
・最後に、想いを。
「甲斐国ロングトレイル HIRAGA JUN CUP」は、慣れ親しんだ身近な場所にも、非日常があることを教えてくれます。仲間と共にひたすら山を歩き、名湯に浸かり、ふるさとの食材を食べて、寝る。これ以外には何もありません。でも、それが、どれほど幸せなことか。私が山からもらった多くのものを、少しでも分け合いたい。そのための取り組みにご賛同いただけたら幸いです。いつか、山梨の山中でお会いできることを楽しみにしています。
(プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情によりイベントが開催できなかった場合、翌年に延期して使用させていただきます。)
- プロジェクト実行責任者:
- 山本健一(甲斐国ロングトレイル実行委員会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年11月9日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
甲斐国ロングトレイル実行委員会が、2025年甲斐国ロングトレイルHIRAGA JUN CUPにおいて、初めて一般募集するにあたり、初開催に必要な物資(大型テント6張り、ストーブ5台、投光器、発電機、テーブル、椅子、炊事用品など)の購入に使用します。 安全管理のためのトランシーバーを購入します。 また、ルート紹介や歴史、より良い歩き方、についての「甲斐国ロングトレイル解説本」の作成に使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 参加費により補填、賛同をいただいた企業様からの協賛により補填
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プロフィール
山梨県甲府盆地のまわりの山々とその麓の町を歩いて繋ぐ、甲斐国ロングトレイルです。山登りを楽しみ、景色を楽しみ、食事を楽しみ、温泉を楽しむ。魅力いっぱいの甲斐国ロングトレイルです。国内外にその魅力を発信していきたいです。よろしくお願いいたします。
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リターン
5,000円+システム利用料

応援コース①
今回作成する甲斐国ロングトレイルオリジナル解説本(仮)をお送りいたします
- 申込数
- 48
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料

応援コース②
今回作成する甲斐国ロングトレイルオリジナル解説本(仮)をお送りいたします
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料

応援コース①
今回作成する甲斐国ロングトレイルオリジナル解説本(仮)をお送りいたします
- 申込数
- 48
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料

応援コース②
今回作成する甲斐国ロングトレイルオリジナル解説本(仮)をお送りいたします
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
プロフィール
山梨県甲府盆地のまわりの山々とその麓の町を歩いて繋ぐ、甲斐国ロングトレイルです。山登りを楽しみ、景色を楽しみ、食事を楽しみ、温泉を楽しむ。魅力いっぱいの甲斐国ロングトレイルです。国内外にその魅力を発信していきたいです。よろしくお願いいたします。










